- Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480088697
作品紹介・あらすじ
光り輝く青年神アポローン、秘儀の大母神デーメーテール、魂の導者にしてトリック・スターたるヘルメース、精液から生まれた美神アフロディーテー…ギリシアの神々の物語は西洋の文学・芸術に無数の素材を提供してきた。ギリシア神話はまた、西洋人の基層的な心性や世界観を知るうえで逸することのできない記憶の宝蔵でもある。数多い典拠のなかで、大ホメーロスの名を冠して伝存された本書は、内容の充実、作品の完成度、作風の多様をもってひときわ異彩を放つ。33篇22柱の神々に捧げられた讚歌集を流麗・典雅な日本語に移し替えるとともに、博捜の訳註・解題を付した唯一の全訳。
感想・レビュー・書評
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きれいでほのぐらい。そんな昔の人々の歌たち。
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訳文も素晴らしく解説も素晴らしい。訳注の素晴らしさには言葉を失う。
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訳者の注と解説に圧倒される。
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<a href="http://www.bk1.co.jp/product/02458557"><B>ホメーロスの諸神讚歌</B></a><br>(ちくま学芸文庫) <br> 2004.7 <br> <br> <br>「わ〜こんな資料を日本語で読めるなんて!」という喜びの第一声でした。<br>讚歌なのでリズムも良く、声に出して読んでも良し。(笑) <br>解説も、本編を上回るようなボリュームです。<br>オリンポス神以降のことだけではなく、<br>それ以前のティターン神族のくだりもあったりするので興味津々。<br>かなり読みごたえがありました。<br> <br>筑摩さん、復刊ありがとー!<br>(1990.4平凡社刊を文庫化したものだそうです){04.11.15}