- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478109502
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起業のお勉強。
■PFMF
スタートアップの本質は、それまで存在しなかった市場を作ることであり、場合によっては、既存のやり方を根本から覆してしまうような「10倍~20倍以上」の効率的なソリューションを提案することだ。それを実現させるには、まだ見ぬ少し先の未来に対して、最適化する視点が必要である。私はこれをPFMF(Product Future Market Fit)と呼んでいる。
■VCをやっていたときに投資判断するときやスタートアップを審査ときに必ずしていた質問
「あなたが解決しようとしている課題の現状の3つの代替案を教えてください」
「それに対してあなたの提供するソリューションは、顧客から見たときにどう優れているか定量的、定性的に教えてください」
■フィージビリティとスケーラビリティの両立
…いきなりTech touchメインのSaaSで、システムオンリーから始めるのではなく、まずはコンサル事業の(High touch)から始める。その中で、徐々に標準化とシステム化を進めていきSaaSに転換(ロータッチ/テックタッチ化)していく。
例えば、コンサルで展開しながらも一定のパターン化ができる箇所を見つけ出し、そこはシステム化していくなどのロードマップを作っていく。
■イノベーションモデル(型)
1.中間プロセスの排除
2.バラバラな情報を集約
3.新しいコンビネーション
4.タイムマシン
5.ローエンド破壊
6.バンドルのアンバンドル化
7.使われていないリソースの活用
8.戦略的自由度
9.アービトラージ
10.As-a-Service化
■スケール前の段階におけるスタートアップの平均人数
成功したスタートアップがスケールする前の平均メンバー数は7.5人未満。
一方、失敗したスタートアップはスケール前のタイミングで20人近くに達している。
■OKRとMBOの違い
グーグルが実装して有名になった目標管理方法だが、MBOと異なるのは、最初に到達できないような非常にチャレンジングな定性的なObjectを決めてから、それに対する主要な成果を定量的な指標を使って決める点だ。
■エレベータピッチ
我々は(対象カスタマー)の抱えている(ニーズ)を満たしたり、解決したい。
(プロダクト名)というプロダクトは、
(重要な利点、対価に見合う説得力のある理由)をカスタマーに提供することができる
このプロダクトは(代替手段の最右翼)とは違い、
(差別化の決定的な特徴)が備わっている
アナロジー:”我々は、(アナロジー)である”
■ショートピッチ
・Tag Line:一言で言って自社のサービスは何か?
・Issues/Solution:どういった問題を解決しようとしているか
・Market Size/First Market Segment:どれくらいの潜在的なマーケットがあるか?今後どのくらいのサイズになりそうか?最初はどの市場セグメントから行くのか?
・Why Now?:なぜ今なのか?
・Traction/Insight:現在のトラクションは?どんなインサイトを得たか?
・Why us/Team:実績、専門分野、企業の経緯、なぜ自分たちがやるのか?
・Defensibirity:どうやって競合優位性を構築するのか?
・Business Model/Key KPI:どういったビジネスモデルか?ビジネスはスケーラブルか?
・Competition/Current Alternative:競合や代替案は?
・Business Roadmap:スケールするためのビジネスロードマップは?
・Big Ask:どれくらいの資金調達を考えているか?
■インサイトとは
・なぜマーケットがあると言えるのか?潜在的な市場はどれくらいのサイズがあるか?
・(トラクションがあるなら)なぜカスタマーは、あなたのサービスに熱狂するのか?
・他の現場の代替案ではなぜ十分でなく、あなたのサービスを選ぶのか?
・マーケットにどのような変化があったのか?(新しい流通チャネルが生まれた?新しいテクノロジーが誕生したから?コストが劇的に下がった?新しいカスタマーの需要に対して、供給が追いついていないところはどこか?なぜ今なのか?) -
辞書として使う
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起業のやり方や始め方がわからない人でも何からはじめていいか、
またわからないことがあったときに何度も読み返すことのできる本 -
起業の科学に味をしめて著者が作った2作目。やはり2代目は駄作になりがち。起業を科学するという熱意が1作目より落ちた印象。究極的には理論的な網羅が難しいという謙虚さを失っている気がする。でもめっちゃ読んだ。いっぱい書いててすげぇけど、もうこれ全部読むくらいなら仮説検証に時間割いた方が学びの質は良さそう
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久々に気になるところを読み返した。
不安になったりわからないところ、他者に意見を聞きたいところを中心に読む辞書的な存在。 -
企業に必要な今時の戦略まとめ。
知ってることが多いと思って関連書籍を読んで納得。大体知っていることだった
だが、これをひとまとめにしてフレームワークに言語化した点が本書の魅力だろう。
ただ、科学かと問われると参考文献の先を読まないとわからない箇所も多い。
後半のマーケティングとファイナンスの話は知識薄い分野なのでなるほどとはなった。 -
パクリじゃない。そう言われても載せたほうがいいから載っているんだ。ステージ毎にもう一度読もう。
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面白い