秘密〈上〉 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488202071

作品紹介・あらすじ

翻訳ミステリー大賞・読者賞ダブル受賞
少女ローレルは庭のツリーハウスから、見知らぬ男が現われ母ドロシーに「やあ、ドロシー、久しぶりだね」と話しかけるのを見た。そして母はナイフで男を刺したのだ。男は死んだが、ローレルは目撃したすべては話さず、事件は多発していた強盗事件のひとつとされ、母の正当防衛が認められた。50年後、女優となったローレルは、死の床にある母の過去を知りたく思う。古い写真に母と映る美しい女性は誰? あの事件は何だったのか?

感想・レビュー・書評

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  • まず目次

    ケイト・モートン読者なら
    場所と年号の羅列(しかも過去と現在交互)
    ときたら、ニヤけてしまう。

    正当防衛で不審者の男を殺してしまった母

    でも娘は、男が母に対して
    知り合いのように話しかけるのが
    聴こえていて……

    現在:母は病床、高齢で過去の話を聞き出すことができない。
    過去:母の若い頃、時代の中生き抜く姿

    母は何故、男を躊躇なく殺したのか?
    過去に何が?という謎で読ませます。

    語り方が上手い…焦らずじっくり読む。

    だけど、本の外(現実)の世界が
    大変なことになっていて、なかなか
    読書に集中出来ない。

    …なので感想は下巻にて

  • 既読の「忘れられた花園」同様、上下巻のボリュームで細かな章毎に時代をあっちこっちに飛ばしながらも人物描写を積んで読み手に物語の世界を構築させていく手法の小説。ラスト3章ぐらいから一気に物語が走りだしたから急いで下巻へ

  • 祝文庫化!

    東京創元社のPR(単行本)
    少女だったローレルは恐ろしい事件を目撃する。突然現われた見知らぬ男を母が刺し殺したのだ。男が「やあ、ドロシー、久しぶりだね」と母に声をかけた直後に。男は母を知っていたし、母も男を知っていた! 彼は誰だったのか ? 国民的女優となったローレルは、死期の近づいた愛する母の秘密を探り始めた。彼と母の間に何があったのか? 母の本から落ちた古い写真に写る女性は誰なのか? 『忘れられた花園』の著者が贈る謎の物語。
    *第6回翻訳ミステリー大賞受賞作
    *第3回翻訳ミステリー読者賞受賞作
    *第2位『このミステリーがすごい!2015年版』海外編
    *第2位〈週刊文春〉2014ミステリーベスト10 海外部門
    *第2位『ミステリが読みたい!2015年版』海外篇
    *第8位『2015本格ミステリ・ベスト10』海外ランキング
    http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488202071

  • 最高 素晴らしい作品
    心地よい秘密

  • 待ちに待ったケイト・モートン!

    『忘れられた花園』が強烈に面白くって、文庫化を待つのが辛かったです。
    ネタバレ含むレビューは下巻にて。

  • 母の秘密は叙述トリック的な何かなのか、本当に秘密にしておくべき出来事なのか、どっちだろうか。続きが気になる。
    それにしても、母の恋人が普通に良い人そうな分、上巻での扱いが可哀想。彼も下巻ではどうなってしまうのだろうか。

  • あなたは、誰?

  • 私事ばたばたで、読書ペースが激減しながら、少しずつ読み進める。 普通なら一気読みのリーダビリティで、下巻へ。

  • 感想は下巻で。

  • 過去と現在の話が交互に出てきて、だんだん先が気になってきます。

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著者プロフィール

1976年、南オーストラリア州ベリに三人姉妹の長女として生まれる。クイーンズランド大学で舞台芸術と英文学を修めた。現在は夫と三人の息子とともにロンドン在住。2006年に『リヴァトン館』で作家デビュー
『湖畔荘 下 創元推理文庫』より

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