- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480688774
感想・レビュー・書評
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某「ほぼ日」HPで楽しみにみている「きのこ」の話。
主に北海道阿寒湖周辺の森の、きのこや粘菌たちの写真がたくさん載っていて、見ていてたのしい一冊でした。
トレッキングとかしていると、絶景とか、高い空とか、遠い海とかで、わあーっとなる一方、倒木の陰とかでちっさい白い傘をみつけると、おおって足が止まるよね。なんなんでしょう、あのテンションの上がる感じ。たしかに「1UP!」するよね。
素敵なきのこ写真をとる方法も伝授してくださってますが、唯一無二の写真をとる極意は、きのこと森と、向き合う心の姿勢にあるのかもしれないなと、妖精みたいな写真のきのこたちを見ていて思いました。
小さなきのこの傘から、目には見えない土の中にのびる菌糸を思い、命を終えた倒木が森の一部になるための一助になっていく不思議な輪廻を連想する。ミクロだし、マクロだし、コスモスなんだなって、そういうとこまで考えさせられて、愉しい本でした。
猛毒で発光してるツキヨタケを、月夜の森で生でみてみたい。
暗いのも、虫も、蛇も嫌いだからさー。これってわたし的には結構な野望だ。-
「暗いのも、虫も、蛇も嫌いだからさー」
ツアーがある時はお呼び頂けると幸いです(因みに私は怖がりで、逃げ足速いです)。
この文言に反応する?...「暗いのも、虫も、蛇も嫌いだからさー」
ツアーがある時はお呼び頂けると幸いです(因みに私は怖がりで、逃げ足速いです)。
この文言に反応する?ってところにツマラナイ事書いて済みません。。。2012/05/10
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新井氏の自然の捉え方が好き
粘菌と地衣類は初耳、よく分かんなかったから更に調べたい
キノコ図鑑も1回読んでみようと思う
ヒトに寄生するキノコよりもキノコに寄生するキノコとかカビの方が驚愕
「キノコを見ているようで実体(菌糸)は見えていない」ってワードが面白い -
学術的でもキノコ狩り的でもないユルいキノコの話。何より写真が美しいです。例えばこれ↓http://twitpic.com/bc5yti
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きのこ写真家である新井文彦さんの写真は、数あるきのこ本の中では、一番だと思います。
きのこエッセイも楽しく読まさせて貰いました。 -
2014年5月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。
通常の配架場所: 1階文庫本コーナー
請求記号: 474.85//A62
【選書理由・おすすめコメント】
きのこの写真が多く取り入れられていて、とても読みやすく、きのこのイメージがしやすかったです。著者も面白おかしく文を書いるので、読む側としても、時間を忘れて読み進んでいました。とても森に行きたくなる一冊でした。
(経済学科4年) -
写真は好き。キノコばっかりをアップにせず、引き気味に撮って、まわりの景色を入れている。森の中のキノコが、どんな感じに生えているのかわかって楽しい。
一方、図鑑的な愉しみはいまいち。キノコ好きがみんなそうだとは言わないが、ぼくはキノコの種類や、生え方や、生態や、味なんかに興味がある。そういう話は本筋ではない。著者とキノコや自然とのかかわりが中心の、軽いネイチャーエッセーという感じだ。 -
きのこ好きによる、きのこ好きのための、きのこの本。