ミラー・ダンス 上 (創元SF文庫 ヒ 1-9)

  • 東京創元社
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本棚登録 : 134
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488698096

作品紹介・あらすじ

マイルズの留守に乗じて傭兵艦隊に潜入した、彼そっくりの偽物-クローンのマーク。特命任務と偽って快速艇とコマンド部隊を手に入れ、ジャクソン統一惑星へ侵攻した。だがマイルズならぬ身、攻略にしくじり、進退きわまってしまう。急遽あとを追って戦地に赴いたマイルズだったが、マークたちの救出作戦敢行のさなか、あろうことか敵弾の直撃を受けて…マイルズが死んだ。ヒューゴー賞・ローカス賞受賞。

感想・レビュー・書評

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  • マイルズシリーズ、これだけ読み飛ばしてしまっていたせいで、この話以降のつながりがよく分らなくなっていた。

  • マイルズのクローンであるマークは、ネイスミス提督になりすまし、アリエール号を使ってクローンたちを救出に向かう。作戦は失敗し、助けに来たマイルズは撃たれて死んでしまう。即座に低温保存の処置を受けたものの、低温保管器は行方不明となり、発見された時には空だった。
    マイルズよりもマークに比重が置かれている作品。作者としては出来上がっちゃったキャラクターより未知の人物を描くほうが楽しいかも。

  • [ 内容 ]
    <上>
    マイルズの留守に乗じて傭兵艦隊に潜入した、彼そっくりの偽物―クローンのマーク。
    特命任務と偽って快速艇とコマンド部隊を手に入れ、ジャクソン統一惑星へ侵攻した。
    だがマイルズならぬ身、攻略にしくじり、進退きわまってしまう。
    急遽あとを追って戦地に赴いたマイルズだったが、マークたちの救出作戦敢行のさなか、あろうことか敵弾の直撃を受けて…マイルズが死んだ。
    ヒューゴー賞・ローカス賞受賞。

    <下>
    蘇生への一縷の望みを託して低温保管器に収められたマイルズの遺体が行方不明に。
    一体どこへ消えたのか?
    マイルズの訃報は故国バラヤーにも伝えられ、彼の皇位継承権はマークが引き継ぐこととなる。
    だが皇位への忌避感から、マークは全力をあげて遺体の捜索にとりくみ…機密保安庁に先んじて手掛かりを得た彼は、傭兵艦隊の面々を率いて出航する。
    マイルズ奪還はなるのか。
    ヒューゴー賞・ローカス賞受賞。

    [ 目次 ]
    <上>


    <下>


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 序盤はマークのアホっぷりに腹が立つが、後半からの徐々に成長していく感じはすごく良い。

  • 今一番追いかけている作家。ビジョルド。先天性の奇形のため病弱なマイルズが、口先三寸で宇宙を渡っていく話。上下巻
    「マイルズの留守に乗じて傭兵艦隊に潜入した、彼そっくりの偽者――クローンのマーク。特命任務と偽って快速艇とコマンド部隊を手に入れ、ジャクソン統一惑星へ侵攻するが、マイルズならぬ身、攻略にしくじり進退きわまってしまう。急遽あとを追ったマイルズだったが、マークたちの救出作戦敢行のさなか、敵弾の直撃を受け……マイルズが死んだ!?」解説より

  • すんごいすんごい面白かった〜! それにしてもマークの不憫なことと云ったら(涙) マークの拷問シーンは克明に描かれすぎて(多分曖昧でも同じだったが)、映像がありありと……。解説で【クローンがキーポイントになっていてそれぞれに対比している】ってクローンのことしか書いてなかったけど、対比はよくやる私の目にはもうひとつの対比が見えました、はっきりと。【マイルズとマーク兄弟とバラピュートラとリョーヴァル兄弟】あるいはここに【ロータスとローワン姉妹】が入ってもいい。そして、マイルズ自身とマーク自身の対比。マイルズは自分のヒステリックな外的パワーで物理的な軍や団体を持ってるけど、マークはヒステリックな生い立ちによって生み出されたいくつもの内的人格によって内的団体を持ってる。複雑にいくつもの対比が絡み合う話でしたv 賞を受けたのが納得出来る話だった。もう一回読も。あとでv

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