全試験対応! 直前でも一発合格! 落とされない小論文

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 230
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478104354

感想・レビュー・書評

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  • 自分もよく陥るような小論文のミスをしっかり確認できる本でした。

  • 小論文の重大ミス 

    ①問題文の指示に正しく答えていない

    例)「あなたは何故本県の教員を志望しているのか」
      →”本県の”理由を書かない

    聞かれていることはなにか?を整理してから書き始める。


    ②「具体的な言葉」でかけていない
     ・「具体的」とは「読み手にイメージがすぐ浮かぶ」こと
     ・「数字・事実・固有名詞・見たこと・聞いたこと」を書く
     ・「問題文で書かれていること」は必ず具体的にかく。

    ③「資料」を正しく扱っていない
    例「資料☓より●●ということがわかる」と、記述と資料の対応関係を明確に。

    どのグラフの、どの数値を元にして、どんな解釈をしたか、をすべて書く

    ④要約が「本文の切り貼り」になっている。
     ・要約文「だけ」を見て内容が伝わるか。

    ⑤課題文を無視して自分の意見を書く

    ⑥課題文の趣旨をそのままなぞって書く

    ⑦無駄な言葉が多い
     答案の中身を深めるために役立たない言葉、あってもなくてもどちらでもいい言葉は、全て削除する。
     前置きを書く場合は、本文の主張を深めることを書く。

    ⑧解答のバランスが悪い
     ・答案を書き始める際に字数配分を考える
     ・均等に配分すると決めつけず、出題者の意図と試験の性格を踏まえて判断。
     ・「詳しく書かなければ伝わらないこと」に配分の比重を置く。

    ⑨消極的な表現で印象を落とす
     ・断定調で言い切る
     ・「数字」「独自の事実」「固有名詞」など具体的な内容を書く
     ・まとめの部分は、抽象的であってもポジティブな言葉を使って書く。


    ⑩話の流れが整理されていない
     1.聞かれたことにストレートに答える
     2.話をかたまりで分ける
     3.「1つ目に」「2つ目に」「まず」「次に」など、どういう展開で話が進んでいるか明示する。


    ⑪課題解決型の問題を「一点突破」で押し切る

    ⑫事前に準備した筋書きやキーワードを書く

     

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/615149

  • 具体例が多くて、参考になった。

  • 昇格試験の役には立たなかった。

  • 816.5||I44

  • 採点者が読んですぐ理解できるための文章構成のポイントは次の3つ
    ①聞かれていることにストレートに応える
    ②話をかたまりで分ける
    ③「1つ目」「2つ目に」「まず」「次に」などの言葉を使い、どういう展開で話が進んでいるのかわかるようにする

  • 図書館で借りた。
    入試とか向けね

  • 大学入試も、社会人になっても人生のターニングポイントで重要なファクターとなる小論文。
    小論文は技術で構成されて、技術を使えれば高得点がもらえる。しかし、小論文の書き方って教わらないよね。

    小論文の提出を求められたら、必ず読んでほしい一冊、

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著者プロフィール

インターネット上の文章指導塾「ウェブ小論文塾」代表。
京都大学文学部国語学国文学科卒。元NHKアナウンサー。
高校時代、独学で小論文の書き方をマスターする。現役時に大阪大学文学部、翌年の再受験で京都大学文学部、慶應義塾大学文学部、就職試験ではNHKの採用試験を突破(すべて論文試験あり)。
2014年に独立し「ウェブ小論文塾」を開校。大学・大学院入試をはじめ、高校入試、公務員・教員採用試験、昇進試験にいたるまで、あらゆる分野の小論文、志願書等の書き方を指導。毎年多数の合格者を輩出している。


10万部を突破した人気書『全試験対応! 直前でも一発合格! 落とされない小論文』(ダイヤモンド社)をはじめ、『合格答案はこう書く! 公務員試験小論文 頻出テーマ完全攻略』(高橋書店)、『昇進試験小論文合格法』(自由国民社)、『文章が苦手でも「受かる小論文」の書き方を教えてください。』(朝日新聞出版)など多数の著書があり、文章術のエキスパートとして高く評価されている。

「2023年 『大学入試 最速で合格をつかむ 志望理由書の書き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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