- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478105870
感想・レビュー・書評
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ソフトバンク孫正義社長が使用するプレゼン資料を手掛けた著者のノウハウ本。
資料作成を学ぶのであれば、当著「プレゼン資料のデザイン図鑑」と5万1544枚のパワポ資料をAI分析して導き出されたハウツーが記載されている「科学的に正しいずるい資料作成術」の2冊があれば十分と感じている。
全ページにわたり、当たり前だけどうまく表現できなかったポイントの解決策が提示されているうえに、正解がひと目でわかる超良本。
特に、グラフや図解、表スライド(テーブル表記)などの美しい載せ方が非常に参考になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ソフトバンクの孫正義社長へ直接プレゼンを何度も経験し、また孫社長が使用するプレゼン資料までも手掛けたことのある作者のノウハウが学べる良書。
駄目な例とその改善をした良い例を、見開きでポイントを押さえて紹介しています。
プレゼン資料で図や表、PRがごちゃつくことに悩んでいたので大変勉強になりました。
こんな時はこう、この場合はこの理由でこうだ、と理由が明確に示されているので実務で役に立てられそうです。ありがたい本でした。 -
資料をパワーポイントで作るにあたって凄く参考になった。やっぱりイメージって大事で、スライドの作り方の本はあってもビジュアルやどう見せるかまでを具体的に書いたものは少ないからこういう本はありがたい。
プレゼン資料の基本的なイメージ図が見れたから、これからの資料作りにかなり役立ちそうだ。
左に図、右にキーメッセージといった基本スタイルをまずは身に付けて、そこに慣れたら発展させていけばいい。
少しかじった状態で、資料を作ってみたけど、分かりやすさが格段に良くなっていた。後は「キーメッセージの抜き出し方」や「取捨選択」をどこまできちんとできるか。
それと「アペンディクスの活用」なんかを上手くやれるようにしたら良い資料、分かりやすい資料を作れると思う。
ただ、この本はスライド作りの際のビジュアル部分に特化しているから、資料作りの基本と併せて利用するのが大事だと思う。 -
ここまでは?
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資料作成にかける時間が短くなった。すごく分かりやすいし、資料の文字が多くなりがちな方は読むべき
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1日でザーッと読んだ。
(割と分厚いが、サイズはややコンパクト。けど重い。)
本書は著者のこれまでの「社内プレゼンの資料作成術」「社外プレゼンの資料作成術」をまとめたようなダイジェスト本。
なので、上述の本を読んだあとなら、「復習」として、ザーッと読める。
2冊の本で学ばせていただいた内容が凝縮されていて、かつデザイン図鑑というだけあって、デザインの仕方についてまとまっているので助かった。
改めて自分のプレゼン資料と比べると見やすいのがわかる。
本書のエッセンスが、改良の手助けになった。
プレゼンの前にまたパラッと読んでみたい本。 -
ちょうどパワポのデザインって
プレゼンにすごく重要だと思ったタイミングで、
本屋で本書を見つけた。
以前『社内プレゼンの資料作成術』を読んでいたので、
関連性があるとより分かりやすいかと思い本書を購入。
パラパラめくってそのままになっていたけど、
今更ながら全ページ読んだ。
下記は本書のポイント。
・社内プレゼンと社外プレゼンでは資料作成法は大きく異なる
・キーメッセージは13文字以内
・グラフは徹底的にシンプルに
・グラフは「左」、メッセージは「右」
・写真は「全画面」が基本
・スライド・サイズは「4:3」が主流
・1スライド1メッセージ
・マジックナンバー3
・使用フォントは「HGP創英角ゴシックUB」
・背景透過や帯透過を使用
・英語フォントは「メイリオ」
・フォントは50サイズ以上
・スライドに適度な余白を残す
・体言止めで短くシンプルに
・1スライド1グラフ
・グラフとメッセージの重複を避ける
・コーポレートカラーを使用
・「半分の高さ」を意識する
・項目名をコンパクトな「略称」にする
・数字は棒グラフの上に置く
・「実績」と「予測」は明確に分ける
・単一事項の実数の増減は「棒グラフ」
・アンケートは「横グラフ」
・トップ3〜5に絞る
・「ワンカラー効果」
・強調したい部分だけ切り離す
・割合を示す場合は「円グラフ」
・複数事項の増減は「折れ線グラフ」
・構成比の推移は「折れ線グラフ」
・FAQで万全のアペンディックスを
・1000px以上の高画質の写真を使用
・左に画像、右にキーメッセージ
・全画面表示をして空きスペースにキーメッセージ
・ターゲットに近い写真を使用
・写真の背景をカット「背景の削除」
・ネガティブな印象を与えたいスライドは、画像をモノクロ
・多画像効果で説得力
・過去はセピア色で表現
・「7ヒッツ理論」で記憶に残す
・迷ったら「フェード」
・画面切り替えは「フェード」が基本
以上 -
プレゼン資料のbefore&afterが見開きの左右ページで比較できる。「ネガティブメッセージは赤」など、解説も端的でわかりやすい。
どこに気を配って資料を作ればよいかがわかってくるのでセンスが磨かれるし実用的。