- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479308744
作品紹介・あらすじ
日本が無謀な戦争へと至った、あやまちの系譜。
明治から現代につづく激動の時代を、ひたむきに生き抜いた人々の姿。
歴史のなかに残された、未来への手がかりをさぐる。
昭和史研究の巨人・半藤一利氏が遺した、歴史から未来への道を探る一冊。
感想・レビュー・書評
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今まで知っていた大戦について、信頼できる新たな知見を得られた。
多大な知識に裏打ちされた内容に感服した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
平和とは何かを考える上で、過去を知ることはとても大事なことだと思います。
学生時代の近現代史をかけ足で学んで以降、こういった歴史の本は全然読んでこなかったのですが、そこまで難しさを感じさせないのは文章の上手さかなと思いました。 -
この著者の本は、明治から大戦までが特に面白い。
陸奥宗光のエピソードは必読です。初めて知りました。 -
なかなか読み応えのある内容。
私のアイデンティティにきわるもの。 -
歴史に学ぶことの大切さを改めて感じました。この国の全体の、今だけでなく10年先、20年先を考えた選択をしていかないといけない。それは行政に求めるだけでなく、自分自身もそうした姿勢でいないといけないなぁと思いました。できることは小さいけれど…。
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今年の終戦の日に読みました。戦争をリアルに経験された世代が去り、戦争を語り継いできた方が去り。本書ののカバーにある「戦争がなかったことになる前に」という言葉には、危機感を覚えます。
今回のコロナ禍では、日本の統治機構における欠陥がいくつも露になったように思います。今後、見直しが行われると思いますが、それはあくまで国民のためのものであってほしいと心から願います。