- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478107775
感想・レビュー・書評
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毎朝「はろはろやっほー」とつぶやく藤野さんの本です。
なんで毎朝同じことをつぶやいてるんだろう?って思ってましたが、この本の中でその理由が書かれてました。
人生100年時代の中に生きる私たちが、長い人生を元気よく生きるためのヒントが書かれているように思いました。
やっぱり「習慣」が大切ですね。
「浪費か投資か」を自問することや、お金のかからない「行動や時間の投資」を少しずつ積み上げていくことの大切さを、藤野さんのわかりやすい文章で丁寧に解説されています。
まぁできてるかなーと思うところもあれば、全くやれてないなーと思うところもあり、まだまだ投資家みたいに生きれてないなと思ったりしながら楽しく読めました。
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筆者の考えがわかりやすくまとまっており、読みやすく、20代、30代向けにお勧めです。
投資本ではなく、生き方・人生戦略を投資家の思考を取り入れ行動変革を促す、生き方の指南書だと感じます。
この本の主旨は、投資家が当たり前に考えている『思考』を手に入れ、日々の『習慣』を変えること。これが不安な将来を打ち破る人生戦略となる。
■ポイント
投資→エネルギーを投入して未来からお返しを頂く行為
エネルギー→主体性✕時間✕お金✕決断✕運
お返し→目に見える資産、目に見えない資産、明るい未来
■印象に残ったところ
時間をかけることで価値が増す、したがって今の時間をダラダラ過ごして浪費してはいけない。瞬間瞬間を大切に過ごし、長期目線で取り組む姿勢。
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藤野さんの生き方・考え方がまとめられている。
投資家というとガツガツした印象があるが、藤野さんは聡明で暖かみのある人なんだろうなと感じた。
印象に残ったのは、何か行動を起こした際、「それは投資か?それとも浪費か?」と自分に問う習慣。
投資意識を持って何事もチャレンジしたいと思う。
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最後の方はちょっと小手先のテクニックみたいな感がありましたが、前半は頷き通しで、子供や周りの人に須らく読んでもらいたいと思いました。投資がお金だけの話ではなく、自分という存在にレバレッジをかけてリターンを得ることだという意味合いを再確認できた気がします。
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「すべての行為の前に"これって投資?それとも浪費?"を自問自答する」これを実践しようと思います。
2019.1.13 -
【この本のお気に入り】
☆これからの時代、自己投資する以外ありえない
☆投資とは、エネルギーを投入して未来からお返しを頂く行為である
☆「時間」という見えない資産を、未来からリターンを得られるように使う。
↳そういう発想ができるかどうか。投資家みたいに考えることができれば、「今の行動」そのものが変わる
【はじめに】将来の安全を打ち破る人生戦略
◎解決策は、とてもシンプル
↳1:若い内にたくさん稼ぐ
↳2:支出を抑える
↳3:長く働き続ける
↳4:収入の一部を投資に回すこと
※どれか1つが正解ではなく、収入や生活に応じて4つを組み合わせていく
【プロローグ】「リスクと向き合う」ということ
◎リスクとの向き合い方が「二極化」を生む
↳失望を最小化する人たち
↳希望を最大化する人たち
◎何もしないリスク
↳リスクを下げる努力をしつつ、良きタイミングで挑戦する
◎マーケットの上下でも「ブレない軸」
↳マーケットが上がろうが下がろうが、「自分の軸」を持ち、行動や生活リズムを変えないこと
【思考1】「投資家の考え方を授けよう」
☆投資とは、エネルギーを投入して未来からお返しを頂く行為である
◎日本の偉大な投資家→本多静六さん…造園技師/投資家/日比谷公園など
↳収入の四分の一を天引き貯蓄し、それを株式に長期投資した
◎思考が変わると「今」が変わる
☆「時間」という見えない資産を、未来からリターンを得られるように使う。
↳そういう発想ができるかどうか。投資家みたいに考えることができれば、「今の行動」そのものが変わる
◎未来を切り開く「エネルギー」の中身
<主体性>
◎10億円あなたに差し上げるとしたら…何をするか
↳生活のために働くことから解放された時、改めて「自分がどうしたいか」という問いかけになる。
↳色々な言い訳でやっていなかった人生の目標や目的が見えてくる。
<時間>
◎目先で損をしているように思われても、回り回ってリターンが得られる可能性が信じられる場合は、堂々と「時間」を割くべき
↳リスクヘッジとして、全く別のスキルを身につけることを考える
◎明らかな無駄は削れ
↳明らかに無思考なせいで非効率なことをしているのであれば、効率化をするための時間を取り入れるべき
◎「可処分時間」を見える化しよう
<お金>
◎その支払に「自覚」はあるか
<決断>
◎無限の可能性の中から1つの選択肢に絞り、残りの可能性を捨てる
↳これが決断するということ
↳「好き嫌い」を再考せよ
<運>
◎「運が良い」というのを口癖にする
【習慣1】今日の「過ごし方」が未来へと繋がる
◎すべての行動の前に「これは投資か浪費か」という自問自答するクセをもつ
◎投資家流アウトプット 旗を立てて人前に出る
↳発信する人に、人/物/金が集まってくる
↳夢や目標は大きければ大きいほど、「言ったもの勝ち」になる
◎投資家流タイムマネジメント
↳朝を制する人が主導権を握る
↳勉強をやめた人は、人生の成長が止まる
【習慣2】長い人生で「必要な資産」を増やす
◎「ありがとう」を連鎖させる
◎「ほめること」はタダ
◎投資家の学び、勉強は一生やり続けるものだ
↳一流は「メモ魔」である
【おわりに】サラリーマンの「虎」になれ!
