松浦弥太郎の「いつも」 安心をつくる55の習慣

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  • CCCメディアハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484222196

作品紹介・あらすじ

松浦弥太郎が今伝えたい、しあわせに生きるための「いつも=習慣」とは
いい習慣は、人に成長をもたらし、人を豊かにします。
自分の成長が感じられる日々を「しあわせ」と言ってもいいのではないでしょうか。
「いつも」は、あなた自身の生き方です。その「いつも」が、しあわせをつくります。 ―「はじめに」より

感想・レビュー・書評

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  • 各章の最初のページで右下に小さく松浦さんへの質問が書いてあり、ページをめくるとその答えが。
    ⓪暮らしが思うようにいかず行き詰まっている。どうしたらいいか?
    ①幸せとは一体何?
    ②人に嫌われているかもしれない。
    ③人を愛さないといけない?
    ④豊かさとは何?
    ⑤暮らしと生活の違いは?
    ⑥病気の人も健康でないとダメ?
    ⑦どうしたら不安はなくなる?
    ⑧勉強と学びの違いは?
    ⑨仕事の楽しさって何?
    ⑩自分の人生ってこのまま終わるのかなと思うと気持ちが寂しくなるがどうしたらいいか?
    自分だったらどう答えるか考えてから松浦さんの回答を見るのが面白かった。

    「何になりたいか」より「どんな人になりたいか」を考えた方がいい。大人が子どもによく「将来何になりたい?」と質問するが、後者の質問をすべきだと私も同感。自分は何のために生きているのか。人生の目的は何なのか。そのためには、何を学ぶべきか。何を知るべきか。どんな経験をすべきなのか。そのほうが人生は豊かになる。人はいくつになっても成長できる。自分を変えることができる。

    仕事で疲れるのは、自分のコミットメント(約束、責任、関係性)が浅いからではないか。どこが冷めた気持ちで、その仕事に向き合っているから、疲れを感じるのではないかなと。すなわち、楽しめてないから疲れる。仕事と言うのは、没頭し、夢中になっていると疲れを感じない。仕事が楽しめていないと感じるときは、自分のコミットメントが浅く、またその仕事を他人事のようにしか思っていない証拠。

    今日、この瞬間、全てが未来のため。食べること、働くこと、考えることなど、今日の全てが自分の未来をつくる。今日という一日は、たった1日かもしれないが、その1日が積み重なったものが、未来そのもの。今日の自分の答えは、必ず未来にはっきりと現れる。

  • 松浦弥太郎さんの本はちょくちょく読んでいて、いつもおんなじようなことが書いてあるなぁって思うんだけど、自分の年齢がかわると、そこに書いてあることがすんごくハッキリ分かったりすることがあって、今回もそれがあった。
    たぶんちょっと前の自分だったら気づかなかったことだと思うけど、今の私には芯食って迫ってくる。
    実行できるかどうかが、また一つポイントなのだ。

  • 松浦弥太郎さんでも眠れなくなってしまうようなことがあるのか、と意外でした。
    物事を面白がらずに、あれはダメと批判や分析ばかりする傾向は疲れる…と書いておられたのが、特に共感出来ました。
    人との付き合い方などについて、私自身が久々に考えるタイミングだったので、今読めて良かった本でした。

  • いつもの優しい言葉にホッコリします。
    考える、信じる、敬う。よいキーワードがたくさんありますね。

  • 幸せよりも、安心こそが人生において大事。早さよりも、大切にすべきこと、忙し過ぎるいまだからこそ、何を軸にするか見失う人が多い。楽しむこと、面白がること、ゆっくり味わうこと、働くために遊ぶこと、深呼吸、何よりも笑顔。これが、自分も周りも救う。挨拶も不思議なものだが、いいことの入り口になるというのは頷ける。アメリカでは、必ずと言って良いほど挨拶する。相手を無視せず存在を認めていることを伝える。素晴らしい人達は、必ず先に挨拶する。これは、真なりと思う。
    さんづけするのは、すごく意識している。くん、ちゃんは下に見ていることを明示している気がするから。敬称とは、相手を大切にしているメッセージ。意識をし続けることが大事だし、海外でかなり微妙だ。
    いつもふわふわした読感を持つ弥太郎さんの文は素敵だなとおもうが、あれはどうなった?と聞かれはっとする、という件は面白い。つい報告を忘れてしまう。分かち合うと言う単語は、一方通行ではない。すごく、大切だ。
    心配症なのに自信家、なんとなくわかる気がする。準備、想像、そういうことを1人黙々とやる。結果は、その準備がつくると信じているから。手ぶらでいかない、手ぶらで人に会わない。
    幾度となく思い出す言葉が、自分を支えてくれるはず。綺麗事でも、何が大事かを考えて、確認するのは、7つの習慣にも通じるけれど、すごく役立つ。

  • 生活するのが楽しみになる本

  • .
    #松浦弥太郎の「いつも」 安心をつくる55の習慣
    #松浦弥太郎
    23/2/1出版

    多く出版されている方の著作は避けがちだけど

    1冊も読んだことないし、安心をつくる習慣とはどんな習慣か気になるので、目を通してみたい

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き
    #読みたい本

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著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう):東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイヤーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている。著書に、『仕事のためのセンス入門』、『センス入門』、『ほんとうの味方のつくりかた』、『僕の考える投資について』、『期待値を超える』など多数。

「2022年 『それからの僕にはマラソンがあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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