87歳、現役トレーダー シゲルさんの教え  資産18億円を築いた「投資術」

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478119181

作品紹介・あらすじ

◎投資歴68年をこの1冊に凝縮!昭和・平成・令和の相場を見続けバブル崩壊、リーマンショックも乗り越えたカリスマ個人投資家の投資術を徹底「初」公開【資産17億円】【月6億円トレード】デイレードがなにより大好きで、命の続く限り現役トレーダーを続ける!◎投資歴68年を洗いざらい全部書いた!・資産10億円がバブル崩壊で2億円に激減・66歳で初めてパソコンを買いネット取引開始  ・毎朝4時にインターホンが鳴るワケ・株を買うときは「1:2:6のルール」・機関投資家との闘いには負けない・損をしてもクヨクヨしない!・全部見せます!ある日の取引◎貧農生まれから、資産17億円シゲルさんが教える「投資の知恵」・損をしてもクヨクヨするな・ほかの投資家の心理を読め・勘と成功体験に頼るな・投資は「休む」ことも大切・人よりお金を稼ぎたいなら頭を使え・苦しくても人の逆を行け1936年(昭和11年)、二・二六事件が起きた年、兵庫県の貧農の家に4人兄弟の末っ子として生まれた。高校を出してもらってから、ペットショップに就職。そこでお客だった証券会社の役員と株の話をするようになった。そして19歳のとき、4つの銘柄を買ったことが株式投資の始まりだった。あれから68年、高度経済成長、ブラックマンデー、阪神大震災、リーマンショック、東日本大震災、コロナショックーー時代の移り変わりと危機をこの目で見てきた。バブル崩壊では10億円あった資産を2億円まで減らしてしまった。しかし資産が10億円まで増えて、減ったとはいえ2億円も残ったのだから、バブルには感謝だ。今、資産は17億円まで増え、月6億円を売買しながら、デイトレーダーとして日々相場に挑んでいる。お金を増やしたいのは二の次、ただただ楽しいから毎朝2時起きで株のことを考えている。本を書くことになるなんて思ってもみなかったが、どうせ書くなら読んでくれるみなさんの役に立ちたい。だから、隠しごとなしに日常生活から投資法まで全部書いた。デイトレードは究極の脳トレでもある。ボケてる暇はあらへんで!【目次】Prologue 87歳★現役デイトレーダーPart1 19歳で投資を始めて68年Part2 デイトレードで80銘柄を月6億円売買Part3 シゲル流「1:2:6のルール」Part4 下がったら買う、上がったら売るPart5 デイトレードは究極の脳トレ

感想・レビュー・書評

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  • 著者、藤本茂さん(1936~)は、現役の個人投資家の方です。

    本書の内容は、次のとおり。

    ---引用開始

    【目次】
    Prologue 87歳★現役デイトレーダー
    Part1 19歳で投資を始めて68年
    Part2 80銘柄を月6億円売買
    Part3 シゲル流「1:2:6」のルール
    Part4 下がったら買う、上がったら売る
    Part5 デイトレードは究極の“脳トレ”

    ---引用終了


    すごいと思うのは、株の売買を続けていること。
    いくら好きなことでも、続ける気力があるのは素晴らしい。

  • にわかシゲルさんファンになる!

    投資の素人には参考にはならないけれど、この先の生き方にとても刺激を受けたのだ。
    この本は人生訓である。

    チャート、これからはロウソク足で見るようにします!レベルが知れますね(笑)

  • ローソク足など分かりやすく解説していて投資の参考になる。

  • 日本のバフェットと言われる人ということは、この本を読んでみてわかった。投資歴はなんと70年。すごすぎるとしか言いようがない。本書の内容は、投資の心得が中心に書かれている。私が印象に残ったことは、自分の頭で考えて投資を行うということである。何となく今の相場は上昇トレンドであるとか、有名人がおすすめしている銘柄であるとか、そういう投資スタイルでいると、痛い目に合うということである。シゲルさんの投資スタイルは至って基本に忠実であると思う。欲張らない、高くなったら売り、安くなったら買う。この当たり前の基本動作ができれば勝率が上がるという。とにかく自分の頭で考え、投資判断を行う、このスタイルは株の投資だけでなく、仕事にも準用できる考え方であると思う。この本は定期的に読みたい本であり、投資するしないにかかわらず、万人におすすめしたい本でもある。

  • 2024年13冊目。満足度★★★★☆

    会社四季報の創刊された年に生まれた、87歳の現役国内株式専門の個人投資家が著者

    主にデイトレで資産18億円を築いた

    私とは投資スタイルがかなり異なるが、共通する・異なる考えを意識ながら読了

    何か、新たな手法が得られるタイプの本ではないが、単純に「読み物」として面白い

  • 最近売れているので、87歳のデイトレーダーによる人生訓が読めると思って購入した。しかし、デイトレーダーに関心がある人がどのように始めれば良いかという指南書的要素が強い本であった。信念を持って継続すること、頭が下がる思いだ。

  • 【現役87歳、トレーダーしげるさんの教え】
    書店をぶらぶらしている時に表紙に惹かれて読んでみました。
    ここ最近株式市場も活気があるので参考に購入された方も多いと思います。

    株に出会って生涯株と向き合って、株だけで資産18億(もっとも今はさらに膨らんでいると思われますが!)を築き上げてこられたしげるさんの考えなどが満載の著書です。

    しげるさんの考え方は明確です。

    いい会社の株を買う。
    株取引を楽しむ。
    人生を楽しむ。

    これがベースとなっています。とてもシンプルだと思います。
    ただ、それを実践出来ている人はどれくらいいるのかなぁ、なんて読みながら思います。

    そして、文中にはさまざまな経験から学んだ相場の格言が記されています。私もよく聞いて納得したものがあります。

    例えば、
     「相場のことは相場に聞け」
     「山高ければ谷深し」
     「半値八掛け二割引」
     「人の行く裏に道あり、花の山
    などですが、その中でも

     『頭と尻尾はくれてやれ』

    これはその通りだと思います。
    何事も欲張らずに程々に利を積み上げる姿勢が大切ということの教えだと思います。

    他にも四季報の読み方、あるいは年4回発売されるそれぞれの季節によって読み方が異なることの理解は目から鱗でした。

    当たり前ですが、株取引では「自分の頭で考え、ほかの投資家心理を読むこと」が大切ですが、これは何事にも通じることであるとあらためて考えさせられました。

    87歳になっても死ぬまで生涯取引をしたいというしげるさん、最後にこのようなことを仰っておられます。
    心技体が何よりも大切だということです。

    株価の値動きに一喜一憂することなく、その場で最適な行動をとることができる冷静な心。
    ここだというときに売買する技術。
    健康な身体と資金面での体力。

    人間は弱い。それを覆すのには、よほどの鍛錬が必要と。

    生き字引のようなしげるさん、とても学びの多い著書です。

  • 非常にタメになった、1日、2日で読み終わった本と出会ったのはいつ以来か。

    著者の気持ちも素直に伝わってくるし、説明もわかりやすい。
    この本を参考にして、自分なりの投資スタイルを追求したい。

    定期的に改めて読み直したい、本棚に入れておきたい本。

  • これは読んでよかった本!
    モチベーションを上げてやる気が出た。
    反面、注意するポイントや気持ちを整理することができた。
    年寄りに負けてたまるかー♫

  • 買って数日で読み終わる。
    熱中する何かを持てば、幾つになっても健康的で楽しく過ごせる事を学んだ。
    知識量や経験からくる判断力は幾つになっても強化していける事を学んだ。

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