どんな本でも大量に読める「速読」の本 (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
3.84
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本棚登録 : 727
感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479304807

作品紹介・あらすじ

速読界を席巻した"高速大量回転法"は、フォトリーディングなどの速読に挫折した方はもちろん、速読未経験の方から積読している方まで、さらには読書が苦手な方まで実践できます。「速読って難しそう」「あまり深く読んでなさそう」そんな誤解も今日まで!特別な技術も練習も必要とせず、その割に本の内容を覚えられて深く理解できます!

感想・レビュー・書評

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  • 面白い!!
    速読の本当の目的
    読み方のテクニックではなく、じぶんの知識の蓄積【ストック】が本の文に反応して 無意識に目を通して感じとる読み方!!

    これは確かにそうだ…
    自分の不得意な分野の本などは読むスピードが落ちるが、得意分野は予備知識があるから読むスピードがあがる。

    自分は実用書の場合は目次を見て
    まずどんな本で何を伝えたいのかを理解してから読むとスピードが上がる

    この本だと目次を数回目を通し、前書き、後書きも数回通してから読むと良いらしい

    あと自分の場合は小説の読むスピードを上げるコツは【映画化やドラマ化されてるかをチェックし、予告動画を見てから読む】すると劇的に読むスピード上がるので やっていたが どうやら正解みたいだ!!

    んじゃその知識の【ストック】ご何か?って事でこの本に書いてたのを少し…そのまま…

    ◯次にある ことわざが書かれていますが
    わざと語順がバラバラになってます。
    それを一瞬見て並び替えてなんという ことわざになるか?

    いきますよぉ~






    【に上も三の石年】



    これを一瞬で、無意識に「石の上にも三年」と読めたら
    あなたの知識のストックが文に反応してるってことらしいです

    これは自分も読んでてビックリしました(^ー^)

    こういう読書の仕方を、あーだこーだ書いてある本は
    本当に楽しいですねぇ

    ※だから話は変わるけど 結局俺が何を言いたいかって言うと…
    【この季節になると 仕事中に道の駅等で採れたてのタケノコを毎年ついつい買っちゃうよね?】って事!!

  • 「当たり前のことしか書いていない」というレビューをよく見る。目次を読む、同じ本を何度も読む、その本に関する知識があるから早く読める…確かに、テレビや本、もしかすると学校や親からも言われたことが書いてあるようにも思える。

    私自身、読む本に関する知識があることの大切さは気づいていた。そもそも、ブクログをつけ始めたのは「古典を読めるようになるため、まずはそれに関する易しい本から読み進め、知識を増やし、登山のように、徐々にステップアップするための記録、応援」ツールとしてだったからだ。

    だけど、まさか速読の本で
    ・次から次へと読みたい本が出て来て追いつかない。読みたい、という思いが冷めないうちに読むにはどうしたらいいか
    ・読みたいと思った本を何年も放置しておくようなことをしないで済むようになるにはどうしたらいいか
    ・読みたい本が難しくて内容が頭に入らない、理解できないときはどうしたらいいか
    など、長年私が本当の付き合いで考えあぐねていた答えが提示されているとは思ってもみなかった。だからこの本は、速読の魔法の杖を期待している人は「当たり前」過ぎる内容にがっかりするかもしれないが、読書体験に不満を持ち、悩み、行き詰まっている人には光明の一冊となるかもしれない。私はこれを読んで、結局、私がしたいことは、「たくさんの本を読む」ことではなく、「いかに本を読みたいと思う自分の気持ちに少しでも答えてあげられるようになるか」ということだと気付いたからだ。

    ただし、この本を読む前に、偶然、この本の内容と同じことを教えてくれたセミナーに参加していた。なので、この本の内容に関するストックがあり、この本が言いたいことがより深く理解できた、ということを種明かししておこうと思う。

  • 視線の移動とかそういった「技術」とは違い、速読の考え方などが学べる本。既に持っている読者のストックが重要であり、速読はダウンロードではなくストックとの反応だというところに共感。速読に興味ある人にはお勧めです。

