- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479307921
作品紹介・あらすじ
「読むことで美しくなる本」
山口路子シリーズ 最新作!
カトリーヌ・ドヌーヴの言葉――。
「フランス映画界の至宝」はエレガントでパンク!
2019年8月、ヴェネチア国際映画祭。
是枝裕和監督の『真実』上映に先立つ会見で、
カトリーヌ・ドヌーヴが会場に現れた瞬間、
大きな拍手と歓声がわき起こり、会場は熱気に包まれた。
76歳を超えてもなお主役級のオファーが途切れない、
ほかに類を見ない女優の、
美、恋愛、人生、仕事における真実の「言葉」とはーー。
■恋愛においては、経験はけっして役に立たない。
■「美しいですね、でもそれだけ」といわれている気がずっとしていた。
■自分をつねに、ちょっとした危険にさらす必要があると思う。
■小さな嘘も優しい嘘もない。私にとって嘘は嘘。
C H A P T E R ?
Beauty 美――センス
美しさは特権なんかではない。
むしろその逆の場合も
ありうるのよ。
C H A P T E R ?
LIFE 人生――生き方
「したいこと」と「していること」の
調和がなによりたいせつ。
C H A P T E R ?
LOVE 愛――自由恋愛
それでも私は出逢いがあったときの
「準備」はいつでもできているわ。
C H A P T E R ?
Career 仕事――女優として
難しい仕事だと思った。
だからこそやりたかった。
C H A P T E R ?
Spiritーーードヌーヴ精神
私は、自分の欲望に
抵抗することが苦手なのよ。
感想・レビュー・書評
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★3.5
大好きな女優のひとり、カトリーヌ・ドヌーヴ。若かりし頃の美貌は勿論、年齢を重ねた今もとても可愛らしい。そんな彼女の言葉と魅力が綴られた、ファンには堪らない1冊。20歳で未婚の出産、著名な監督・俳優との恋愛、最愛の姉の早すぎる死。波乱万丈と言える人生だけれど、常に自分の気持ちに正直で、ブレることが全くない。時々の選択が間違っていたとしても、それすらも「自分で選んだこと」と言い切れるような潔さと強さがある。久々に、トリュフォー監督「終電車」、ドゥミ監督「ロシュフォールの恋人たち」を再見したくなった。 -
今まで読んだドヌーヴ関連本で1番好き!
シンプルでドヌーヴらしさが詰まった本!
やっぱり大好きだ〜久々に映画見直そうと思います -
長男が私の誕生日に買ってくれた本。
書きたい、書こうと思わせてくれる。 -
私がこの世で1番好きな女優
私にとって彼女は美しいだけでなく、凛とした目指したい女性像 -
この本を通じて読むドヌーブは意思が強い人という印象があった。僕なんかは毎日ぶれまくってるからなぁ・・・憧れる。本のスタイルも、1ページにドヌーヴの言葉、もう1ページに山口さんのコメントというスタイルで読みやすかった。