ハーバードの人生を変える授業 (だいわ文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479305163

作品紹介・あらすじ

感謝ノートをつくる。変化するために、新しい習慣を取り入れる。最も深いところにある感情や思いと向き合う。するべきことを減らして生活をシンプルにする。目標に到達している様子をイメージし、成功までの道筋をつくる…「幸せ」研究の第一人者が授ける52のレッスンで人生は劇的に変わる。講義開始から4年で受講生数が100倍に。ハーバードで最大の履修者がつめよせた「伝説の授業」を完全文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • ポジティブ心理学というものがあることを知った。いいこと探しや人に親切にすることや自分に優しくすることなど、できることはたくさんありそうだった。いいと思ったことはぜひ行動に移して習慣にしたいと思った。

  • 【感想】
    決して内容は悪くないんだけど、薄っぺらすぎる。
    薄くて広いこの手の本は、正直読む価値があまりないんだよなぁ。
    頭に全然残らないし、(個人的だけど)メモの内容が増えるので面倒くさい。
    それこそ「リフラクション」もできないでしょう。

    まぁ、学生に対する授業としては、この手の授業は為になるんでしょうね。
    「人生を変える」かどうかは、それこそ学んだ内容を実践するかしないかでしょうが。


    【内容まとめ】
    1.「リフラクション(反映させて行動する)」
    2.毎日1~2分ほど感謝する時間をとる
    →あなたが感謝できることは何ですか?自分の人生で有難いと思うことはなんですか?
    3.週3回、1回30分間の運動を行うことは、抗うつ剤服用と同じような効果
    4.80対20の法則(パレートの法則)


    【引用】
    p3
    「リフラクション(反映させて行動する)」
    →教えてもらったことを実際の行動に移すことで、理論を自分のものとして吸収することができる!


    Work 1「感謝する」
    ・エモンズ、マッカローの研究結果
    毎日1~2分ほど感謝する時間をとる
    →もっと幸せになって、意志が強くなり、エネルギッシュで楽観的になった。
    人に対してもっと優しくできるようになり、手伝いも積極的に申し出ることになった。

    息子に、「今日面白いこと何があった?」


    「あなたが感謝できることは何ですか?自分の人生で有難いと思うことはなんですか?」


    p18
    Work3「運動をする」
    デューク大学医学部 マイケル
    週3回、1回30分間の運動を行うことは、抗うつ剤服用と同じような効果
    =運動しないのは、うつになる薬の服用と同じ効果のようなもの


    p24
    work4「仕事への考え方を変える」
    ・自分のために学び続ける
    →幸福で成功している人は、ずっと学び続けています。常に疑問を持ち、周りの世界に対する好奇心を持ち続けているのです。

    ・勉強の内容は2つの分野
    ①自己啓発
    ②仕事に関連する知識習得
    →それぞれの分野について、過去・現在および将来的に役立つ事を学ぶ!
    →毎日決まった時間を勉強に充てる

    教育者 パーカー・パーマー
    「何が天職であるかを本質的に教えてくれるのは、内面からの深い喜びがあるかどうかだ。仕事を苦しみと見なしがちな社会の中で、この考え方は革命的だが真実である。」


    p63
    ・80対20の法則(パレートの法則)
    完璧主義<最善主義
    2割の力で8割の結果をGETできる!
    大切なのは、80%の満足を与えてくれる「大事な2割」が何かを知ること。

  • 感謝ノートを作る=一週間、毎日感謝することを5つ書き出す。
    毎日瞑想する。
    一度にいくつもの習慣を始めない。穏やかに変化する。
    30分の運動を週3回行うことは、抗うつ剤と同じような効果がある。
    学び続ける=2つの分野=自己啓発と仕事に関連する知識。

    毎日の行動を記録する。15分間隔で。何に時間を費やしているか。ハピネスブースターを取り入れる。何をやめられるか、やることを絞る。
    思いやりについて瞑想する=感謝されたときの気持ちを心の目で観察する。
    やりたかったことをやる。失敗を恐れない。
    親切な行動以上に、利己的な行動はない。親切な行動から、究極の通貨をつねに得ることができる。
    いいこと探しの名人になる。
    感謝は最高の美徳であり、他のすべての美徳を生み出す源である。
    最高の自分を引き出すには何をすればいいか、具体的に書き出す。
    ちょっとした幸せのプレゼント、のリストを作る。パートナーに届ける。
    瞑想は簡単だが毎日行うことは難しい。たとえ1週間に一回でもやったほうがいい。あるがままを感じる。呼吸を続けながら、気持ちに集中する。
    適切な目標を立てる=達成可能なレベルとチャレンジし甲斐のある目標を書いて、適切な目標を決める。

