アウトプットする力 「話す」「書く」「発信する」が劇的に成長する85の方法

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.81
  • (13)
  • (31)
  • (13)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 356
感想 : 40
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478108086

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 日本人はアウトプットに慣れていない。私自信もインプットばかりで身にならない事がしばしばだったが、なぜ身にならないのかしっかり考えた事がなかった。

    本書は、分かりやすく、アウトプットの必要性からやり方、状況に合った応用の仕方、今のSNSを使った流れや考え方など、『痒い所に手が届く』感覚でポイントを教えてくれている。
    個人的には、この本を読みながら、この本を使ってアウトプットの練習をするのも結構楽しかった。

    もう少し若い時にこの考えを教えてくれたら…なんて考えるが、今からでも遅くない!やりたいことに挑戦するために、このアウトプット方法を参考に勉強(発信)していきたいと思う。
    厚みもあるので、読書初心者には新書よりハードルが高いかもだけど、一から十まで全部通しで読まなくても、必要な所の抜き出し読みもありだと思います。

  • なんなんだこれは。何も中身がない。1割もアウトプットされてない。コンテンツが何もなくてもアウトプットできるよー、本だせちゃうよー、って体現してるのか。

  • 明治大学文学部教授なので伝え方がとても上手です。
    具体的なアウトプットのやり方がわかり、
    とても学びの多い1冊でした。
    何気に投稿していたInstagramも自分なりにひと工夫を加えてアウトプットしようと思います。

  •  アウトプット前提のインプットに切り替えていこうぜ!というのがメインメッセージだが、これが今の自分にはぴったりで確かに〜!と膝を打った。学生の頃は何に使うのかもよく分からない知識をとにかく、受験に出るからという理由で必死に詰め込んでいただけだったので知識の定着に時間がかかっていたのだ。社会人になってから実感したのは必要な場面で必要に駆られて勉強するとかなり吸収が速いっぽいということ。
     現代社会はSNSや検索エンジンの普及などで毎日インプット過多になっている。理想はインプットした知識を変換したり、掛け合わせたりして、新しいアイデアや自分にしか作れない価値をアウトプットすること。だが、日本人の気質なのか知識を蓄えて満足してしまって、アウトプットや実践に踏み切っている人は少ない。確かに自分もそうである。
     自分が実践していきたいと思ったのは、映画や本など、「自分の好きなテーマでベスト3をセレクトする」だけの簡単な作業でも良いアウトプットになるということ。いざ選ぼうとすると、過去に行ったインプットを振り返ってリスト化し、好きだと思うものを直感的に選び、なぜそれが好きなのかを深堀りしてかんがえることで、自分のこだわり、オリジナリティを改めて知ることになる。そうするとセレクトには個性が生まれてくるので、立派なアウトプットになる。これをさらにマイナーでニッチな分野に自分が好きなものを突き詰めていくとタモリ倶楽部とかマツコの知らない世界に出てくるマニアたちになるわけだ。人は他人の偏執的な熱狂に興味を感じる。自分が作家や映画監督でなくても、自分のアウトプットとして表現する手法はいろいろある。

  • アウトプット型にシフトするほどにインプットもうまくこなせるようになるという考え方には同意です。理想は1:9でアウトプット中心、というのは自分には少し難しいですが、もう少し学んだことを何か書いたり伝えたりする比重を増やしてみようと思いました。常にアウトプットするための視点でいることで日常生活で身の回りのものにも敏感になりますね。それから、誰か他者へ向けてアウトプットするということは、社会的に人とのつながりが意識されるという意味でも、自分だけの世界観にならずに、健康的でいいですね。アウトプット中心になると生き生きしてくるそうですが、確かに斎藤氏が生き生きしているのは感じます。殻に閉じこもるのではなくて学んだ結果もっと生き生きできるようなアウトプット中心的な勉強の仕方を意識したいものです。

  • アウトプットは練りに練った1本より「数」で勝負!
    ■「質より勇気」でとにかく発言
    ■「無茶ぶり」は素直に引き受けてみる
    ■アウトプットを前提にインプット
    ■雑談にオチや結論を求めない
    ■相手の話を広げるあいづちを打つ
    ■よい文章を3つだけ選んで書評を書いてみる
    ■実名でアウトプットして自分ブランドを高める
    本やネットからたくさんの知識をインプット、文化や芸術にも精通し、豊かな教養を身につけている。
    インプットしただけで満足。それを発信したり、何かの成果に結びつけたりする意識が足りないのでしょう
    知識をただ溜め込むだけでなく、発信しているうちに、そこから新たな発想がふと生まれます。
    広く深く物事を知っているだけでなく、普段の会話やSNSで豊富な話題を提供し、多くの人を感心させる
    こんな、インプットとアウトプットの両面に優れた人は、いかにも「できる人」という感じがします。
    では、インプットとアウトプットを同時に増やしていく思い切って“超アウトプット優先" にシフトしてみることで「インプット1:アウトプット9」の割合‼️
    「話す」「書く」「発信する」というアウトプットをするにあたってのテクニックと、SNS全盛時代に踏まえておきたい心得もふんだんに紹介。ぜひ、読んだだけで終わりにせず、明日からとはいわず、今日からアウトプットのスイッチを入れてみましょう!アウトプットする力がつけば、どんな問題にも立ち向かえるようになります。
    トラブルに直面しても逃げずに解決策をアウトプット

  • アウトプットすることの大切さについて学べる本です。インプットした知識をアウトプットしていくことが、「自己実現」に繋がっていくことに気づけました。具体的な話も記載してあり、私はさっそく実践することができました。日々の生活に取り入れることができ、参考になると思います。

  • わかりやすくて今すぐやりやすいアウトプット事例がありました。
    読書感想文のあたりなんて特にそうやっていいんだ!と思えました。

  • 斎藤孝さんの本は何冊目かだが、この本も非常におもしろかった。1:9でアウトプット。無茶ぶりは受ける。など実践できなそうだけど、この1/10くらいは実践してみよう。

  • わかりやすい。
    スピーチでも文章でも長く考えて、短くしていくのがいいと思っていたけど
    スピーチは、短くから練習していけば、要点がちゃんと絞られたものになるらしい。
    最初は15秒からスタート。余計なことは言えないので、ポイントをしぼる練習になる。そして、30秒、45秒と1分スピーチにしていく。
    書くことが本当に苦手。下手でも数をこなしていくしかないのかな。
    もう少し書く機会を増やそうと思う。

全40件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

齋藤孝の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×