ナンセンス・カタログ (ちくま文庫 た 2-3)

  • 筑摩書房
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本棚登録 : 190
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480026057

感想・レビュー・書評

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  • 古書店にて購入。気負いがなくちょっと意外な物の見方や蘊蓄を語る谷川さん。そのお題に合った和田さんの絵もさりげなくおしゃれ。けっこう昔のだけど何度も読み返したくなるかっこいい本。忙しくて気持ちがくさくさしてる今読んで良かった。

    • ☆ベルガモット☆さん
      あけましておめでとうございます!
      昨年はたくさんのいいねをありがとうございました☆
      おしゃれでかっこいい本、表紙の絵も何だろう?ってじっ...
      あけましておめでとうございます!
      昨年はたくさんのいいねをありがとうございました☆
      おしゃれでかっこいい本、表紙の絵も何だろう?ってじっと見つめてしまいました~
      今年もよろしくお願いいたします。
      2022/01/01
    • 111108さん
      ベルガモットさん 

      あけましておめでとうございます!
      昨年はいいねやコメントをたくさんいただき
      ありがとうございました(^o^)
      おかげさ...
      ベルガモットさん 

      あけましておめでとうございます!
      昨年はいいねやコメントをたくさんいただき
      ありがとうございました(^o^)
      おかげさまで本を読むことがもっと楽しくなりました♪
      今年もよろしくお願いします♡
      2022/01/01
  • ショートショートエッセイと銘打たれているけれど散文詩だと思った。素晴らしい文章で、こういう風に書けたらどんなに良いかと、始終羨望のため息であった。

  • 谷川俊太郎のショートエッセイと、和田誠のイラスト。
    「読者(2)」という項目から。
    「読者というのは、他人と同義語だ。だから自分の中にも常に読者はいるわけね。読者を対象化することはできない、本の売れた数を数えることはできても。読者は目に見えないものだと思うんだ。
     自分の中にどれだけ他人をかかえこめるかという形でしか、作者は読者とかかわれないんじゃないかしら。自分のために書くのか、ひとのために書くのかという二元論は、ぼくは成り立たないと思っています。それは結局同じことだから。」

    もともとは1ページに和田誠が枠線とイラストを描いて、その中に文字を配置するというスタイルだったのだと思うけど、文庫本サイズに縮小したので、同じ縮小率にすると文字が読めないので、文字があふれている。これは残念ポイント。仕方ないけど。
    「紙屑籠」とか「犬」とか、元サイズがよかったな。

  • 理由はないが、なんだか好き。

  • 「青空」「くしゃみ」「まんなか」など、『あ』から『ん』までのあらゆる言葉をお題に、谷川俊太郎さんが文章を、和田誠さんが挿絵を担当された150篇のエッセイ集。

    身の回りのもの1つを取っても、このお二人の手に掛かるとこんなにも優しくユーモアある視点で捉えられるのかと。谷川さんのまるで散文詩のような柔らかい言い回しと、和田さんの少しとぼけたような愛嬌のあるイラストが絶妙に合わさり、本を開くたびに癒されています。
    優しく穏やかな感性に触れたい時に。

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著者プロフィール

1931年東京生まれ。詩人。1952年、21歳のときに詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来、子どもの本、作詞、シナリオ、翻訳など幅広く活躍。主な著書に、『谷川俊太郎詩集』『みみをすます』『ことばあそびうた』「あかちゃんから絵本」シリーズ、訳書に『スイミー』等がある。

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