- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480433862
作品紹介・あらすじ
「学び続ける」ことを人生の軸にする。
読み直すほどに新しい東洋の大古典『論語』。
読みやすい現代語訳に、原文と書き下し文をあわせ収録した決定版!
「巧言令色、鮮し仁」「故きを温ねて、新しきを知る、以って師と為るべし」「今汝は画れり」
――二千五百年もの間読み継がれてきた、古代中国の思想家・孔子の言葉。
多くの人々の「精神の基準」となった古典中の古典を、格調高い書き下ろし文で心に刻み、達意の現代語訳で味わう。
温かく、刺激的で、ときには厳しく、ときにはユーモアが漂う孔子の言葉。
いつでもどこでも、生き生きとした精神に出会うことができる決定版の一冊。
感想・レビュー・書評
-
論語は、時代を越えて生きる知恵の宝庫だ。数ある論語の訳本から斎藤孝を選んで読んでみた。斎藤さんの数々の著作は、昔の文献を現代人にあった感覚で分かりやすく伝えてくれる。当然、この論語も分かりやすく、選んで正解であった。手元において、折に触れては読み返している。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021-2-3 amazon 399-
-
少しずつ読み進める。時機が来て腑落ちする言葉に出会う。
-
古典と言われる本はそれだけの価値がある。
折に触れて読み返したい。
学ぶことを辞めてはいけない、と改めて。 -
解りやすい!
-
論語の全文がわかりやすい日本語で説明されている。礼や信などの概念が分かりにくいが、常に学び実践し続けることの大切さは学べた気がする。それにしても顔回がやたら褒められているのが気になる。
-
聞いたことがあるが出典が論語だとは知らなかったものが多々あったり、2500年前のものとは思えないような、今の時代にも言えるようなことがあったりと発見だった。『茉莉花官吏伝』という物語の中で、キャラクターが「全部できたら仙人になれる」と言っていたが、それも納得の理想論の塊という感もあったけど、指針としてはいいんだろうな。
あと、個人的には「学ぶ」ことの大切さを説いていて、学ばないものはどうしようもないみたいなことを言っているのを見て、学ばないのは愚か、みたいなことを言っていた福沢諭吉の「学問のすすめ」をちょっと思い出した。
いつの時代も学ぶことというのは大切なんだな。 -
養うだけでなく尊敬することが孝。
親の前で心から安らぎたのしむ。これが孝。
自分を評価してくれる人がいないことをなげくよりも認められるだけのことをしようと努力すべきだ。
p90人にやられて嫌なことは人にしない
p102自分の善いところを誇らず人に対してつらいことをおしつけないようでありたい。老人には安心される友人には信頼される若い人には慕われるようでありたい
p287日常では慎み深くし、仕事に対しては敬意もってきちんと行い、人との付き合いでは誠実にする
p295人と交わるのに誠意を尽くすこと、励ますこと、にこやかであること。
p353一生かけて行う価値のあるものは恕。思いやり。自分が望まないことは人にもしない。
p378明聡温恭忠敬問難義
p390恭寛信敏惠
p393六徳 仁知信直勇剛