ナインティナインの上京物語

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 131
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479392361

感想・レビュー・書評

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  • 2012年の作品。今となってはナイナイのお二人とも奥さんがいて、大御所まで行ってはいないですが業界で当時以上の確固とした地位にいるコンビ。上京当時の苦悩・葛藤が、よく分かりました。もちろん、今活躍されている芸能関係の方々のほとんどが、同様の思いを抱えていることとは思います。元マネージャーの方から見た2人の人となりを知れて興味深かったです。出版当時に読んでいたら、もっと感じるものが多かったでしょうね。

  • いろいろなところで吃驚だった。

    先ずは吉本興業のアバウトさ加減。
    社員ではなく、取引先の人にいきなりマネージャーを任せるとか、
    売れてきたら掌を返すようにマネージャー志願とか。
    商魂たくましい。こうでないと社会に生き残れないのかもな。

    ナイナイのふたりの笑いに対する真摯さ。
    ともすれば陥る融通の利かなさ。
    その真っ直ぐさが魅力なのかもなー、と思った。

    岡村さんの病気について、はっきりとは書かれてなかったけど
    大体どういう方面の病気なのかはなんとなくわかった。
    そういう病気になっちゃうような人には見えなかったので吃驚だったけど
    この本を読んだら深く納得した。

    確かに運がよかった部分があったかもしれないけど
    裏でこれだけの努力をしてるということが判ったら
    神様もちゃんと見てるんだな、と思わざるを得ない。
    とにかくいろいろ発見がある本だった。

    関係ないけど矢部浩之氏とは歳は違えど誕生日が同じなので、
    勝手に親近感を抱いてしまっている。

  • ムリせず、欲張らずに、岡村らしい笑いを追求してほしい。

  • 779

  • 2013年8月12日読了。

  • ナイナイのオールナイト聴きながらジョギングするのが趣味です。

  • 若い頃から第1線を駆け抜けて来た2人の、芸能人生初めて付いたマネージャーが語る、濃密なエピソード。

    筆者が1年程で会社から追放?w
    された後も付き合いは続いていたようで、最近の裏話もたくさん描かれている。

    岡村さんって常に考えてるんだなぁ、って改めて思ったり。
    たくさんたくさんつらい思いしたんだろなぁ、とか、つぶれてしまう位つらかったんだろうと想像で考えると、途中で泣けてきた。
    実際に岡村さんは半年間くらい休んでるし。

    これからも応援してこうと、改めて思った。

    ファン必読の1冊。

  • ■日本一の努力家芸人コンビ

    コンビを組んで3年。当時22歳と23歳のナインティナインの二人は、「吉本印天然素材」でも人気は最下位。芸達者な先輩たちの中で、居場所をつかめずに苦しんでいた。それが、深夜番組「とぶくすり」をきっかけにいきなり東京でブレイク。レギュラー番組は1週間に8本並行し、睡眠時間は3時間とれればマシという異常な事態に陥った。知り合いの一人もいない東京で、経験もないままテレビ業界に巻き込まれていく二人を、一番近くで見ていた初代マネージャーが書いたナイナイの歴史!巻末には、コンビそれぞれと著者の対談付き。第一線で活躍し続けるコンビ芸人の絆の深さも伝わってくるナイナイ初の単行本!

  • 今まであまり語られることのなかったナインティナインの素顔を上京を伴にしたマネージャーの眼を通して描いた作品。4.5という異常に高い評価(1/10現在)からも明らかなように、ナイナイの2人の知られざる素顔も分かってとても面白い。文章も簡潔にまとまっていてスラスラと読める。

  • ナイナイの東京進出時から共に闘ってきた女性マネージャーさんの手記。
    凄く壮絶で凄く良い本だった。今のナイナイが一番自然体で一番面白いんだなと改めて思った。

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