したたかな植物たち (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480435729

作品紹介・あらすじ

スミレ、ネジバナ、タンポポ。道端に咲く小さな植物は、動けないからこそ、したたかに生きている! 身近な植物たちのあっと驚く私生活を紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 「したたかな植物たち 春夏篇」多田多恵子著|日刊ゲンダイDIGITAL
    https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/251385

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    スミレ、ネジバナ、タンポポ。道端に咲く小さな植物は、動けないからこそ、したたかに生きている! 身近な植物たちのあっと驚く私生活を紹介します。
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  • ひとつひとつの話、がコンパクトながら詳しく説明されています。カラー写真がかなり使われていて、とても参考になります。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50142458

  • カタバミの複数視点による繁殖対応、マツヨイグサの開花のトリガーとなるもの、そして開花速度の圧倒的速さ。知らない話は興味深い。それがどれほどあるかではなく、どれほど基本的な視点を提供しているかということが大事に思える。すでに知っている話もあったが、基本を再確認させてもらえたという点では読むに足る本だった。

  • 13種類の植物が、生存戦略という目線でユーモラスかつシャープに、生き生きと描かれています。
    1つずつの解説のボリュームも程よいし、写真や図解、類似例なども沢山あってわかりやすい。贅沢をいうなら、写真から引き出し線でここ! とか明示されるともっとうれしいかも。
    待宵草、イヌビワ、ヘクソカズラ、見つけたい。

  • お気の毒だミ。
    植物を見る目が変わった気がする。
    なんかもう安易に「お花きれい〜♥️」なんて言えない。

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著者プロフィール

東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了、理学博士。現在、立教大学、国際基督教大学、東京農工大学、早稲田大学非常勤講師。植物の繁殖戦略、虫や動物との相互関係などをフィールドでワクワク調べ、自然観察会やNHKラジオ「子ども科学電話相談」、本や図鑑、絵本の出版など広く啓蒙活動にも力を注いでいる。科学的な植物の知識の普及に貢献した功績により、第29回(2021年)松下幸之助花の万博記念賞松下正治記念賞を受賞。著書に『したたかな植物たち』(春夏篇・秋冬篇、ちくま文庫)、『美しき小さな雑草の花図鑑』(山と溪谷社)、『種子たちの知恵』(NHK出版)、『図鑑NEO 花』(小学館)など多数ある。

「2021年 『野に咲く花の生態図鑑【秋冬篇】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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