人生を変えるメンターと出会う法~自分の磨き方、高め方~

著者 :
  • 大和書房
3.50
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本棚登録 : 435
感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479794738

作品紹介・あらすじ

人生を導いてくれる師をもつ意味とは何か。どのように学び、あり方を変えていくか-最高の自分になる知恵を与える書!日本に「メンター」という考え方をもたらした著者が綴った、幸せと豊かさを手に入れる17のプログラム。

感想・レビュー・書評

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  • 本書は、メンターと出会う法というタイトルである。
    サブタイトルまで入れると、『人生を変える メンターと出会う法 自分の磨き方、高め方』とある。
    だが、端的に言って、これはミスリードを誘うタイトルだと感じた。あるいは、本質的なタイトルだと抽象的過ぎて売れないから、マーケティング的にこのタイトルに落ち着いたのかもしれないが。

    本書の本質は、
    人生の生き方、歩み方を描いたものなのだと私には感じられた。
    もっというと、脈々と流れる私達人類が紡いできた連鎖であり、世界なのだと。


    アインシュタインの言葉に、

    「ゲームのルールを知るべきだ。そしてルールを学んだあとは、誰よりも上手にプレイするだけだ。」
    (You have to learn the rules of the game. And then you have to play better than anyone else.)

    というものがある。
    読みながら思い起こされた。


    メンターにと思いつきもしないまま憧れで過ぎ去った人、
    失った師、別れた師、
    メンターにと関係性を深める前に病で失ったあの人も
    もう何年も前に別れた師が、人伝に亡くなったことを知ったあのときも
    こんな気持ちにはならなかったのに。

    著者のように、心構えがもっとできていれば

    私はあまり後悔というものをしない人間だが、後半の記述から涙が出た。




    補記
    著者はたぶん初めて読んだ。自己啓発作家。書名から受ける印象だと他はあまり興味がわかないが、何冊か目次まで読んでみよう。

    「どういう生き方をしたら、人は幸せになれるでしょうか?」との問いに、
    「背骨がビリビリするくらいワクワクして生きてください」
    と答えた渡部昇一先生が、「私は本を、散歩をするように書いています」と述べた際、著者はガクッと力が抜けたと書いている。p118
    だがこれはカントにひっかけた先生なりの気の利いた言い回しだったのでは? 
    洒落た言い回しに心が温かくなった。ご冥福をお祈りします。

  • 本田さんってちょっと苦手で・・
    なんかいつも前向きで
    ちゃんとしている感じがあって。
    でも、いただいたので、読んでみました。

    ①メンターに何を教えてもらいたいか。
    メンターに教えてもらえることは大きく6つある
    らしい
    1人間としてのありかた
    2人との付き合い方
    3幸せで豊かな人の感性
    4人生のビジョン、実現の方法
    5ライフワークに関するスキル
    6日常的なふるまい
    こんな風に分類したことなかったなあ
    1仕事に関してのメンター
    2生き方に関してのメンター
    3人間関係、人付き合いのメンター
    くらいな感じでいました。

    ②メンターから受けた恩をなんとか
    返したいという気持ちは相手にも伝わる。
    これ大事なんだよね。
    もらってばかりではなく、何が提供できるのか。
    提供できるものを作っておかなければ。

    ③自分の得意を作る。
    なんだろう、自分の得意って。
    読書好き。
    几帳面。
    まじめ。

    デザイン、習字、指導力
    これから伸ばしていきたい分野だな。

    ④生き方に憧れる人がメンター
    そうだよね。
    誰からも学ぶっていう謙虚な態度を
    忘れずに。

    ⑤一行一行に祈りを込めながら文章を書く。
    難しい。書くことに精一杯で
    祈りがこめられない。
    息をするように自然に文章が書けることが
    その第一歩かな・・。

  • 50過ぎてからメンター探しはどうやら想定していなかったらしい。実際、ある程度の年になってからの方がモデルが必要な気がするのだが

  • メンターに出会うことを探りにいったが、メンターとはどういう人かという問いをもらった。
    いい本だったと思う。

  • メンター(師匠)となる人を見つけなさい、そしてその人から学び成長していくことを進める本です。が、しかし、出会う人すべてが師匠と考えれば、これは人とのコミュニケーションの質を高めるための本でもあると思います。メンター、つまり相手に喜んでもらい、この人に教えてあげたい、よくしてあげたいと思わせなければ教えてもらうこともありません。自分を磨き、成長させる意欲を持ち、人とのコミュニケーションレベルが上がればおのずとメンターができると思います。そのために著者が実践、実体験した内容が書かれており、とても参考になります。

  • メンターとどのようにして出会い、自分を高めていくかについて書かれた本。

    とてもわかりやすく優しい文章で書かれていて、自己啓発の本にありがちなバシバシ尻を叩かれるような雰囲気がなくてとてもいいです。

    どんなメンターを選ぶか、という項目で、「超一流の人は人間としてどこかが壊れているケースが多いです」と書かれていたり、2流を目指すのもひとつの選択という意見など、冷静でリアルなアドバイスに好感が持てました。

    個人的には誰かに教えを乞いたいとも思わないし、ランク外でもいいから穏やかに生きて、そして死んで行きたいと願っているので、実践することはないと思う。

    ただこれはこれで、とても面白い本なので興味があれば読んでみるのもいいのではないかと思います。

  • 自分の人生をより良くするにはメンターを持つことが重要。良いメンターと出会うには、自分の人生の理想のイメージを持つこと、自分の売りを明確にすることが大事である。

  • 「掃除の合間に師匠がどのような人生を生きているのか、それを身につけて行こうという態度の若者が成功していくのです」

  • - ブラックメンターとホワイトメンターがある
    - ホワイトメンターに出会えることで人生を俯瞰することができた
    - ブラックメンターに出会えて人の醜さをみることができた
    - 一流の人は普通の人としての人生を諦めるものだ
    - 世界で成功している人は人生のどこかのタイミングで必要な技術を習得している
    - 何ことにも手を抜かない熱意と誠意をメンターは買ってくれるのだー

  • オーディオブックで読了。
    読み物として面白かったです。

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著者プロフィール

神戸生まれ。経営コンサルタント、投資家を経て、29歳で育児セミリタイヤ生活に入る。4年の育児生活中に作家になるビジョンを得て、執筆活動をスタートする。
「お金と幸せ」「ライフワーク」「ワクワクする生き方」をテーマにした1000人規模の講演会、セミナーを全国で開催。そのユーモアあふれるセミナーには、世界中から受講生が駆けつける。人気番組「本田健の人生相談~Dear Ken~」は4700万ダウンロードを突破。2014年からは、世界を舞台に公園、英語での本の執筆をスタートさせている。著書は『ユダヤ人大富豪の教え』『20代にしておきたい17のこと』(大和書房)、『大富豪からの手紙』(ダイヤモンド社)、『きっと、よくなる!』(サンマーク出版)、『大好きなことをやって生きよう!』(フォレスト出版)、『「未来を書く」ことで、どんどん夢は実現する』(永岡書店)など200冊以上、累計発行部数は800万部を突破している。

「2022年 『本田健 未来を開く手帳 2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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