    誰一人自分のしたことを知らない世界で、何をやりたいか。これが自分にとって一番大切なこと。
    達成までの道筋をつくる。自分への偏見を破る。

    バランスをとる=人生のバランスをとる。
    諦めることを決める。
    究極の通貨を稼ぐ=幸せと満足感を与えてくれる活動は何か。
    情熱的にやりたいと思うことをして報酬がもらえること。
    ハピネスブースターを習慣化する。
    宣言文をつくる。
    ポジティブなこと、理解し理解してもらう、人生は冒険、共感と思いやりの心、失敗して学ぶ、など。

  • ハーバードで具体的にどういう形式の授業が行われているかは分からないが、心の豊かさ、平穏、哲学を、実生活で教えるというのはいいことだと思う。
    ただ、ハーバード卒の人が、いい人ばかりではないだろう。よって、この本に書かれていることは、決して易しいことではないのかもしれない。人間は弱いということなのだろう。先人たちが繰り返して諭しても、人間は間違いを犯すし、自分を適切にコントロールすることができない。
    ほんの少しだけ、できることから始めるというのが大切。
    あとは書くこと。

  • 自分の行動を変えてくれる本
    特に習慣化のパートと勉強のパートは印象に残っている
    勉強をする事でしっかり人生を変えていける
    よい方向に持っていけるということ
    毎日学んで成長することができるから
    自己啓発のパートと自分の分野にまつわるこの2つは勉強していきたと思った
    2つの領域で改善をかけていく

  • 【おすすめの人】
    人生について考えている人
    なんかよくしたいなって思ってる人
    自己成長が好きな人

    【感想】
    ハーバードの授業受けてみたーいって
    思って読み始めたんですけど
    文献がしっかりしてる分説得力が強かったです✨
    ワークも挟んであって
    自分のことを見つめ直す時間になりました

  • この本に載っているワークはどれもすばらしいものである。しかし、それを意識して実践できるほどの時間的、金銭的余裕や体力、囲まれた環境など考えると、なかなか難しいものがある。
    つまり、知っていても実践できるとは限らないということである。知ることから行動をしたり、行動をしなかったり選択できることの難しさについて考えさせられた。

  • 読書録「ハーバードの人生を変える授業」4

    著者 タル・ベン・シャハー
    訳  成瀬まゆみ
    出版 大和書房

    p75より引用
    “ 完璧な人などいません。誰もが約束の時
    間に遅れたり、約束したことを守れなかった
    りします。
     ですから問題は、その人が自分の言ったこ
    とをすべて実行しているかどうかではなく、
    どの程度実行しているかということです。”

    目次より抜粋引用
    “感謝する
     習慣化する
     運動をする
     仕事への考え方を変える
     意義を見いだす”

     組織行動学博士である著者による、自身の
    となえる「ポジティブ心理学」理論を日常生
    活に取り入れるためのガイドブック。
    同社刊行作文庫版。
     日々への感謝から幸福を感じる障害となる
    思い込みの除去についてまで、すぐにでも始
    められる方法が紹介されています。

     上記の引用は、一貫性を持つことに関して
    書かれた項での一節。
    自分の言ったことを、全部が全部やろうと思っ
    てしまうと、そのうち何も言えなく思えなく
    なってしまうかもしれません。自分に出来る
    限りやって、より有言実行率をあげられるよ
    うにしたいもんです。
     一つ一つの項目はどれも難しいものではな
    く、始めようと思えばすぐに始められるもの
    ばかり、お金も掛からないでしょうから、あ
    とは読んだ人次第ではないでしょうか。
    「人生は、やるかやらないかだ」と、「史上
    最強の弟子ケンイチ」のサカキ師匠が言って
    いたと記憶しています。

