ChatGPT時代の文系AI人材になる

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  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492047392
#AI

作品紹介・あらすじ

ジブンの得意×AIを操るチカラ=GPT時代の知的生産術ChatGPT時代のAIは「ことばで動く」ので、文系人材でも自由自在に操ることができます。自分の得意なこと、専門分野にAIを活かして、知的生産力をアップしよう。本書で解説しているのは、ChatGPTの仕組みや使い方だけではありません。ChatGPTが引き起こした知的生産革命にどう対応するのか?自身のスキル向上をどう図るか? その具体的な方法を解説しています。

感想・レビュー・書評

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  • GPTとはなんぞ?くらいのレベルでしたが、用語の解説やChatGPTでできることなど分かりやすく書かれていて、おぼろげながら形をつかむことができました。

  • わかりやすくこれからどうAIと一緒に仕事をしていくかが理解できた。
    ホワイトカラーは専門職ほどAIに置き換えられていく可能性が高い。
    意外に雑用系の仕事が生き残っていくのかも。
    企業のAI導入事例も豊富で具体的でわかりやすい。
    これからは接客応対もほとんどAIでめったに人とコミュケーションすることもできなくなるのかな。
    科学技術が未来を明るくしてくれると思っていたのに、
    孤独で管理される社会になってしまう恐れもあり未来に生きていく自信がちょっとなくなってきた。

  • 『感想』
    〇技術力のある理系よりも、言葉を操る文系の人間の方がAIを扱えるという、勇気を持てる言葉をいただいた。

    〇入口はわかりやすかったが、すぐに専門用語の解説や構造、使われている事例になっていき、実際にGPTを使いながら読むべき本であった。

    〇今やどういう構造をしているのかを知らなくても扱えるようになっているが、それではAIを操るまではいかなくて、勉強した者が重要な人材にいなっていくわけだ。

    『フレーズ』
    ・人がどんな回答を好むか、不快に思うことは何か、人間界では何が常識で正しいのかといった要素を習得することを「アラインメント」と呼びます。旧来のAIと比べて、GPTはこのアラインメント力が飛び抜けていると言われています。感情やニュアンスを汲み取り、適切な返答を行うことができるため、人間に寄り添う力が非常に強くなっています。(p.89)

    ・GPTは個別の学習がない素の状態(ゼロショット)での精度が驚くほど高いです。(p.90)

    ・トークンとは、GPTを利用する際の情報の単位です。(p.119)

    ・言葉で動くAIと共生する未来を想像するならば、プログラミングよりもAIを操る「プロンプト力」を磨くべきであることが、自然なことだと感じていただけるのではないでしょうか。(p.205)

  • 初心者向け
    図表が多くわかりやすい!
    初心者向けなので、用語の説明や原理は簡易化されているが、なんら問題ない

    具体的な活用例、実際に使用する際のプロンプトの作り方、コピペ可能で明日から使える!

  • ChatGPTの登場により、プログラムや理系的な専門知識がなくても、誰でもAIを使うことができる時代になりました。

    この本では、ChatGPT時代に必要な7つのAI関連スキルを紹介しています。AI人材になるために、日常生活でAI活用の可能性を考えたり、AI基本用語や仕組みを理解したり、最新事例を集めることだと述べています。さらに、AIを利用した企画立案やAIマネジメントについても、この本で説明しています。これらの力を身につけることが、これからのAI時代に生き抜く上での道しるべとなります。

    AIを操るチカラを身につけてAI人材になりたい方や、ChatGPTを言葉で操作する能力(プロンプト力)を学んでChatGPTをご自身の業務に活かしたいという方にオススメしたいです。

  • 想像できないものは実現しないように
    AIで何ができるかを知るための入門書

    ・AIの基本、仕組み
    ・AIでできることを企画する
    ・実現するプロンプト力を磨く
    ・できることの事例インプット

  • GPTの仕組みが文系にもザックリ分かります。とてつもない大規模な言葉の海から、とてつもない数のパラメータで計算して、「次の言葉を予測する」、ということ。大規模データによる大規模計算だからこそ広いテーマも扱えるが、ペルソナや状況の指示、特定分野の特定情報による学習でさらに精度が上がる。確かにどう使っていけるか、さもなくば、GPTが関わらない分野をどう確保していくか、その双方が課題なんでしょうね。

  • ジブンの得意×AIを操るチカラ=GPT時代の知的生産術
    ChatGPT時代のAIは「ことばで動く」ので、文系人材でも自由自在に操ることができる
    ChatGPTの仕組みや使い方だけではなく、
    ChatGPTが引き起こした知的生産革命にどう対応するのか?
    自身のスキル向上をどう図るか? その具体的な方法を解説している(あらすじより)
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    タイトルの通り、生成AIを扱うスキルの重要性を書いた本。
    昔はプログラムを書ける人やシステムを作れる人=理系がAIの中心だったけれど、生成AIが発展してきた今、いかにプロンプトを操り業務に生かしていくか、が大切になる。

    基本的な用語の解説や使い方も分かりやすく、後半は具体例もたくさん載っていて、今の私は少し早かったけれど、実際仕事で使うときになれば、読み返したい1冊。

  • 文系の本と謳ってるように、AIの基本用語やAI人材になるために必要な要件などを平易な言葉で書いてくれて分かりやすかったです。最後に多数の事例が載ってるのですが、その事例一つ一つの内容が薄いので、もう少し深掘りしてくれた方が理解が進んだと思いました。

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著者プロフィール

株式会社ZOZOテクノロジーズ VP of AI driven business
日本ディープラーニング協会 人材育成委員メンバー
ZホールディングスのZOZOで様々なAIプロジェクトを推進するかたわら、大企業やスタートアップのAI顧問・アドバイザーやAI人材育成も実施。「ビジネスパーソンの総AI人材化」をめざし活動中。著書に『文系AI人材になる』(東洋経済新報社)など。

「2021年 『管理職はいらない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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