- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484092164
感想・レビュー・書評
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男性向けライフスタイル誌であるpenが編集した「茶の湯」の本。トップで紹介される茶室が利休の待庵ではなく又隠というのが、「他の茶の湯の本とはちょっと違うんだ!」という矜持のよう。
内容は茶室から茶器、茶菓子までさまざまで、雑誌の誌面に似ていて文章よりもビジュアルが強く、ぱらぱらと読みやすい。
類似の茶の湯本をここのところ複数読んでいるため新しい驚きや発見はなかったけれど、penが切り取ると茶の湯はこうなるんだな、と面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
完全ビギナー向けだが、意外と良い情報と写真が詰まっていて手元に置いておきたい本。
コンパクトディクショナリー。 -
美的趣味の総合大学と言われる茶の湯。その広さと奥行には、はかりしれないものがある。狭小な空間に必要最低限の機能のみを設え削ぎ落としの美を具現する。ストイックが凝縮。一切の景色を消し去ることにより自らにのみ客の心を向かわせる。茶の湯の本質は形式ではなく創造性。茶室のみならず、茶筅、茶器、茶杓、花、菓子、抹茶に至るまで茶の湯デザインのすべてが網羅されている。
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よくある道具や物故者についてだけでなく、茶室・和菓子・懐石・茶葉と茶の湯全体を網羅している。点前用の小物や着物はない。
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ルピシアの通販サイトにて。
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茶をデザインの観点から眺めた本。お茶の本質はこういうところにあるのかな。