    ーーーーー

  • 1.感謝することを習慣にする。
    2.習慣化する。
    変化するために必要なのは、習慣を取り入れること。
    決められた行動を特定の時間に行うことが必要。
    3.運動をする。
    4.自分のために学び続ける。
    内容は自己啓発と仕事に関連するものの二本立てにする。そして、毎日決まった時間を勉強に充てる。
    5.意義を見い出す。
    行動表を作り、自分の使っている時間を確認する。
    6.思いやりの心を持つ。
    7.困難から学ぶ。
    困難を克服することで幸福になれる。
    8.全てをシンプルにする。
    するべきことを減らして、生活をシンプルにしても、成功は妨げられるわけではない。
    自分の時間の使い方を見直す。
    9.プロセスを楽しむ。
    10.理解し、理解される。
    物事の良い面に注目することが、良い結果を引き出す。
    11.失敗から学ぶ。
    失敗の危険を冒しながら、困難なことに積極的に対処しようとすること(コーピング)が自信を深める。
    挑戦を避けることは、自分に対して、困難や失敗に対処できないとメッセージを送り続けていることと同じ。
    12.完璧主義を手放す。
    最善主義(現実の制約の中で最善を尽くそうという考え方)を身に付ける。
    失敗やつらい感情を受け入れる。
    13.価値ある行動をする。
    パレートの法則に従い、大事な2割に集中する。
    14.安全圏から出る。
    やりたいと思いながら、失敗を恐れて出来なかったことに挑戦する。
    15.感情を味わう。
    自分の感情をあるがままに受け入れ、その感情に寄り添う。
    16.一貫性を持つ。
    約束を果たす。
    17.最高の瞬間をつかむ。
    18.長期的な関係を作る。
    19.親切な行動をする。
    20.いいところを探す。
    21.ありがとう。を言う。
    もちろん、感謝の手紙もよい手段である。
    22.回復する。
    23.パートナーシップを築く。
    24.解釈を変える。
    人は出来事そのものに対して反応するというより、その出来事への自分の解釈に反応する。これが、認知療法の基本的前提。
    従って、認知の歪みがあることが分かったら、その出来事に対する考え方を変え、違うように感じればよい。
    25.子を育てる。
    手を貸すことで、短期的に子どもの人生を快適に出来ても、長期的に大切なスキルを身につける機会を子ども達から奪っているかもしれない。
    26.振り返る。
    27.悲しみに打ち勝つ。
    時には感情に任せる。
    28.期待をコントロールする。
    適切な目標を立てる。
    29.自分に優しくする。
    30.成熟する。
    31.本来の自分に戻る。
    自分に嘘をつかない。嘘をつくことで、ストレスを感じ、疲れてしまう。
    32.分からない。を受け入れる。
    ただ歩くことを習慣にする。そして、五感をフルに使う。
    33.嫉妬から学ぶ。
    負の感情を抑制しようとすればするほど、その感情は激しさを増し、自分を支配する。
    まず、その感情を認めることが、克服する第一歩。
    34.内なる声を聞く。
    35.自分の感情を理解する。
    36.受け入れる。
    但し、受容の精神は万能薬ではない。
    時には、自分を受け入れられないこと自体を受け入れる。
    37.偉業を観察する。
    全ての成功には、そこに至る過程がある。
    38.ありがたい敵を作る。
    39.可能性を信じる。
    幼い頃、誰かに言われたことや、自分が思ったことで持っている自分への偏見を打ち破る。
    40.人を伸ばす。
    41.決断をする。
    決断をしなければ、失敗もない。
    リスクを冒さなければ、成長はあり得ない。
    42.安心できる場所を作る。
    チームワークのよいチームは、より多くのミスを起こすのではなくわより多くのミスを報告していた。
    もし、間違いをする自由がなければ、自由には全く価値がない。
    43.親密な関係を作る。
    44.バランスをとる。
    完璧ではなく、ちょうどいい。をまず目指してみる。
    あきらめることを決める。
    45.お金を理解する。
    収入が人生の満足度に与える影響は一時的なものに過ぎない。
    46.本当の目標を知る。
    通常、経済的な目標のほとんどは、自らの欲求に深く根ざしたものではない。それは外的要因から生まれる。
    その目標をブレイクダウンし日々の行動計画に繋げる。
    47.天職を見つける。
    仕事を労働、キャリア、天職。のどれと捉えているか。
    意義、楽しみ、強み。を考えることで、天職、人生の道のりについて考えることができる。
    48.気持ちを切り替える。
    自分にとってのハピネスブースター、幸福感増幅行動は何かを考える。
    49.深く根を張る。
    幸せにしてくれた過去の体験を分かち合う。
    50.心を開く。
    手に入れたいものがあるならば、自分にはそれを手に入れ、楽しむ価値があると考えなければならない。
    自分で自分を過小評価してはならない。
    51.未来から今を眺める。
    死を意識すると生への意識が変わる。
    52.全体を振り返る。
    行動、習慣、考え方の変化を整理する。
    人生で一番大事なことは、結局、知識ではなく行動だ。

    本書に書かれてることを一気に行動にすることは難しいが、継続的に行うことで、人生をより良くすることができるだろう。

  • 売れそうな題名ですが、人生は変わりませんでした(笑)
    自己啓発本は相当読んでいるので
    「そうやんねえ、知ってるわ」
    ぐらいなもんです。

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