「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと

  • 大和書房
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本棚登録 : 274
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479797319

作品紹介・あらすじ

己のメタモルフォーゼ(変化)を恐れるな。


NYタイムズほか国内メディア大注目!

日本の大学初、アフリカ系学長がこの国でどう生き抜いたか?

不確実な世界を生きる最高の講義。

感想・レビュー・書評

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  • 多様性・ダイバーシティについて考えさせてくれる内容でした。
    文字の量も多くなくサッと読めてしまいます。
    何事も学びであり、自分がどう考えて思考していくことが大事だと改めて実感。自分の捉え方で人の見方も違くなるし、言いたいこと、伝えたいことは言葉に乗せて面と向かってしっかり伝えることが大事だなと。
    そして、日本の良さを知るために海外で生活してみたくなりました。
    日本がもっとグローバル化して多国籍になっていくといいなと思いました。

  • 核となる自分は保ったまま、外側を変化させていく。
    社会が便利になっていく中で、ただそれを受け取るのではなく、均質化する流れの中で自分が流されていないか捉え返す。
    生きる目標は「自分が」何を得られるか。他人軸にすると自己犠牲が起こりやすい。気をつけたい。

  • 外国人から見る日本人を題材にした著者は数多くあるが、現代の日本人とグローバルという観点から書いているところが面白い。
    世界に取り残されない日本になる為にも、参考になる本だと思う。

    重要ポイント
    日本人の特徴・気質を持ちながら、世界のスタンダードに順応できることが本当の意味でのグローバル人

  • 以前テレビ番組で著者のウスビ・サコ氏を知る。
    国内外メディアで注目の日本初のアフリカ系大学長。
    京都精華大学いいね!

    本日発売の読んでみたい本。

    【京都精華大学WEBオーキャン】「世界を旅する学長から高校生にメッセージ」 (学長 ウスビ・サコ)
    https://www.youtube.com/watch?v=LRYXzyxklGo

    https://www.youtube.com/watch?v=djkzI1pE4WY

    私がウスビ・サコ氏を知った最初の番組は
    ワタシが日本に住む理由だった。
    https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_bstvtokyo/program/detail/201711/24001_201711062100.html

  • 日本で大学の学長になったマリ出身の著者。
    若い人たちに贈る真摯なメッセージは、彼が今まで経験し得てきた知恵の伝承でもある。難しくない言葉で書かれているが、末尾の参考文献は、日本語の著書ばかりながら、なかなか読み応えがあるものばかり!

  • 学びのチャンスはたくさんある。知っているもの(高評価なもの)を追体験するだけでなく、知らないものを体験してみる。自分にしかできない発見をする。
    メモ。「メタモルフォーゼ」=「変身」「変化」「核となる自分自身を保ったまま、社会に適応した自分をつくっていく」

  • <2023年度男女共同参画推進センター推薦図書>
    ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC01026198

  • 目の前の人と向き合うこと。自分の価値観を持つ。

  • グローバル視点だけでなく、普段から色々な人と関わる中での大切なことが詰まった内容に。就活生、新社会人はさには特におすすめ。

  • 遠慮で人とのコミュニケーションをやめない。
    批判に対して、冷静でいる
    こんにちは以外の挨拶をする。
    他人のために自分を犠牲にしない
    自分の心の声を大切にする。

    体得したい言葉がいくつもあった。

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著者プロフィール

ウスビ・サコ京都精華大学教授。1966年マリ共和国・首都バマコ生まれ。北京語言大学、南京の東南大学等を経て、京都大学大学院工学研究科博士課程修了。博士(工学)。2018年4月~2022年3月京都精華大学学長。アフリカ系として初めて、日本の大学の学長になった。社会と建築空間の関係性について様々な角度から調査研究。著書に『サコ学長、日本を語る』など。

「2023年 『君たちのための自由論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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