町工場・ス-パ-なものづくり (ちくま文庫 こ 18-4)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480426642

感想・レビュー・書評

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  • 町工場の職人たちが培ってきた技術や、一流の職人の仕事ぶり等について書いたエッセイ。

    恥ずかしながら、この本を読むまで、「技術力ってなんだろう。同じ機械があれば、同じ製品が作れそうなものなのに。」と考えていた節があるのだけど、この本を読んで、そのイメージは大きく変わった。

    中小企業・町工場に対する見方を変えてくれる良書。
    著者の小関さんの本を、ほかにも読んでみたい。

  • 「ブルーカラー」と言って馬鹿にしてはいけない。最先端になくてはならないのは、町工場で培われた技能と知恵だ。これぞ日本の「ものづくり」である。

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著者プロフィール

1933年、東京生まれ。
都立大学附属工業高校卒業後、旋盤工として町工場に勤務する。
そのかたわら、執筆活動をつづけ、作品を発表する。
◎おもな著書
『大森界隈職人往来』(朝日新聞社、81年)--第8回日本ノンフィクション賞
『粋な旋盤工』(風媒社)、『春は鉄までが匂った』(晩聲社)、『羽田浦地図』(文芸春秋)ほか

「1985年 『鉄を削る 町工場の技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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