- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492522158
作品紹介・あらすじ
すべての日本人、必読!
今後、自らが置かれた市場がどう変化していくのか。何が起きるのか。
顧客の未来はどうなるのか。そして、未来の顧客はどうすれば発見できるのか。
本書では、このような疑問に答えるための「武器」を提供する。
未来は、自らの思考力で切り開け!
「本書は、“答えのない世界”において、
ひるむことなく答えを模索する“思考力”と
行動する“勇気”を、徹底的に鍛えるための一冊である。
安穏として現状に満足するか、自らの思考力で
未来を読み、未来を切り開くか。
志の高い読者が、本書を自らの糧としてくれることを願っている」――監修:大前研一
感想・レビュー・書評
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フォアキャスティングをしてからバックキャスティングをする方法。シナリオプランニング。価値曲線。時代分析。6cなんかが、使えそうだと思いました。
積極的に活用したいと思います。 -
MITの『ビジネス・クリエーション』、ピーター・ティール『Zero To One』より、それらより日本の企業文化に寄り添い、それらより誰でもすぐ出来そうな内容に落とし込んだビジネスイノベーション思考法。前の二つはどちらかといえばスタートアップ寄りだが、本書は現状の課題解決〜未来へのイノベーションなど幅広く取り上げてる。
とっても読みやすく、分かりやすい。大体が常日頃からBBTの媒体で言ってる事だけど、より具体的かつ最新事例を盛り込んでるところが良かった。 -
大前研一監修。答えのない世界において、怯むことなく答えを模索する思考力をみにつけるべしという強いメッセージを持った本。大学院の意思そのものだ。
まず初めに、思考逃避をもたらすバリアに触れている。組織の作法や空気を読み過ぎて変化することをしない、疑問を持っても質問しないことなどの弊害を超えることが必要と。疑うこと、なぜそう考えたのかということを日々やること。
次に①ある程度予測できる未来と②新しい未来を作り出すという2種があることを前提に、①はアナロジー思考とシナリオプランニングが②はデザイン思考とプラットフォーム戦略が役に立つ。
アナロジーとは類推のこと。ある事象を他に使えないかと考えることで、ビジネスチャンスが生まれること。シナリオプランニングとは、これから起こる環境変化を複数検討してシナリオ化し、どのシナリオが現実化した場合にも対応できるようにする思考法。ロイヤルダッチシェルがオイルショックを乗り切ったときに使われた方法で有名に。
デザイン思考とは、「実行可能なビジネス戦略にデザイナーの感性と手法を用いて、顧客価値と市場機械の創出を図る」こと。実際に個別の人を観察して、何が問題なのか仮説を構築し、試作品を作りそれを使ってもらって検証するというプロセス。まさに、iPodが例。プラットフォーム戦略は、楽天やアマゾンのような場を提供する戦略。
最後は、時間軸と顧客交点を考えること。顧客の未来を考えるための3C分析から6C分析まで確り分析する。
学びを活かすこと。頑張らねば。 -
7年も前からこういう議論をしているのに、まだまだ浸透しないのはどういうことだろう…。
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問題解決について大きな視点から書いてあり読みやすい。身近な事例も挙げられていてイメージしやすい。
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2020/12/29
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レビュープラスで御献本頂きました。
レビュー書かねばば。。 -
理論だけでなく、実際にどのように論理を展開して考えていけばよいのか、演習形式で実践的。