- Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488012465
感想・レビュー・書評
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学生アリスシリーズ3作目。ハードカバー版で読みました。
川を隔てた二つの村で起こる殺人事件。マリアとアリスの交互の視点で物語が進みます。読者への挑戦が3度ありますが、最後の最後に江神さんが犯人を指摘するまで犯人が誰なのかわかりませんでした。
アリスとマリアの微妙な距離感がじれったくて可愛くて好きです。最後まで会話がなかったのが残念。そしてみんな大好き江神さん。EMCのスナフキンとは言いえて妙です。いつも頼りになる江神さんですが、なにやら火村先生同様訳ありな過去を抱えているようでとても気になりました。
学生アリスシリーズは、謎解決!ハイ大団円!というような単純明快なものではなくて、読了後なんとなくやるせなさが心に残りますね…。
ひとつだけ、マリアはどうやって芸術家の村に受け入れられたのかが気になりました。どこか書かれてましたっけ…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
黄金の13シリーズは好きでした。ハードカバーの表示もグッド!
文庫版もありますが、ハードカバーのこの本は手放せない1冊!!
中身も新本格を代表すること間違いなし!
ぜひ〜 -
2015.11.30
う〜ん、やっぱり普通。 -
目次
はしがき
プロローグ──マリア
第一章 夏森の村──アリス
第二章 婚約の宵──マリア
第三章 黒澤明風に──アリス
第四章 雨の訪問者──マリア
第五章 闇への供物──マリア
第六章 切断
第七章 暗い部屋の死──アリス
第八章 ミューズの迷宮──マリア
第九章 密会の果て──アリス
第十章 斧とハンマー──マリア
読者への第一の挑戦
第十一章 配達されなかった手紙──アリス
読者への第二の挑戦
第十二章 狩猟者の名前──マリア
第十三章 呼び出された者──アリス
第十四章 死の標本──マリア
第十五章 遺留品──アリス
第六章 迷宮の出口──マリア
読者への第三の、そして最後の挑戦
第十七章 失楽の香り──マリア
エピローグ
解説 山口雅也 -
学生アリスシリーズでは、いまのところNO1です。(女王国の城、未読)
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