ファインマンさん 最後の授業 (ちくま学芸文庫 ム 6-2)

  • 筑摩書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480096906

感想・レビュー・書評

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  • この作者がファインマンさんに受けたように、強く影響されたという面では、私には一人ではない複数の恩師がいる。これは考えてみると幸せなことだ。願わくば、私も誰かに良い影響を与えた人になりたいものだ。

  • 大学院を卒業するときに、教授から送られた本。
    大学院で(たまたま)よい論文を出したことが評価され名門の大学に赴任するが、自らの才能に懐疑的で、何を研究すればよいか決めかねて苦悩する物語。
    結局、「自分が好きで、情熱を注げることをやれば良い」というありきたりの結論になるのであんまり、、という感じが正直したが、現象論を重視するバビロニア人系の哲学と論理を重視するギリシャ人系の哲学との対立とか、勉強になることはいくつかあった。
    たぶんもっと人生経験を積むと響きそうなので、再読したい。

  • 20200307 下京図書館
    ファインマンの晩年の姿をリアルに蘇らせる筆力。世代をまたいだ科学者の交流というのはこういう感じなのか。

  • Feynmanに関する伝記であるが、「ご冗談でしょう、ファインマンさん」のほうが良いと思う

  • 全力でおススメ

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著者プロフィール

レナード・ムロディナウ
カリフォルニア大学バークレー校で理論物理学の博士号を取得し、マックス・プランク研究所でアレクサンダー・フォン・フンボルト・フェローを経て、カリフォルニア工科大学で教壇に立った。著書に『ファインマンさん 最後の授業』(安平文子訳、メディアファクトリー、2003年、現在ちくま学芸文庫)、『たまたま:日常に潜む「偶然」を科学する』(田中三彦訳、ダイヤモンド社、2009年)、『しらずしらず:あなたの9割を支配する「無意識」を科学する』(水谷淳訳、ダイヤモンド社、2013年)、『この世界を知るための 人類と科学の400万年史』(水谷淳訳、河出書房新社、2016年、現在河出文庫)、『柔軟的思考:困難を乗り越える独創的な脳』(水谷淳訳、河出書房新社、2019年)などがあり、スティーヴン・ホーキングとの共著に『ホーキング、宇宙のすべてを語る』(佐藤勝彦訳、ランダムハウス講談社、2005年)、『ホーキング、宇宙と人間を語る』(佐藤勝彦訳、エクスナレッジ、2011年)がある。

「2023年 『「感情」は最強の武器である』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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