読み上手書き上手 (ちくまプリマー新書 76)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 286
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480687784

作品紹介・あらすじ

入試や就職はもちろん、人生の様々な局面で読み書きの能力は重視される。本の読み方、問いの立て方、国語の入試問題などを例に、その能力を鍛えるコツを伝授する。

感想・レビュー・書評

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  • #3406ー23ー229

  • 文章を書く人に向けた全ての人のための本。受験、就職活動に使う学生や、または社会人として誰かに意見を発する立場にある人達のため、もしくは作家を目指す人に向けての部分もあった。
    目次だけ読んでも何を言おうとしているのかとてもわかりやすい。私はどちらも必要だったので、とても勉強になった。説明は、具体例に少し欠けるのではないかと思う部分もあったけれど、漫画やドラマ、映画などを使った練習方法などはそんな方法があったのかと納得。一度読んでおいて損はないと思う。

  • 読むことと書くことの密接な関係性など、斎藤氏の言うことには説得力があり、自分も読み上手書き上手になりたいと強く思った。バイブルにしたい。

  • 最高に良かった。
    やはり筑摩書房は
    論説の質がとても高い気がするので、好きです。
    仕事に困って救われたいときはポケットに筑摩書房の文庫を入れておくと通勤中に安心します。
    (真面目か

  • ここでも読書の大切さを言われていました。納得です。

  • 読書感想文、国語の入試問題、エントリーシート、文章を書くことに抵抗感のある人におすすめの本。

    読む力を伸ばすために、著者のおすすめの本をぜひ読んでみたい。

    ・面白そうなものへのアンテナを立てる作業(知的好奇心)が、読み上手、書き上手の根っこにある
    ・読んだものの吸収度を高める。読んだ本について人に話す

  • 中高生の時に出会いたい本だった。
    やはり本を読むことがどんなに大事か、思い出すきっかけとなった。

  • writing
    読書

  • <抜粋>
     カメラでシャッターを切るように、具体的なシーンを切り取ってくる意識と、抽象的な思考能力の二つが車の両輪となって回ったとき、生き生きとした文章が書けるのです。「書き上手」になるためには、抽象的なことだけを書いても人に訴えかけるものにはなりません。一般論になってしまってはダメなのです。

  • 読む力と書く力は同時に育むべき、目から鱗でした。
    今まではまったく別物の能力だと思っていたのですが、それぞれがきちんと備わっているからこそちゃんと理解できるようになるのですね。
    一つ一つに課題が用意されているので、取っつきやすいです。
    小論文攻略法やエントリーシートの書き方など、たいへん具体的だなと思います。

    とはいえ私は読む本の順番が悪かったような気がします、、、オダジマさんの次に読む本ではなかった、申し訳ない!

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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