メンタル・タフネス―ストレスで強くなる

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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484981079

作品紹介・あらすじ

スポーツ心理学の権威が説く精神力強化の決定版! ストレスを活用して、会社でキレない自分になるためのポジティブ思考法。

感想・レビュー・書評

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  • ストレスにさらされることと、ストレスに反応することの違いを認識することが大切だ。ストレスにさらされる事は、人間が成長するために何より欠かせないことだ。人間と言うのは、最もストレスを受けた部分が最も成長するのだ。

    ビジネスマンはあらゆるストレスに耐えられる力を蓄え、ストレスに反応して、モテる力を完全に出し切る能力を高める、この2点が必要となる。

    自分の感情を動機づけるとは、目標に到達するために、自分の感情を導くと言うことだ。そのためには、感情をセルフコントロールできること、簡単に満足してしまわないこと、衝動に流されないこと、そして自分の理想的な心理状態に到達できることが必要となる。このスキルを持っている人は、生産的で何をやっても効果が上がることが多い。

    た私には、どうすることもできないと言う感覚を一度抱いてしまうと、それ以後にストレスに襲われた時、避けることも逃げることもできず、どうしようもなくなりやすい。

    ビジネス社会で勝つには、初めはどう感じていようとも、台本通りに演じて、感情を本物にしていくことが必要だ。抜群の演じるスキルを身に付けるように、毎日訓練すること、ビジネス社会で多分に生きるにはこれが欠かせない。

  • メンタルを鍛える方法

    毎週最低3回 20分以上の運動
    一日50回以上笑う
    筋トレの習慣
    ストレスを求める姿勢
    自分を笑い飛ばす姿勢
    十分な睡眠をとっている(14時ごろに眠くならない)
    周りの人から幸せな人間だと言われる
    どこでも寝られる
    自分の強み弱みを正確に把握している
    家族友人と強力な繋がりがある
    ストレスに対する適切な対処法を持っている
    毎日の努力を記録している
    毎日ストレッチをしている
    仕事遊びに全力で取り組む
    月一で旅行に出かける

  • ストレスの捉え方を変えようの本
    ストレスを筋トレでいう負荷と捉えることで成長に使える
    降りかかる状況は変えられないが、自分がそれにどう反応するかは選ぶ事が出来る。どうありたいかを徹底的に自分に問いかけてメンタルを鍛えるためのメソッド

  • ストレスを無くすことではなく、どう向き合っていくかを精神論ではなく「具体的」に記述してある。

    非常に為になった。

    できることは実施していくことにしました。

  • スポーツ選手はとてつもないプレッシャーをも跳ね除け、本来の力を発揮できる。
    その秘訣はメンタルタフネスにあった。

    プレッシャーの中で戦っているのはスポーツ選手だけでなく、ビジネスマンやあらゆる業界の人々も同じだ。

    誰にとっても大切なメンタルタフネス。

    実は、ストレスそのものは悪ではない。
    ストレス状態が続いたり、反対にストレスがない状態(回復)が続くこともよくないのだ。

    大切なのはストレス状態と回復の状態を適度に繰り返すこと。
    体が悲鳴を上げて活動停止してしまう前に、上手に隙間時間を利用して回復状態を作ることがメンタルを整える上で最も重要なことなのだそう。

    どんな短時間でも、緊張状態をリセットして回復状態に入れる力が必要なのだ。
    ずっとリラックス状態に入れる力。それは結局マインドフルネスなんだろう。

  • スポーツ心理学の権威による、ビジネスマンのための本。
    以下、覚えておきたい点を。
    ・ストレス自体が悪いのではなく、晒されたストレスに見合う回復を得ていないのが問題。強いストレスを感じる時ほど、強い回復が必要。(ストレスと回復の波を著者は「ウェーブ」と呼んでいる。)
    ・筋肉も脳も鍛えなければ衰える。適度なストレスは成長のために必要。
    ・感情をコントロールし、いつでもIPS (理想的な心理状態) になれるようにしよう。「演じるスキル」を磨き、「これは知的な反応だろうか?」と自問しよう。
    ・ストレスレベルは起きた出来事によってではなく、起きた出来事に対して自分がどう反応するかによって決まる。
    ・肉体、精神、感情は相互に関連しあっている。食事、睡眠、運動を改善しよう。

  • ストレスは、悪いものではない。
    ストレスを避け、自分を守っているつもりでも結果としてそれは、自分にとってマイナスである。
    人間は、ストレスにさらされる事で精神的・肉体的に鍛えられる。
    例えば、骨折した場合、患部にギプスをし固定してしまうが、その部位の筋肉は、肉体的なストレスにさらされる事が無い為、筋肉組織が萎縮してしまい、元の状態に回復するまでに時間がかかる。逆に筋肉に対して適度な負荷をかけることで、より強力な負荷に耐えられるようになる。
    精神面でも同様の現象が起こる。ストレスに立ち向かうことで、ストレス耐性が強くなり、より精神的にタフになるが、避けてばかりいると抑鬱状態になり、無気力な状態になるという。

  •  ストレスは人間の成長にはなくてはならないものです。パフォーマンスを高めるだけでなく、人生全体に調和をもたらしてくれる。
     ここ一番で実力を最大限に発揮できるタフネスを身につけるには、実はしっかりと回復ができる訓練をしたかどうかにかかっている。ウェイトトレーニングのように、筋力を高める訓練と同時に、回復をバランスよく検討する必要があるのです。

  • ストレスは避けるものではなく、上手く対処していくもの。
    自分の習慣、考え方、体の動き方などコントロールできる面を勇気、知恵、覚悟を総動員して、良い反応ができるように目指していけば、見える景色は違ってくる。恐れることは何もない。

  • 決まった時刻に早起きをする
    朝食をとる
    今日の仕事に優先順位をつける
    2時間ごとに休憩
    2時間ごとに軽食
    運動をする

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