珍日本紀行 (西日本編) (ちくま文庫 つ 9-2)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 333
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (1117ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480035929

作品紹介・あらすじ

ここには「旅」につきものの小洒落たフロ・メシ情報も、ワビサビ空間もない。むしろ醜悪・珍奇、ガイドブックにさえ紹介されない珍スポットばかりが詰め込まれている。怪しい宗教スポット、意味不明のテーマパーク…でも、このスッピンの乱れ顔こそが、いまの日本なのだ。本当の秘境は君のすぐそばにあるってこと!北陸から沖縄まで、とっておきの珍名所、西日本編165物件。

感想・レビュー・書評

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  • 東日本編と同時に図書館で借りました。
    こんなに変わった場所があるのか!と驚き、
    これだけあっても行った事があるのは数ヶ所…
    とこれまた驚き。驚きの連続。
    見ているだけで面白い、充実した内容です。

  • 全ての場所が 昭和の雰囲気漂っていて 怪しすぎる。こんなに沢山あやかしスポットがあるとは!!

  • (東日本編、西日本編共通)
    さすがに最近はつぶれていそうな感じがするちょっと変わった観光地(観光施設)を東日本編、西日本編に分けて紹介している、フルカラーで写真の豊富な作品です。
    この本を読めば、少なくとも「秘宝館」のなんたるかについてはよくわかりましょう。(^^;
    中で紹介されている施設の中に結構含まれている、個人で運営している施設については執念とか、怨念とかそんなものを感じるようでした。
    さて、本当に、現在での施設の生存率はどんなものやら。

  • これをもとにあちこちまわりたい。一般的なガイドブックには決して載らないであろう場所も掲載。
    本が分厚く、ページがばれてしまいそうなので、2冊購入してしまった。

  • 都築響一「圏外編集者」つながりで。高知のやんちゃなお父さんが自分の好きなように延々と作り続けている沢田マンション。性愛の展示がインパクトのある凸凹寺。鉱山リゾート、マイントピア別子。マントラ洞窟を擁する石手寺。ユダヤ人もびっくり、能登半島のモーゼの墓。独特すぎる世界観がほとばしって暴走機関車のような、大阪の、食堂・宇宙家族。世界各国のお風呂が集う、スパワールド。一億円金塊とバスガイドさんのポラロイドで埋め尽くされた靜の里公園。店員が走って注文を取りに来ることもある、日本最大の喫茶、カフェギャラリーレストラン・ウズ珈。どれも過剰で、心くすぐり、立ち止まってしまう。よく見つけてきたなあという関心と、作った人の情念が垣間見えて、本当興味が尽きない。

  • 花泉図書館。

  • すごい盛り沢山!
    岸和田の剥製とかまだあるのかなー。
    秘宝館、1度は行ってみたい。

  • 新潟ぽんしゅ館、新潟賽の河原、富山メルヘンの街、石川車の海水浴場、石川スッポン堂、石川ユートピア加賀の郷、石川ハニベ巌窟院、福井三方石観音、三重大観音寺、三重元祖国際秘宝館、三重鳥羽国際秘宝館SF未来館、和歌山世界最大の壁画、和歌山カエル橋、和歌山白浜美術館、大阪PLタワー、大阪石切神社、大阪難波八阪神社、兵庫手塚治虫記念館、兵庫世界平和大観音、兵庫ナゾのパラダイス、兵庫静の里公園、広島日本はきもの博物館、広島耕三寺、広島毒ガス島、鳥取水木しげるロード、香川1億円のトイレ、香川鬼ヶ島、徳島大菩薩峠、徳島日本最大の喫茶、徳島正観寺、徳島かもめ橋、高知アンパンマンミュージアム、高知沢田マンション、愛媛凸凹寺、愛媛マイントピア別子、愛媛石手寺、福岡久留米成田山、大分鯛生金山、大分地獄極楽、大分スギノイパレス、大分地獄めぐり、大分別府秘宝館、長崎雲仙普賢岳、長崎フルーツバス停、長崎西彼楽園、長崎軍艦島、宮崎高鍋大師、宮崎サンメッセ日南、鹿児島熊襲の穴、鹿児島イッシー、沖縄海洋博記念公園

  • ここには「旅」につきものの小洒落たフロ・メシ情報も、ワビサビ空間もない。むしろ醜悪・珍奇、ガイドブックにさえ紹介されない珍スポットばかりが詰め込まれている。怪しい宗教スポット、意味不明のテーマパーク…でも、このスッピンの乱れ顔こそが、いまの日本なのだ。本当の秘境は君のすぐそばにあるってこと!北陸から沖縄まで、とっておきの珍名所、西日本編165物件

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    ここには「旅」につきものの小洒落たフロ・メシ情報も、ワビサビ空間もない。むしろ醜悪・珍奇、ガイドブックにさえ紹介されない珍スポットばかりが詰め込まれている。怪しい宗教スポット、意味不明のテーマパーク…でも、このスッピンの乱れ顔こそが、いまの日本なのだ。本当の秘境は君のすぐそばにあるってこと!北陸から沖縄まで、とっておきの珍名所、西日本編165物件。

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著者プロフィール

1956年東京生まれ。1976年から1986年まで「POPEYE」「BRUTUS」誌で現代美術・デザイン・都市生活などの記事を担当する。1989年から1992年にかけて、1980年代の世界現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アートランダム』を刊行。以来、現代美術・建築・写真・デザインなどの分野で執筆活動、書籍編集を続けている。
1993年、東京人のリアルな暮らしを捉えた『TOKYO STYLE』を刊行。1997年、『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』で第23回木村伊兵衛写真賞を受賞。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続けている。2012年より有料週刊メールマガジン『ROADSIDERS’weekly』(http://www.roadsiders.com/)を配信中。近著に『捨てられないTシャツ』(筑摩書房、2017年)、『Neverland Diner 二度と行けないあの店で』(ケンエレブックス、2021年)、『IDOL STYLE』(双葉社、2021年)など。

「2022年 『Museum of Mom’s Art』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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