- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784487802302
感想・レビュー・書評
-
神社、そして神様のことがよくわかった。今まで身近なもので、節目にお参りに行っていたのに何も知らなかったこともよくわかった。
この思想はなんとおおらかで、多様性を持つものだということにも感じ入る。
・神社思想には明文化された経典や教義がなければ、開祖や教祖もいなく、戒律や教団、布教スタッフすらいない
・様々なプロセスを経て神仏習合はなされている(結果、神社と仏閣が同じ敷地内にあることも多い。これには昔から少し気になっていた)
・日本の神々の歴史、その大和朝廷に至る伝説
・建築様式はじめ、鳥居、注連縄、門、堅魚木、瓦、装飾などそれぞれに形があり、見どころがあること
などなど、ほう、と思うこと満載で大変勉強になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
神社のことを詳しく知りたいなと思い、手にとった本。建築用語や神様の名前で頭がいっぱいになることはあれど、手頃な入門書である。これを入り口にしたい。
-
神殿の様式がわかりやすい!建築科の学生時代にこの本を手にしていたかった…。
-
いや、仏教絡んできて複雑な分、頭こんがらがるって言うか、もう深く考えたくなくなってきた……。単純に、地元にたくさんある神社を、調べたい気持ちから手にしただけなのですが。
歴史から建築物の観察まで、多岐に渡ってウォッチングポイントを紹介してます。狛犬や鳥居、屋根や柱など、今までじっくり見てこなかったものの分類がたくさん。コピーして使える親切仕様! そして用語で頭がくらくら……。
これを持って、早速地元の神社へ散策だー(自棄) -
【神社ってなあに?―3】
物事の理解には、その始原に帰って時間の流れにそうのと、
現状を見据え、その由来にさかのぼってゆくのと、
おおまかには、二つの流れがあると思うのです…本書では、
その流れを、次の観点によって解きすすめています。
時間の流れにそう…のは、神社に祀られている
神々の系譜を、おもに「古事記」によって整理しています。
時間をさかのぼってゆく…のは、現在の神社に見られる、
形あるもの(神殿、鳥居、門、塀…など)の由来をたどります。
…というわけで、あちらこちらの神社を訪ね歩くときの、
ハンドブックとしては、絶好のものでしょう…ただ、
おしむらくは…神社を訪ねる醍醐味は、本書で
触れられていることの先にあるように思われました。
入門書としては、よくまとまっていて、知っていることと、
知らなかったこと…わかっていることと、気づいていなかったこと
…を自分なりに整理することができました。こっから先へ
行きたい人のために、参考文献があるとよかったのに… -
【65/150】ラボ・ライブラリーの国生みに親しんでいたおかげで、イザナキ、イザナミにはじまり、アマテラスノオオミカミ、オオクニヌシ、スサノオ、クシイナダ、ヤソガミなどなど、まあ基本的な神々の名は馴染みがある。
それでも知らない、読みなれない名前や名称が一杯で、頭の中にぜんぜん入ってこず、スルーした箇所も一杯でした。 -
超オタク本でした…←褒めてる。
神社オタク。
すばらしい!
絶対タタルさん読んでるだろうな、これ!とか思ったもん。
QEDシリーズのタタルさんの薀蓄好きの人は、読むと世界が広がります。
これ持って、神社めぐりがしたいと思った。
でも普段読んでいる分には、ちょっと意識が遠のくこともしばしば(笑) -
神仏習合の歴史とか、神社って何を祀っているのかとか、けっこう知らないな。きっと昔は祖父母から聞いたりしてたんだろうけど。忘れてしまった。
-
お寺、神社が好きでよく行くんだけど、その中で疑問に思ってたことってたくさんあったんよね〜!!!
でも、それが、本当にわかり易く、説明されてるっ!!!!
本当に!!!!(爆)
次回からの神社が楽しみで仕方がなくなったっ!!!