スタンフォードのストレスを力に変える教科書 (だいわ文庫)

  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479307839

感想・レビュー・書評

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  • 極端な言い方をすると、ストレスフルな人生を送っていると早死すると思っていました。

    しかし思いつく限りのストレスの害には、必ず例外があり、その例外は、マインドセットによってスタンダードにすらなるということがわかりました。
    また、その実験についても様々な人種、年齢、職業の人たちを対象に、莫大な人数で、様々なパターンでされていて、一定の信頼をおけると感じました。

    ストレスのない人生を送ることは不可能でも、心や体に起こるストレス反応によって、かえって力が湧いてくると思えれば、時に難しくても、それを知っているだけで、または忘れても、既にマインドセットされていれば、きっとしなやかに大きな問題を乗り越えたり、痛みと共により良く生きていけるのではないかと強く思えました。
    本書に出会えてよかった。

  • 「ストレス」は、原始時代の名残の戦闘・闘争反応であり、体にとっては活性酸素を作り出す悪要因である。

    そういう理解がベースにあったが、この本を読むことで、そんな単純なものではなく我々を守り導く働きもあることが、様々な心理実験をベースに分かりやすく説明してくれる。

    これが全て腑に落ちた、というまでは至らなかったが、捉え方が変わるだけでも大きく役に立つと思う。

    この人の本は文章をとても分かりやすく書いてあるので、スタンフォード大レベルでないこちらの脳にも理解しやすい。
    しかし、大学でこういう授業やゼミを受けられるというのは、本当に幸せだと思う。

  • ストレスとは思われてるほど悪いもんじゃない…ということを訴えてます。
    …というように一行で済ますこともできる内容。
    う…ん、ちょっと悪く言い過ぎてるかな(汗)。
    ストレスという言葉を「逆境」に置き換えたら本書の言わんとすることがすんなりと腹に落ちるかと思います。……読み方が足らないかもですが。

  • ストレスに対する捉え方を変えるだけで、成長に繋がる。
    単純なポジティブシンキングとは違う、丹念な説明と感動的な体験談とで理解できる内容。

    ストレスは確かに辛いけれども、逃げるよりも利用するのが勝ちということかな。

    2021/10/26読了

  • 本屋で見つけ、なんとなくふらっと買った本
    この本を読むまで読書を殆どしておらずだったのが、この本に出会えた事で読書に開眼したきっかけの本


    ストレスは悪だ、と思われていたのをそれを力に変えるようわかりやすく説明してくれている本です

    おっ!という発見もかなりあり、ここ重要!というところは太文字でわかりやすくなっているので要所をささっと読みたい人にもわかりやすいかと思います

    大変読みやすかったので同著者の自分を変える教室も読みました。ここでもストレスを力に変える事にも触れられています

    ストレスを力に変えるのざっくり要点だけ読みたい方は自分を変える教室の方が良いかもしれません

  • 「ストレスは害になるが、ならない場合もある」
    これまで、ストレスは身体に悪く、避けなければならないものだと信じてきたので、この気付きは新しいものだった。避けるものではなく、役立てられるもの、すぐに実践することは難しいかもしれないが、心に留めておきたい考え方だと思った。

  • ストレスホルモンは悪者では無かった❗️ネガティブな感情を抱える人に届いて欲しい。

  • ストレスへの考え方がガラッと変わった。きちんとそのストレスと向き合い、何故それを感じているのかを理解すれば、別にストレスも悪い物ではないし、むしろ成長のためには必要不可欠な物であることが分かった。

  • 大切な1冊になりました。
    人生の教科書となりました。

  • さて、これからどんなストレスに向き合って行こうか?

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著者プロフィール

スタンフォード大学でヨーガ、心理学、健康な背骨のためのクラスなどで教える受賞指導者。心身科学や健康運動のリーダーであり、ヨガ、フィットネス、ヘルスケア専門家のための教育やティーチャートレーニングに貢献している。『International Journal of Yoga Therapy』の編集長であり、『YogaJournal』や『IDEA Fitness Journal』などに記事を頻繁に執筆している。
マクゴニガルのウェブサイト:http://www.kellymcgoniga.com

「2014年 『ケリー・マクゴニガルの痛みを癒すヨーガ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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