15歳から学ぶお金の教養 先生、お金持ちになるにはどうしたらいいですか?

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 613
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478112533

作品紹介・あらすじ

2022年から高校の家庭科の授業に「投資」が組み込まれる。
しかし親も教師も、どうやって「投資」を教えていいのか戸惑うはず。そこで指針となる考え方を示したい。
「お金持ちになるにはどうしたらいいのか」をテーマに、図版などを多用し、
わかりやすく「お金」の仕組みを解説、「投資」とは何かを説いていく。
大人が読んでも勉強になる内容を目指す。

実は多くの日本人が経済の仕組みをよく理解しないままに大人になっている。
かつてはそれでもよかった。みんなと同じように学校へ行き、みんなと同じように就職し、
みんなと同じようなことをやっていれば、「中流」くらいにはなれた。
しかし時代は変わってしまった。
情報通信技術が急速に発達し、世界の経済勢力図も大きく塗り替えられた。
教育も変わっていかないと、日本はこの先、不幸になってしまう。
変わりゆく世界の中でどうやって生きていくべきか? 
本書は「教養としての投資」の高校生バージョンと言ってよい。若者にとっての経済の羅針盤となるだろう。

感想・レビュー・書評

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  • 良い。
    わかりやすい。ありがとうの代償が儲けになるとは、よい表現。
    会社選びは給料よりも、自分が成長出来るのを重視。儲けは後から付いてくる。

  • 図書館より。題名を見て高校生向けに投資の方法とかを説明してるのかと思ったけど、価値とは何か?価格とはなにか?だったり、ありがとうの総量をお金で評価するのが資本主義だと話したり、経済のしくみや会社のしくみなど、若いうちから知っておいたら良かった事がたくさんわかりやすい言葉で書かれていた。面白かったし、読みやすかったけど、心に残るかと言われると、そこまででもなかった。でも相手が何を求めているのかを考える様にしたり、好きなことを徹底的にやり抜くと言うのはすぐに取り組めることかなと思った。

  • ありがとうの総量をお金で評価するのが資本主義であり、利益は常に社会の問題を解決した対価である、と定義して丁寧にわかりやすく解説。人や企業の持つ価値にも複利が適用され、時間を味方につけて増えていくという考え方には、なるほど!と納得。全体的にとても読みやすくマネーリテラシーを学びたい人にはおすすめの一冊。

  • お金のことよくわからん人は読んでおいた方がいい。
    自己投資と株式投資を続けることで複利効果を得続けること。

  • 普通の15歳にはこの内容は実感できないと思う
    でも新卒のときに読みたい内容。

  • 「お金」とは何か、「投資」とは何か、といった基本的なことを、長期厳選投資の運用実績を積んだ著者がわかりやすく解説してくれます。

    「お金持ちになるにはどうしたらいいですか?」という本のタイトルに目が行くかもしれませんが、その前に付いている「15歳から学ぶお金の教養」という言葉の方が、この書籍の本質な気がします。

    「お金」について、そして、それを取り巻く「経済」や「投資」や「会社」等について、今まで勉強する機会が少なかった人に非常におすすめです。

    「ありがとう」の総量をお金で評価するのが資本主義

    という考えは、長期投資をしてきた著者だからこその捉え方で、そこを軸とした展開は、とてもしっくりくる内容でした。

  • お金の基本をわかりやすく解説。
    社会人はみんな読んだほうがいい。

  • 背ラベル:338.1-オ

  • 経済学の本だった。上部だけの話ではなく本質に迫っていて良い意味で予想外だった。
    高校生に刺さりそうな話の持って行き方で分かりやすくて終始興味津々で読めそう。

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著者プロフィール

投資信託「おおぶね」ファンドマネージャー。農林中金バリューインベストメンツ株式会社(NVIC) 常務取締役兼最高投資責任者(CIO)。京都大学法学部卒、ロンドンビジネススクール・ファイナンス学修士(Master in Finance)修了。1992年日本長期信用銀行入行。長銀証券、UBS証券を経て2003年に農林中央金庫入庫。2014年から現職。日本における長期厳選投資のパイオニアであり、バフェット流の投資を行う数少ないファンドマネージャー。機関投資家向け投資において実績を積んだその運用哲学と手法をもとに個人向けにも「おおぶね」ファンドシリーズを展開している。著書に『投資家の思考法』『教養としての投資』『先生、お金持ちになるにはどうしたらいいですか?』(いずれもダイヤモンド社)がある。

「2023年 『マンガでわかる お金を増やす思考法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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