ペンブックス15 キリスト教とは何か。I 西洋美術で読み解く、聖書の世界 (Pen BOOKS)
- CCCメディアハウス (2011年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484112329
作品紹介・あらすじ
西洋絵画を鑑賞したとき、あるいはヨーロッパの美術館や教会を訪れたとき、こんなふうに思ったことはないだろうか。「キリスト教のことを知っていたら、もっと理解が深まるはずなのに…」巨匠たちが競って描いた名エピソードを題材に、聖書が伝える世界と、救世主イエスの教えを読み解く。
感想・レビュー・書評
-
宗教画と共に解説されているところが興味持って読み進められる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
捨てる前にもう一度、と思い読み直し、充実度合いを再発見。特に人物相関図は、もう2度とお目にかかれないのではないか。歴史、主要な人物、モチーフの意味など、文字通り一般人向けの集大成。
-
宗教画を見るときに、とても役に立つし、深く知って見ると、見方が変わるのではないかと思い、ミュージアムショップで見つけて購入。とても良かった。キリスト教のことはほとんど知らなかったけど、絵に描かれる背景への理解が深まった。何かいい美術展があれば、早速見に行きたいな。
-
「絵に描かれる背景への理解が」
信仰されている方には自明のコトなのでしょうけど、部外者には目からウロコですね。「絵に描かれる背景への理解が」
信仰されている方には自明のコトなのでしょうけど、部外者には目からウロコですね。2014/04/23
-
-
処女懐胎ってマリアは人工授精でもしたんか?
イヴはアダムの肋骨から造られて、蛇に唆されて、女性はいつも男性より劣るのだ。
神が男性だなんて、なんておこがましいの。
そのうち宗教もジェンダーレスになるんやろうか、知らんけど。 -
キリスト教と聖書の全体像を絵画で学ぶ
と言う感じ。
入り口にはとても良い。 -
https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/870150
ひなたやま、多摩にもあります -
徐々に知識が蓄積されてるから楽しい
-
先日雑誌PENの「ルネサンスとは何か」がとても良くて結局購入してしまいました。
それで月刊PENを元に作ったPEN BOOKSの「キリスト教とは何か?」も読むことにしました。
この元になった雑誌は一昨年3月に発売され、月刊PEN売り上げNO1を記録し、5月に増補、昨年1月に「キリスト教とは何か。II」発売、そして昨年末に?と?とそろってPEN BOOKSとして良いお値段で発売されたものです。
手にとってびっくりしました。
監修が池上英洋氏と知ったからです。
一昨年五月に池上英洋氏による「恋する西洋美術史」を読みレビューを書きました。
http://mixi.jp/view_item.pl?id=1153611&reviewer_id=4337602
>この世界に対する「キリスト教世界というもの」に大変興味を持ちました。
と自分で記していました。
何と私の欲求にこたえてくださっていたのです。
監修とありますが、名前ばかりではなくて、しっかり関わってくださっています。ほとんど他のライターの書かれたものではあるようですが。
旧約聖書と新約聖書の系図がとてもよい。もしかしたら「ルネサンスとは何か」の相関図を書かれたかたと同じかたの作成なのでは?と思いました。
内容が素晴らしいのは言うまでもありません。 -
新旧約聖書をつらぬく壮大な系図(!)が楽しい。ある程度、聖書を読んでいたのでなお。絵画の紹介がベースなので、美術に興味のある方には特に良いかと思います。
-
Ⅱがあるとは知らず、Ⅰだけ買ってしまいましたが、続き買います。
絵をながめているだけでも十分楽しい。
初心者でもわかりやすい物語と、絵などの解説。そして、新旧約聖書の系図とその一人一人の説明とリファレンス。いつまでもながめていられます。
楽しく読みました。