デマの影響力 なぜデマは真実よりも速く、広く、力強く伝わるのか?

  • ダイヤモンド社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478104873

作品紹介・あらすじ

世界規模の調査が暴いた恐るべき真実――デマが感染症を拡げ、戦争を起こす。全米震撼のベストセラーついに上陸!

感想・レビュー・書評

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  • 嘘を信じるメカニズムとは [評]永田浩三(武蔵大教授)
    <書評>デマの影響力:北海道新聞 どうしん電子版
    https://www.hokkaido-np.co.jp/article/712511?rct=s_books

    デマの影響力 | 書籍 | ダイヤモンド社
    https://www.diamond.co.jp/book/9784478104873.html

  • すんごい厚さとその知識量、データ量、分析の幅に胃もたれしそうになる現代SNS論の大著。
    フェイクニュース、他者の価値判断に影響を受けるユーザー、匿名性やプライバシー保護、デジタルマーケティング、相関関係と因果関係の違い、アルゴリズムと人間の相互関係による影響の及ぼしあい。
    めちゃんこ勉強になりました。

  • 真実よりも10倍も速く、広く、力強く伝わるデマ。デマの影響力を約600ページにも渡り、エビデンスを用いて説明した本である。
    正直全文を1字1句読むのは断念し、流し読みになってしまったが、ソーシャルメディアの恐ろしさは自分の想定以上に大きく、もう何を信じて良いのか分からないレベルに来ているように思う。これに生成系AIが入ってくれば更に状況は難しくなるだろう。極端ではあるが、SNSには触れないというのが騙されないためには一番いいのかもしれない。(情報入手速度は遅くなるが、、、)

  • フェイクニュース、アテンションエコノミーをfacebookなどの SNSの事例を用いて説明。
    インフルエンサーエコノミーはもはや脅威ですね。

  • なぜ真実よりデマに影響力があるのか。

  • 図書館新刊コーナーから。
    長くて難しそうな本を、2週間で読むチャレンジ。
    筋トレみたいな感じで借りてみた。

    気になった問題点は3つ。
    ①SNS上は類友だらけ。なので似たような情報が集まる。似たような考えで判断し、似たような行動に移る。
    ②フェイクニュースは、内容がショッキングなので広まるのが速い。
    ③SNS間の乗り換えができないので、新規が入れない。

    なので、多様性に向かわせるような仕組みや、正しい情報であることを知らせる仕組みが必要。とのこと。

    フェイクニュースを作ってどういうものかを学ぶという、「バッドニュース」のブラウザアプリは気になる。

  • 産経新聞202287掲載 評者:石川幹人(明治大学情報コミュニケーション学部教授,認知情報論,超心理学研究)
    日経新聞2022827掲載 評者:鈴木謙介(関西学院大学社会学部准教授,理論社会学)
    東洋経済2022910掲載 評者:渡部沙織(東京大学医科学研究所公共政策研究分野特任研究員,医療社会学,社会学博士)
    ダイヤモンド2022917掲載 評者:竹添嘉子(紀伊国屋書店販売促進部和書仕入課長)

  • 東2法経図・6F開架:KW/2022//K

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著者プロフィール

シナン・アラル
科学者、起業家、投資家。MITの経営学、マーケティング、IT、データ・サイエンスのデヴィッド・オースティン教授、MITイニシアティブ・オン・デジタル・エコノミー理事長、MIT社会分析研究所所長。ソーシャル・アンプ社、フミン社でチーフ・サイエンティストを務めた後、新興企業をハイプ・マシンにまで成長させることを目的とするベンチャー・ファンド、マニフェスト・キャピタルを共同設立。フェイスブック、ヤフー、ツイッター、リンクトイン、スナップチャット、ウィーチャット、ニューヨーク・タイムズなどと緊密に連携して研究活動を続けているほか、現在ではイギリスの国立のデータ・サイエンス研究機関であるアラン・チューリング研究所(ロンドン)や、ノルウェーのレスポンシブル・メディア・テクノロジー&イノベーション・センター、ブラジルのデジタル銀行の先駆けとなったC6バンクなどの諮問委員を務めている。

「2022年 『デマの影響力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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