◎「この仕事を、会社を自らが選んでいる」という意識を持て
◎主体的に、会社を利用する存在であれ -
2024/02/24読破
一言
お金だけではなく、「行動の投資」を意識すること
感想
お金の投資ではなく、行動の投資という着眼点は面白かったです。打算的な行動を言語化されているなぁという印象でした。行動では、失うものは少ないのでどんどん信頼を貯蓄できるように投資していこうと思いました。押忍
下記は印象に残った点
p213
相手の褒めるポイントを常に3つ探しておく
相手の変化に常に留意すること
p247
女性は先端部分 爪、靴
男性は中心部分 首元、ネックレス、ネクタイ
p236
自己紹介は30秒と3分で使い分ける。
名前、所属、今やっていること(自分がやっていることと、相手の関心がある折衷)を30秒で話す
→人に関わる仕事が好きで、今はリハビリの仕事をしています。
3分の自己紹介
起承転結のあるエピソード
・自分の仕事を目指した想い
・仕事の変遷
・最近起きた会社での出来事
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2023年元旦に読み終わった本。自己投資を行う!と決めた。ペルシャ語、水泳、読書、旅。
投資家の心構えを説いた本だが、それは投資家だけでなく、あらゆるの人が投資家のような意識で生きたら、長い人生、生き生きと仕事し、成長し、お金に困らず豊かに生きていける。
私が一番沁みたのは、「運」。物事がうまく行った時、自分だけの力で成し遂げたなんてそうそうない。運が良かった、と思って謙虚に行こう。失敗から学ぶことは大事だが、学びと反省したら、所詮は運だから、といつまでも引きずらず次へ行こう。運が支配している事を理解しつつ、淡々と努力し続ける。ただ、運をつかむタイミングを逃さないよう、いつも、自分は運が良い、と思っていよう、という事。
また、自分の目、耳で人に直接会って聞こう。ドンキがエリート女性ファンドマネージャーから過小評価されていたが著者が店に足を運んで、若者で夜な夜な賑わう様子を見て、自分は伸びると思ったという話は象徴的。
良い会社は、理念がしっかりしている事、従業員が明るく、挨拶してくれる、とか当たり前の事書いてる、と思いきや、成長や投資のリターンってすぐに返って来るものでなし、毎日の積み重ねに他ならないという事。
朝の時間の有効活用、読書、挨拶する等は、まあ、他でも聞いたな…個人的にはお腹いっぱい。あ、こういう姿勢はいけませんな。
投資の要素
自分の中の「主体性」を養い
「時間」と「お金」の使い方に自覚的になり、
「運」の流れに身を任せながら、
人生の「決断」をする
投資とはエネルギーを投入して、未来からお返しをいただく行為。
好き嫌いの軸で動く。
全ての行動の前に、それは投資か、浪費か?を自問する。
意外だったのは、日本人は自己的で、自分、もしくは自分の会社さえ豊かであれば良いという考えをするという指摘。日本人が寄付しないのは、自己的な考えだからだという。日本人は周りに親切で優しい、と言うじゃない?それは物差しが違うのか。利他の意識が社会を潤し、ひいては自分も潤し、豊かになることを目指そう、と。それは確かに、と思う。一方で、海外特にアメリカは寄付文化。まあ、アメリカは寄付すると税金対策になると言う仕組みがあるので、うまい。 -
「投資家」になる本ではなく、「投資家みたい」になる方法を教えてくれる本。
投資家みたいに考えることができれば、「今の行動」そのものが変えられる。
自分のこれからの行動を変えてくれそうなメッセージがたくさん詰まった良い本でした。
① 投資には決断する力が必要。ただ何となくや、言われたことだけやるではダメ
② 「自分は運が良い」と思い続ける。そうすると視野が広くなり、チャンスを見つけられる。
③利他の気持ちを常に持つ。寄付をする。
④ 「損得」よりも大事なのは「好きか嫌いか」
★投資は「小さく、ゆっくり、長く」が原則。
「まずはやってみる」ことが大事。
「未来を信じる人」が続けられる。