- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480426734
作品紹介・あらすじ
コアラの鼻の材質。郵便局での決闘。ちょんまげの起源。新たなるオリンピック競技の提案。「ホッホグルグル」の謎。パン屋さんとの文通。矢吹ジョーの口から出るものの正体。「猫マッサージ屋」開業の野望。バンドエイドとの正しい闘い方-。奇想、妄想たくましく、リズミカルな名文で綴るエッセイ集。読んでも一ミクロンの役にも立たず、教養もいっさい増えないこと請け合いです。
感想・レビュー・書評
-
やっぱり面白い岸本佐知子さん。真面目と妄想のバランスが好き。「ホッホグルグル問題」「疑惑の髪型」に同意。「戦記」「裏五輪」暴走ぶりがいい。「とりあえず普通に」「ピクニックじゃない」「ある夜の思い出」ちょっと変でじんわり優しい。
-
ほとんど読んだことがないエッセイ
どなたかのレビューかな?
なぜか登録してて手に入れました(・_・;
わたしもたいがい妄想しまくってますが足元にも及ばない‼︎
爆笑です!こんな凄い妄想知らない笑笑
妄想がもう一つの作品に仕上がってます(°_°)
なんて不思議な方…翻訳家の岸本佐知子‼︎
爆笑妄想をひとつ…
富士山に興味があった子供の頃登る事になった話
プリンのようなゼリーのような不思議な形
下が青、上が白…その青い土を袋に詰めて帰るのだ
五号目とはどのあたりだろう?青と白の境い目あたりだったら、不二家の三色アイスみたいに色の変わるあたりを持ち帰りたい‼︎
どうしよう…次シャンプー・リンス買うとき絶対妖精思い出して笑ってしまう( ̄▽ ̄)
久しぶりに涙が出るほど笑いました(〃ω〃)
電車、人前で読むと危険です♪
-
岸本佐知子さんは妄想癖の半端ないおかしな人というイメージを持って読み始めた。
最初のエッセイ読了。あれ?まあまあ普通じゃないか?
読み進めて遭遇した「気がつかない星人」、自分も同じ種族かもしれない。親近感がわく。
どこかしら自分と似通った思考回路がある。
でも思考がどこまでもぶっ飛んでいく。どうしてそこまで行っちゃうの!
やはりうわさどおり普通じゃなかった。
岸本佐知子さんて、こんな人だったんだ。
さらに読み進めているうちに、ふと思った。
この支離滅裂さは"夢"のようだ。
だとすると、岸本佐知子さんは一体どのような夢を見ているのだろうか?
読みたいに登録している「『罪と罰』を読まない」を読むのがますます楽しみになった。 -
センスあるアンソロジーを作る翻訳家さんの普通のエッセイだと思って読み始めたら、あれ?いつのまにか、上品にねじれた、不思議な世界に迷い込まされていた。
岸本さんの心の中のいろんな形のドアを、何が出てくるかわからないままわくわく開けて、その都度思いもよらない場所に取り残されるような読書体験だった。
感化されて、スーパーの肉を手に取る時、上から肉を照らしている白い蛍光灯に触れたら、実はビームで指先が切断されちゃうんじゃないかと変な妄想をしてしまった。
ちょっと不気味な「ゾンビ町の顛末」「日記より」「夏の思い出」が特に好き。 -
「ひみつのしつもん」続いて二作目。
ふーん。
エッセイは作者の日常や思考、率直な意見など
垣間見られてすごく面白いものだが
ふーん、作者独自の世界があり、時々そこに入り込む
俗に言えば変わってる。
おもしろい、おもしろいと聞いて「Facebookの読書感想」
手に取ったけど、
ひみつのしつもん同様、
翻訳という飛び抜けた才能所持者の
とてつもなく?マークを持たせるはなし。
ふしぎちゃん?
こんなんだとわかりながら読むとおもしろいかもしれない。まだ慣れない。
「罪と罰を語らない」は読んでみたい。 -
面白かったー。
こんなこと考えちゃう人いるの?って話が次から次へと出てくる。
「あしたのジョー」のじょーが、りきいしにパンチを食らった時、口から出てくる白っぽいソラマメみたいな形をしたものを、腎臓だと思ってたって話がお気に入り。ついでにその時期の母親が自分の質問にすべて「うん」で答えていて、「これってじんぞう?」と私が訊く。「うん」と母が答える。ってとこまでセットで笑える。
イラストも素敵だし、もっと読みたくなる。-
タイトルが面白い本だなぁとネットを浮遊してこちらに辿り着きました。
腎臓の話で俄然読みたい気持ちが沸きますね!(笑)
母親のぞんざいな扱いも...タイトルが面白い本だなぁとネットを浮遊してこちらに辿り着きました。
腎臓の話で俄然読みたい気持ちが沸きますね!(笑)
母親のぞんざいな扱いもたまらない…。
思い出す度笑っちゃいました2023/09/23
-
-
父の病院の付き添いに持参。クスッと笑えて、気分が沈みがちな待ち時間が楽になった。とりとめなく広がったり飛躍する思考が心地いい。油断すると、思いもよらない方向に連れていかれて目が回る。エッセイなのか小説なのか不思議な感じ。
-
ミランダ・ジュライの「いちばんここに似合う人」を訳した人、で知る。ミランダのあの不思議な世界を自然な日本語で訳していて、感動した。どんな人なんだろうって気になった。
読んで、ミランダとタイぐらいぶっ飛んでいて、またびっくりした。大声笑いが止まらなくなって、電車では読めなくなった。
こんばんは。
こちらの本、ご紹介ありがとうございます。
とてもおもしろそうなのでで早速読みたい本として登録しちゃいま...
こんばんは。
こちらの本、ご紹介ありがとうございます。
とてもおもしろそうなのでで早速読みたい本として登録しちゃいました。
岸本さんの本、こんなご時世の息抜きになりますよ。
岸本さんの本、こんなご時世の息抜きになりますよ。