日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術 エール大学厳選30講
- CCCメディアハウス (2011年3月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484112077
作品紹介・あらすじ
ヴァンス博士が授業で伝えてきた数限りないアドバイスの中から、日本人の盲点を突くものを厳選。語学を超えた英語コミュニケーション術が、あなたの強力な武器になる。
感想・レビュー・書評
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おもしろかったけど、あれ?もうおしまい?って思った。
あっという間に読み終わってしまうので茫然。
出し惜しみしないでもう少しクダサイ~って感じでした。
きっと「著書はいっぱいあるんだから、他のも読みなさい」ってことなのね。うん、頑張ります。
アメリカが世界のビジネスの基準なんだぜ!
ということがこの本のベースにあるので、私の心の奥の方が、「こ、これからは違うかもよ!! 同じ英語でも、合わせるのはそっちかもよ! すでに世界地図ちょっと変わってきてるじゃん!!」とムキになっているのを感じた(でも小声でだけど)。
っていうのも、アメリカ式のビジネスってやっぱりちょっと時々、なんていうか、人の心をポッキリ折るようなことをする、と、思いませんか? あのやり方でずっと主役ではいられない気がするの・・・希望的観測もあるのかもしれないけど。
そうそう、「日本の会社は断るとき理由を言わない」と書いてあって、エーッ、他の国では理由言ってくれるの?そういうのって理不尽な理由が多いんじゃないの?違うの?って驚いた。そうか、そうなんだ。
私の中では海外の方が有無を言わせない印象があったけど・・・
ちょっと信じられないけど、そりゃ理由を言ってくれる方がいいよね。
ああ、あともう一つ、「”Noと言えない日本人”ってよく言うけど、むしろNoを言いすぎとる」っていう指摘、ちょっと笑ってしまった。
これはなんだか分かる気がします。単純に「No」を意味する言い回しを学校であまり習わないからだと思う。(文法と単語を覚えるのでいっぱいいっぱいになって感情表現みたいなところまで行かないの・・・)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1年ぶり以上の海外出張時の機内で読んでみた。期待していなかった割にはよかった。
日本人が書いたものではなく、エール大学で教える著者のコミュニケーションの講義から日本人に当てはまるものをセレクトしたものなので、語学というよりも英語圏におけるコミュニケーション・チップスといった感じの本。ゆっくりと話すべき、というのや、単語の最後のtやdをはっきりと発音すること、など話し方に加えて、メールのコミュニケーションスキル、アメリカ人だって「Noと言わない」のが賢い流儀、握手のコツ、など幅広い。
最後にあるクイックガイドが、振り返るのに便利。 -
久々に読み通した英語本。いくつか新鮮なことがあった。
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Kindle
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ドクターヴァンスのビジネス英語
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すぐ使ってしまうthankやsorry、便利なverry、同意語の違い、メールのお作法など、意識すればすぐに使えるポイントが整理されていて、ビジネス英語初心者には役に立った。ただ受動態の説明は、あの簡単な説明で理解できてたら、そもそも間違えないと思う。
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メールの結語に変化を持たせる、I can't〜は別の言い回しを使う、程度に合わせて動詞を変える、丁寧語を使う、句動詞を使いこなす、結論だけでなく理由を説明するなど、今まで知らなかったことを多く知れた。知ってるのと知らないのとでは大きく違う。自分が送ったメールを相手がどう受け止めているか実際のところ分からないので、相手にネガティブな印象を与えないためにも、これからもっとこういう本で勉強して適切な英語を使えるようになっていきたい。
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おすすめ資料 第244回 (2014.7.18)
英語を使っていかにコミュニケーションをとるか、ということに眼目がおかれています。
句動詞ひとつをとっても、それがコミュニケーションにどのような効果を持つかという観点から学習をすすめています。
「2回以上聞き直さないことのリスク」(p33)「Noと言わない力」(p64)などは、ほかの言語(日本語を含む)を使うときにもあてはまるマナーといえるものについて述べています。
英語の技術とともに、コミュニケーションの心構えを教えてくれる良書です。 -
これ結構ためになる!英語を日常的に使う部署にいないのが残念だけど、句動詞とか色々知らないことが分かってなるほどと思った。身につけなければ!