  • 速読の活用や本来の意味や本質に、気づかされた良いキッカケをくれた本。
    ただ、アンチフォトリーディングなのが気になる

  • 速読=速読技術✖︎知識のストック

    ただの速読ハウツー本ではなく、速読や読書の本質を教えてくれたような、そんな一冊でした。

    また、「読書する前には読書後の得たい成果を目的化する」という読み方に警鐘を鳴らしており、ずっと自分が意識してた読み方だったので、衝撃でしたし、著者の考え方に触れ、目的化や検索型の読書の危険性に納得できました。

    今までたくさんの本を読んで来ましたが、自分の中にストックされていた「読書の本質」の価値観を変えられた、そんな一冊でした。

  • 本当に良書です。 豊かな人生の一助になるというくらい 僕にとっては一生モノです。 こんなに価値のある情報を今知ることができて本当に良かった。 実は僕も「速読幻想」を追いかけていたクチです。 この本の中に速読に関する全ての答えがあると言っても過言ではありません。これこそ速読です。 いわゆる速読本の中で 僕が本当にためになったと思うのは 本書と苫米地英人さんの「ほんとうに頭がよくなる速読脳のつくり方」の2冊です。 生まれて初めて本物の知的好奇心を感じているような、そんな気がします。

  • 本書では速読へのアプローチとして同じ本を何回も繰り返して読むという戦略を勧めていた。1つの本を何度も読むという発想は目から鱗だった。

    この本では本を人間として捉えているように感じた。本とうまくコミュニケーションを取る方法として高速大量回転法という独自の速読法を紹介していた。また、積読に対しても普段気になるあの人と会話してみたいな、というような気持ちが大事だということを主張していた。

    非常に読みやすく、また、新たな視点を自分に与えてくれたたのしい本だなと思った。

  • そもそもの大前提として、1回読んだだけで本の内容を余すところなく理解しよう。と思うことが間違いだ。と気付かされた一冊。

    目次でざっくりとどんな内容が書いてそうか、を理解し、本文に入っていく。

    何度も何度も繰り返し素早く読んで、頭に入れていく。

    わかっちゃいるけどまだ実践はできない笑
    でも、目次を何度も読む。というのは今も行っていて、物凄く有用なので続けたいなと思っています!

  • 普通

  • 「本を読むのではなく、本を読んでいる自分を読む」

    【感想】
    腹落ちする速読法が書かれていた。
    今年の目標である週3冊読書を達成するために、学んだことをフル活用したい。

    【まとめ】

    ●ストック(知識や情報、経験)の大きさが読む速さに影響するため、いかにストックを最大化するかが重要
    ・何かを読むときは、自分のストックを使って読んでいる
    ・質よりも回転数を上げる読み方が良い

    ●速読する際に気をつけるポイントは2つ
    ・音に出して読む癖をなくす
    ・内容を「わかろう」とする癖をなくす

    ●読書の目的は、ストックを変化させること

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著者プロフィール

宇都出雅巳(うつで・まさみ)

速読×記憶術の専門家。トレスペクト教育研究所代表。

1967年生まれ。東京大学経済学部卒。出版社、コンサルティング会社勤務後、ニューヨーク大学に留学(MBA)。外資系銀行を経て、2002年に独立し、トレスペクト経営教育研究所(現・トレスペクト教育研究所)を設立。35年以上にわたり、記憶術と速読を実践研究し、脳科学や心理学、認知科学の知見も積極的に取り入れた独自の勉強法を確立。その勉強法を使って自らも資格試験に継続してチャレンジしている。TOEIC990点を獲得したほか、難関とされるCFP試験に一発合格。2021年には公認会計士試験にも合格した。そのほか、受験生・ビジネスマン向けの講座・個別指導、企業研修や予備校講師の指導も行う。NHK・Eテレなどメディア出演も多数。現在は監査法人に勤務。

「2022年 『2倍速で読めて、忘れない 速読日本史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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