- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479393504
感想・レビュー・書評
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中学受験するか否か、いろんな観点がほしく関連書籍を読み漁る。
教育ジャーナリストであるおおた氏が一歩引いた目線で、プロ家庭教師である安浪氏がリアルな現場目線で、以下の5テーマについて持論を語る。
・なぜ中学受験をするのか
・「本当の学力」をあげる勉強法
・塾を使い倒す新常識
・志望校選びの玄人的着眼点
・親子の信頼関係の育て方
おおた氏の書籍は過去に二冊読んでいるので、ふむふむと持論を確認する感覚で読んだ。
安浪氏の担当の章が勉強する子たちのリアリティをのぞかせる。
まだ我が家は受験期に突入していないが、例えば公文式とそろばんどっちがいい?とか、読書量が国語の成績を決めるか?とか、一定の時間一定の努力をすれば誰でも結果が出るのか?とか・・・・
今の時点でも興味深い論点が多かった。
全体を通して感じたこと。
中学受験をなぜするか、志望校をどうやって選ぶか、親子にとって不幸にならない勉強法とは何か、受験したこと自体からどのような意義を得るか・・・・
その全ては偏差値至上主義から脱することで得られるのであろう。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小3の息子が中受塾に通い始めてもうすぐ半年。
並行して現在の中受の世界の情報を収集しています。
我が家は共働きなうえに息子の性格的にアスリート型の受験塾は合わないと判断して首都圏四大塾は選んでいませんが、果たしてこの選択で合っているのかとたびたび不安になっていますが、この本を読んで改めてこのままでよい、このまま進んでいこうと思えました。
まわりに流されて教育虐待にならないよう、悩んだら読み返したいと思います。 -
中学受験の実情が書かれており、実際に経験した親としても頷ける部分が多い。とはいえ、子供は千差万別だし、本を読んでわかった気になっても実際に経験して初めてわかることも多いと思います。
塾をうまく利用するというのは、第一子が中学受験する親からするとわからないことが多すぎてなかなか難しい。でもこういう本を頼りに、親も勉強して、家族で乗り越えていくべきイベントなのだろうと思います。一番見るべきは我が子という点も共感。子供の気持ちが書いてあり、うるっと来る箇所もありました。 -
「フェイク学力」(解法を丸暗記して基礎が脆弱)というワードにドキッとさせられました。
中学受験をするか、まだ決めかねている我が家ですが、親が目先の点数に必死になることは、子どもにとって不幸である…耳の痛い話です。
「中学受験」での親の役割は、成績を上げることではなく、生き方を教えること…肝に銘じたい。
軸を持って、しっかり考えていこうと思えました。 -
絶対に読むべき一冊間違いなし。
中学受験、親の勝手な考え、勘違い、思い込みで子供を振り回してはいけない。
この一冊は最低でも読んで子供のサポートをしたい。 -
まだ子が年中だけど中学受験についての本を最近意識的に読んでいる。なにしろ田舎育ちの私自身には全く知見がないからね…!!虚心坦懐である。
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実りの多い内容だと思う。
共感する部分や参考にしたい部分が多かった。
今後も、親の私のメンタルを保つために、折に触れて読み、確認して精神を安定させたい。
大人は、どうしても逆算してモノごとを考えるから、今、この勉強量で大丈夫なのだろうか?と、私だけが焦るのだ。
そして、「今できることを精一杯やっているのだから、これ以上追い詰めては駄目だ」と冷静な気持ちと相反して葛藤する。
・我が子をどれだけ冷静に俯瞰して見られるか?
・中学受験の目的は何か?目的がブレていないか?
・精一杯努力した上での結果をまっすぐに受け止めて、きちんと評価する
以上を常に心にとめて、我が子と横並びで歩んで行こうと思う。 -
なるほど