みだれない生き方─意識するだけで結果に愛される27のヒント

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  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492044827

感想・レビュー・書評

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  • ヒントにはなる

  • 自律神経を整える。心を整えるのではなく、科学的根拠に を示している。特に副交感神経に重点を置いているのではないか。深呼吸をし酸素を身体全体に行き渡らせるイメージを持つ。また血流が大事。

  •  小林弘幸 著「みだれない生き方」、2012.12発行です。大切な事はただひとつ「自立神経のバランスを整え、血流をよくすること」。自律神経のバランスをよくする上で、最も大切なのは、睡眠。そして、姿勢をよくして深い呼吸をすることだそうです。ため息も有効だそうです(^-^) 血流が悪かったら、何をしてもダメ。まず血流をよくすることから!
     自律神経のバランスがいいと、ベストパフォーマンスが出る。一般的に、交感神経が優位で、副交感神経が下がったままの状態になりやすい(年を取ると特に)。(体は嘘をつかない) 小林弘幸 著「みだれない生き方」(2012.12)、再読です。①背筋を伸ばしてゆっくり動く。ゆっくり深い呼吸をする。穏やかな口調で ②血流が悪いと何をやっても上手くいかない(愚痴や不平・不満は血流を悪くする)③睡眠は大切(朝のイライラは一日中続く)④逆境でも笑顔を絶やさない(難しいですねw) ⑤ストレスが自律神経のバランスを乱す。

  •  著者は順天堂大学のドクターであり、自律神経研究の第一人者である。自律神経をコントロールすることは、人生をコントロールすることである。日常生活の中で、少し意識を変えるだけで、結果が劇的に変化することを実感できると言っている。
     現代社会では交感神経が高い状態にある人が増加し、副交感神経が下がったままの状態で生活している人が多いという。時間に追われる生活、仕事や学校で受けるプレッシャーなどのストレスで緊張が高まって交感神経が優位になる。そのような生活の中で良いパフォーマンスを出そうと思ったら、副交感神経を高い状態にしないといけない。
     副交感神経を高い状態に持っていくキーワードが「ゆっくり」ということである。どのような動作でも「ゆっくり」行うことを意識するだけで副交感神経の低下を防ぎまたは高めることができるという。ゆっくり動く→深く安定した呼吸→副交感神経が上がる→血流が良くなる→脳の活動が高まる→適切な判断ができる。このような良いスパイラルが生まれることが述べられている。現実には「ゆっくり速く」が大切なのではないかと私は思う。あと著者は睡眠の大切さも言っている。
     努力だけで終わってしまわず、いつも結果を出せる仕事や人生の質を高める秘訣が満載の内容である。
    (「図書室information77号」より抜粋)

  • 副交感神経を整える効果・大切さを具体事例交え腹落ち十分。血流を意識して良くする、午前中特に早朝に集中力高まるなど実感を裏付けてくれる。役割=自分のやるべき事を明確に意識して実行する事。良い本に巡り合った。

  • 同じような記述が何度も繰り返し書かれているので、読み進めるにあたってちょっともたついた印象を抱いてしまいました。
    けれど、重要なところを強調しているのだと思って読むと、繰り返されることでより頭の中に情報が入り込みやすいとも思います。

    書いてあることとしては、交感神経と副交感神経の両方とうまく付き合っていきましょう、ということに尽きるでしょうか。
    感情論や精神論ではなく、医学的な根拠に基づいて書いてあるようなので、説得力もあります。
    読みやすいですし、参考になりました。

  • 私はすでにこの著者の他の著作を読んでいるので「復習」という意味合いで、コンパクトにまとめられたよい書籍だと思います。
    ただし交感神経と副交感神経の理論的背景が描いてあるわけではないので、物足りないと感じる方もいるやもしれません。

  • 良いリーダーの条件は、自分の自律神経のバランスが整っていて、なおかつ、部下の自律神経のバランスを整えることができる。

    最近読んだ桝野俊明さんの本の内容とほぼ同じだった。

  • 交感神経と副交感神経の働きを知って、呼吸や動き方なので調整すること。それにより、適切な能力を発揮できたり、落ち着いた判断をできたりするようになれる、というなことが書かれています。
    自分に気に入った物に囲まれるのは自律神経に良いので、自律神経の観点から、いらない物を捨てる、というくだりも面白かったです。

  • 【ザ•副交感神経】

    呼吸、姿勢、血流。
    周囲を把握する余裕を持つ。
    笑顔。

    腹に落ちる。
    お風呂好きの自分。
    これも効果があることであったのだと感じる。

    知ること。このほんの少しの意識。

    健康と精神、結果へ大きな影響を。

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著者プロフィール

1960年、埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。1992年、順天堂大学大学院医学研究科博士課程修了後、ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属小児研究センター、アイルランド国立小児病院外科を経て、順天堂大学小児外科学講師・助教授を歴任。
日本スポーツ協会公認のスポーツドクターでもあり、自律神経のバランスを意識的にコントロールすることで、心身のパワーを最大限発揮できることを提案。数多くのトップアスリートのコンディショニング、パフォーマンスの向上指導にかかわっている。自律神経研究の第一人者であり、書籍も多数刊行している。

「2022年 『ゴルフが上達する自律神経72の整え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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