わたしの脇役人生 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480430809

感想・レビュー・書評

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  • NHKの献立日記を見て、沢村貞子さんの本を読みたくなった。
    調べてみると、私の記憶の最古である朝ドラ「おていちゃん」のモデルさんなのね!なんか運命を感じた。

  •  ①主治医に、あと10年は生きる、と言われ仕方なく入れ歯をなおすことにしたと、楽しそうに話す87歳の女性 ②若い人と一緒に暮らすには、キチンとしたけじめより、モヤッとした柔らかい空気が必要。テキパキしすぎてはいけない。 こんなことが書いてありましたw。沢村貞子(1908~1996)「わたしの脇役人生」、1987.4刊行、1990.4文庫、2013.8再刊。

  • 沢村貞子 老後の人生についての秀逸なエッセイ。大女優なのに 嫌味と嘘を感じない文章。自分の残された時間を意識した日常。まわりの人や若い人との微妙な距離の取り方。これくらい 力が抜けた、孤独を恐れない老後の生活は 理想

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著者プロフィール

1908年(明治41年)東京・浅草生まれ。俳優・エッセイスト。本名大橋貞子。日本女子大学在学中に新築地劇団に参加。前衛演劇運動に加わって投獄を経験する。34年、日活太秦現代劇部に入社、映画俳優としてデビュー。小津安二郎監督作品をはじめとした映画、舞台、テレビで名脇役として活躍した。生涯で出演した映画は100本以上。78年には、半生をとりあげたNHK連続テレビ小説「おていちゃん」が放送された。89年に俳優を引退。文筆にも長け、77年『私の浅草』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。ほか『貝のうた』『わたしの台所』『わたしの献立日記』など著書多数。96年(平成8年)没。

「2023年 『沢村貞子の献立 料理・飯島奈美3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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