冒険の作法―仕事と人生がもっと豊かになる

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 66
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479790969

作品紹介・あらすじ

人生は冒険。道は開ける。ワクワク系マーケティングの創始者が明かす世の中のしくみ、生き方のコツ。自分の人生はこうして経営する。

感想・レビュー・書評

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  • 「ロードオブザリング(指輪物語)」「スターウォーズ」「冒険者たち」「恋はデジャヴ」などの物語をもとに、冒険の本質について語る。本書ではこれらの作品につき、予告なく強烈な「ネタバレ」をするので、未見の作品をこれから見ようと思っていた人は注意(笑)。

    本書を読む前から、俺はトイレのスリッパを揃えていた。そうしないと気持ち悪くなるように自分を条件付けてきたからだ。本書によれば、そうするとヒーローになれるらしい。アラ、ちょっといい気分(笑)。

    ヒーローになったとき得られる最高のものは、敬意、信頼、愛情だという(富、名声は副産物)。5章ではそのように語られるのだが、さらに6章では信頼され、愛されるヒーローになることもまた副産物だと語られる。つまりヒーローになること自体が目的ではないということ。ではその目的とは何か?「変容」と、著者はいう。

    何というか俺がこれまで考えてきたこと、俺が四国遍路(これも冒険だ)を通じて得た教訓、それらに近いものがまとめられている。そのため、読んでいて1つ1つが納得できた。ジョゼフ・キャンベルの神話学に興味が湧いた。

  • 感想
    ワクワクに耳を貸す。大人になってからは邪魔することがあまりにも多い。だけどそんなこと構っている時間がない。だから自分の心に従って。

  • 人生の冒険について。人はちらっとみてしまったその先に、行ってみたくてしょうがなくなるというフレーズに納得。
    私も先を見てしまったり、上のポジションの生活をみてしまったら、そこへ行きたくなるもんなぁ。

  • なんかワクワクしてきたwwwww
    もっと目標を明確に!!


  • 「天職の作法」に続く2部作目

    天職を生きながら、

    当然のようにやってくる数々の難関にぶちあたったら・・・


    一気に読んじゃってください

    すっきりしますよ!

  • 「冒険」
    この言葉を聞くと何故だか、心が沸き立ち胸が高鳴る。

    この本は人生を冒険と捉えており、またタイトルどおり「冒険の作法」というものを教えてくれることで、同時に人生というテーマについても多くのことを教えてくれている。

    あなたは冒険の招きに応じますか?
    日常を破ることはできますか?

    冒険には作法があるように、人生にも作法があります。

    人生の冒険に出る前に、まずはこの本を。

  • …人生は冒険だ!道は開ける。冒険には作法がある。自分の人生はこうして経営をする。…と言う話を、「スターウォーズ」「指輪物語」などの例もまじえつつ、現実世界と照らし合わせつつ。

     <strong>すごい、なるほど!</strong>と思った話を一つ。
     ある会社で新プロジェクトを始めるとき、会社のスタッフを集めて「○○を始めようと思う」「目的地はこの島だ。以上」→みんなざわざわ、不安。
     →これを「船を出してある島へいく冒険」に例えると、町の人たちを集めて唐突に「冒険のたびに出ようと思う」「どこを目指しているかというと・・・」「あとは各自、人員と備品をそろえて計画するように」→町人はとまどっちゃう。

    <strong>  ⇒冒険の旅への誘い方には順番が大切!
         1.相手に敬意と信頼と愛情を表する(言葉・態度)
         2.なぜ冒険にでなければならないのかを語る
         3.冒険から無事帰還すると世界はどうなるのかを語る
         4.冒険に出たいかどうかきく
         5.冒険の為に具体的に何をするか、プランを語る</strong>

    むむぅ。小阪さんすごいっす。私は唐突に用件のみ言っちゃう方だな・・・(^_^;)今度冒険風に言ってみよう。

    他にも、
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    強いから人が集まるのではない。
    小さく、弱いにも関わらず、「私には役割がある」と言える人、
    そこに人がついてくるのです。
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    いずれにしても、試練にはきちんと立ち向かうことです。きちんと立ち向かうというのは何を意味するかと言うと、試練の意味するところを質問するということです。

    そうすればそれ以上、本質的にその試練があなたの人生の邪魔をすることはないのです。
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    とか、色々心にメモりたい事、多し。

  • 「天職の作法」につづく第二弾。ほんと冒険しないと人生は面白くないですね。

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著者プロフィール

オラクルひと・しくみ研究所代表

「2022年 『「価格上昇」時代のマーケティング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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