プロフェッショナル シンキング (BBT大学シリーズ)

制作 : ビジネス・ブレークスルー大学 
  • 東洋経済新報社
3.61
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本棚登録 : 217
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492522158

作品紹介・あらすじ

すべての日本人、必読!

今後、自らが置かれた市場がどう変化していくのか。何が起きるのか。
顧客の未来はどうなるのか。そして、未来の顧客はどうすれば発見できるのか。
本書では、このような疑問に答えるための「武器」を提供する。
未来は、自らの思考力で切り開け!

「本書は、“答えのない世界”において、
ひるむことなく答えを模索する“思考力”と
行動する“勇気”を、徹底的に鍛えるための一冊である。
安穏として現状に満足するか、自らの思考力で
未来を読み、未来を切り開くか。
志の高い読者が、本書を自らの糧としてくれることを願っている」――監修:大前研一

感想・レビュー・書評

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  • 新規事業創出のミッションにて再読。バック&フォアキャスティング両方やって、その交点を見つけて、ペルソナ手法/駅ストリームユーザーに落とし込み、B2Bなら意思決定者を含むステークホルダー分析。未来から戻ってくるバックキャストはシナリオプランニングだけど説明は薄いので専門書の参照世要。フォアキャスティングは6C、3C+Controller(法規制など制限要素)+Collaborator+Channelとマクロとマーケの要素を足しこんだもので当該事業領域を過去から時系列に見て未来を先読みする。と言うは易し。

  • オンラインのビジネス・ブレークスルー大学で取り上げられている論理的思考、問題解決手法。
    思考逃避の要因を取り除き、なぜかを問う。市場の未来を見通すための「アナロジー思考」と「プラットフォーム思考」。顧客の未来を見通す「事業構造と顧客交点アプローチ」「時間軸と顧客交点アプローチ」「顧客個人の内面と外部交点アプローチ」。未知の問題を自分で考えると同時に多様な人たちとの討議を通じて集団IQに高めていく。
    本を読み、提示されている問いに取り組むことで、思考トレーニングが求められているが、個人的には実際に取り組むには、自身の課題意識、環境など、ハードルの高さを感じた。また、集団IQのためのプラットフォーム(場)も含め、そこまでの取り組みを求められていないことを自覚した。
    15-245

  • フォアキャスティングをしてからバックキャスティングをする方法。シナリオプランニング。価値曲線。時代分析。6cなんかが、使えそうだと思いました。
    積極的に活用したいと思います。

  • MITの『ビジネス・クリエーション』、ピーター・ティール『Zero To One』より、それらより日本の企業文化に寄り添い、それらより誰でもすぐ出来そうな内容に落とし込んだビジネスイノベーション思考法。前の二つはどちらかといえばスタートアップ寄りだが、本書は現状の課題解決〜未来へのイノベーションなど幅広く取り上げてる。

    とっても読みやすく、分かりやすい。大体が常日頃からBBTの媒体で言ってる事だけど、より具体的かつ最新事例を盛り込んでるところが良かった。

  •  大前研一監修。答えのない世界において、怯むことなく答えを模索する思考力をみにつけるべしという強いメッセージを持った本。大学院の意思そのものだ。
     まず初めに、思考逃避をもたらすバリアに触れている。組織の作法や空気を読み過ぎて変化することをしない、疑問を持っても質問しないことなどの弊害を超えることが必要と。疑うこと、なぜそう考えたのかということを日々やること。
     次に①ある程度予測できる未来と②新しい未来を作り出すという2種があることを前提に、①はアナロジー思考とシナリオプランニングが②はデザイン思考とプラットフォーム戦略が役に立つ。
     アナロジーとは類推のこと。ある事象を他に使えないかと考えることで、ビジネスチャンスが生まれること。シナリオプランニングとは、これから起こる環境変化を複数検討してシナリオ化し、どのシナリオが現実化した場合にも対応できるようにする思考法。ロイヤルダッチシェルがオイルショックを乗り切ったときに使われた方法で有名に。
     デザイン思考とは、「実行可能なビジネス戦略にデザイナーの感性と手法を用いて、顧客価値と市場機械の創出を図る」こと。実際に個別の人を観察して、何が問題なのか仮説を構築し、試作品を作りそれを使ってもらって検証するというプロセス。まさに、iPodが例。プラットフォーム戦略は、楽天やアマゾンのような場を提供する戦略。
     最後は、時間軸と顧客交点を考えること。顧客の未来を考えるための3C分析から6C分析まで確り分析する。
     学びを活かすこと。頑張らねば。

  • 7年も前からこういう議論をしているのに、まだまだ浸透しないのはどういうことだろう…。

  • 問題解決について大きな視点から書いてあり読みやすい。身近な事例も挙げられていてイメージしやすい。

  • 2020/12/29

  • レビュープラスで御献本頂きました。
    レビュー書かねばば。。

  • 理論だけでなく、実際にどのように論理を展開して考えていけばよいのか、演習形式で実践的。

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著者プロフィール

ビジネス・ブレークスルー大学 副学長 経営学部長 教授。株式会社荏原製作所独立社外取締役、取締役会議長、公益財団法人日米医学医療交流財団専務理事。東京大学工学部、同修士課程修了。シカゴ大学経営大学院修了。日本鋼管(現JFE)、マッキンゼー・アンド・カンパニー、日本郵政株式会社専務執行役、東京スター銀行COO、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)調査統括・原子力損害賠償・廃炉等支援機構参与、東京電力調達委員会委員長等を経て現職。

「2019年 『組織にいても独立しても自分の価値を高め続ける インディペンデント・シンキング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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