新・風景論: 哲学的考察 (筑摩選書 148)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480016539

作品紹介・あらすじ

なぜ「美しい風景」にスマホのレンズを向けるのか? 風景を眺めるとは何をすることなのか? 西洋精神史をたどり、本当の意味における風景の経験をひらく。

感想・レビュー・書評

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  • よい風景とは、風土を反映する風景であり、反対に、風土を無視して作り上げられた人工的な風景は、否定的に評価されます。

  • 久々にちゃんとした哲学的考察を読んだ。ああ、ネットの時代になってもこういうものはちゃんと存在してるんだな。とてもとてもうれしい。地平ではなくなったもの、という主張への違和感は、少し時間をかけて考えてみたい。

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著者プロフィール

1968年生れ。明治大学商学部教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。哲学、哲学史専攻。主な著書に、『忘れられた哲学者 土田杏村と文化への問い』『友情を疑う 親しさという牢獄』(いずれも中公新書)、『これが「教養」だ』(新潮新書)、『知の教科書 ニーチェ』(講談社選書メチエ)、『岐路に立つニーチェ 二つのペシミズムの間で』(法政大学出版局)などがある。

「2017年 『新・風景論 哲学的考察』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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