お金原論

著者 :
  • 東洋経済新報社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492314814

作品紹介・あらすじ

お金の不安をほったらかしにしていませんか?
あなたの現在地を知り、これから取るべき具体的なアクションがわかる!

お金はあなたの人生を写す鏡である。ますます経済力、信用力で格差が拡大する時代である。貯め方、使い方、稼ぎ方、働かせ方、維持管理、社会還元など、お金の考え方について、あなたはどこまで身につけ、どの段階にいるだろうか。本書では、お金との付き合い方を各ステージに分類し、具体的な行動リストを紹介しながら、徐々にレベルアップをしていき、お金に縛られない自由でゆとりある人生を送るための方法を考える。いわばお金から見た自己啓発書でもあり、リベラルアーツとして知っておきたいお金の知識をまとめたものである。

感想・レビュー・書評

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  • お金とは、信用経済の軸の1つである。お金が人生では決してないが、お金というレンズで人生を俯瞰すると解き明かせることがたくさんある。その意味で、お金に無頓着なのは、自分の人生に無頓着なのと同意なのだろう。

  • 2021年22冊目。満足度★★★★☆ いただいた本。考えながら、読みました。

    Think Money. Think Life.

  • あんまりいい本じゃないと思うな

    欲求段階説とか、いまじゃ古いと言われている

    いくら富んでも、お金の使い方は人それぞれだと思う

  • サブタイトルが、30代で知っておきたい「お金の知性」の高め方と書いてあるが、20代でも10代でも、お金について知っておいて損はないし、むしろ知っておくべきと感じる。お金の教養をリベラルアーツと表現していたり、お金に関する教養を7つの力に分類していたり、両学長ファンにお勧めしたい一冊。タイトルは固めだけど、中身はトレンドに触れていたり、文章も読みやすく書かれていて、とても良き。3年後か5年後にも一度読みたい。

  • ゆったりと楽しく読むことができました。

    ただの紙である紙幣がお金として価値があるのは、その価値を人が「信用」しているからだよね。
    「信用」ってとても大事だよね。
    と、人として大切にしたい考え方をお金の視点から学べた気がします。

    また、仕事をする上でも付加価値をつける誠実性も大切だよね。と、改めて考えさせられました。

    なんだか背筋が伸びる本でした。

  • お金について考えることがタブーと思っていたが、段々その感覚がなくなりむしろきちんと考えないとなってきている。著者の別の本が面白かったので読んでみたが、これもなかなか面白かったし取り入れたいことが多かった。また個別の金融商品やテクニックを薦めていないところもよい!

    印象に残ったこと↓
    ・お金は数値管理 
    ・信用を見える化したもの 
    ・お金の生活習慣病①つい余計なものを買う②安いときのまとめ買い③ストレス解消の衝動買いや飲み会④宝くじを買う⑤セール時の買わないと損
    ・節約で経験を失っている、チャンスを捨てている
    ・お金の3つの機能①交換②価値尺度③価値を貯蔵できる
    ・貯め方 2割:6割:2割=先取り貯蓄:生活費:自己投資
    ・お金の教養のSTAGE

  • 「儲ける」という漢字は「信じる者」と書く。
    信用のあるところには自然とお金が集まってくる。
    しかし、信用を築かずに得たお金は、遅かれ早かれ、人を遠ざけていく。
    そして、お金があるのに幸せを感じられない、不幸な人々を生み出す。

    「魚の釣り方を教える」という社会還元
    魚をダイレクトに提供することも良いが、魚の釣り方を社会に教えていくやり方。

  • 心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。
    習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。

    お金というものは、人類最大の発明ともいっても過言ではないほど、便利な道具であるということだ。

    お金は信用を見える化したものだ。

    まずは最も効率の良い投資先である自分の「頭脳」にお金と時間の投資を行おう。積極的な自己投資こそが、大きく人生を変化させていく基盤を築くのだ。

    他責から自席へと思考をチェンジできると、生きることが楽になる。他人を変えることができない。他責で考えると「なぜあの人は思いどおりに動いてくれないのだろう」と、変えることができない他人にイライラが募るが、自責で考えれば「自分が変わればよいのだ」とわかる。

  • 何だか読みにくいのは私にお金持ちマインドがないからなのか、単に合わないからなのか…
    もう少し突っ込んだことはセミナーに参加しないと知れないのかな

  • 頑張っているということで生まれる信用が必要条件→お金を生み出す条件

    信用とマーケットを見抜く力がシナジー効果が生まれる

    お金とは信用を見える化したもの

    悪い習慣は意識をしなければ断ち切れない

    お金はあくまで便利な道具にすぎない

    お金の教養
    額歴。お金を扱う力。
    お金という側面から、人間性を育み、社会の中で信用を得て、経済的、心理的に豊かな人生を手に入れるための教養。

    手取り収入を2対6対2に分ける。
    貯蓄2割。自己投資2割。

    周りの100人の中で絶対に負けない何かにフォーカスをあてる。

    自由な状態とは、やりたいことを自分で定め、お金や時間といったものの制約を受けずに多くの選択肢の中から実現に向かっていける状態

    経験がなければ違和感も生まれない

    お金の管理能力。まずはお金の生活習慣を見直し、家計を健全化する。

    自分の頭脳にお金と時間を使うのが最も良い投資先。

    ステージ3ではいろいろな経験を買う

    ステージ4では、人生にバイアスをかけない生き方ができるようになる

    ステージ5では、本質的な豊かさにあふれている

    情報を正しく扱える力

    保有資産の1割で様々な種類の金融商品に投資し、未来の専門分野を探し出す。

    ステージ1と2では、分散して幅広く経験。
    ステージ3と4では好きで得意な分野を見つけ、時間と知識とお金を集中させる

    負債の力を活用してスピードアップして資産を増やす

    金融広報中央委員会では金銭の教育を、
    人間形成の土台となる教育
    いきる力を育てる教育
    として、モノやお金を大切にし、資源の無駄遣いを避ける心配りを身につけさせ、それを通じて望ましい人格の形成をめざす教育を行う教育概念

    自分資産という社会還元

    資産を社会に回すという社会還元

    お金の教養ステージを高めることは、人格を育み、人生にとってかけがえのないものへとつながっていく

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著者プロフィール

ファイナンシャルアカデミーグループ代表/一般社団法人金融学習協会理事長
日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じて、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立し、代表に就任する。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークでスクール運営を行う。義務教育では教わることのなかったお金との正しい付き合い方を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かで、ゆとりある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着を目指している。
『「仕組み」仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『お金言論』(東洋経済新報社)、『お金の教養』(大和書房)、『52歳からのお金のリアル』(プレジデント社)など、これまでに上梓した著書は約30冊、累計150万部を超える。著書は、韓国、台湾、中国でも翻訳され、発売されている。

「2019年 『最強の定年前マネジメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

泉正人の作品

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