採用に強い会社は何をしているか ~52の事例から読み解く採用の原理原則

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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478104347

感想・レビュー・書評

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  • 採用の事例を学び、
    自社にも活かしたいという想いで読んでみました。
    全網羅的にはどんなことをやっているかの
    イメージは出来たと思います。

    あとは、自社に合わせて実践したい施策を決めて、
    その施策の深堀りや事例ヒアリング等をやっていく
    のがよいかなと思ってます。

    【勉強になったこと】
    ・メディア経由での出会いに大切な3つのA
     Attention
     Attract
     Apply

    ・一般的に候補者は応募前より内定後に情報収集する
     傾向が強い。

    ・刺さるフレーズには「経験」「欲求」「共感」の
     いずれかが含まれている

    ・エージェント採用に影響を与える「クスリ」
     クロージングしやすさ
     スピード
     リトライ

    ・STAR面接
     過去の経験のいくつかをピックアップし、
     S:Situation(どのような状況だったか)
     T:Task(何が課題・ゴールだったか)
     A:Action(どのような行動をとったか)
     R:Result(結果はどうだったか)
     に確認することで、「行動特性」「再現性」を見る。

    ・内定辞退7つの失敗
     仕掛けが遅い
     情報が浅い
     技術が拙い
     内定が軽い
     スタンスが狡い
     戦略が荒い
     チームが弱い
      +
     フォローが弱い

    ・面接官の4つの役割
     フォロワー
     モチベーター
     インパクター
     クローザー

  • 各社の具体例なども交えているので、実践的に使えるノウハウが詰まっているかと。

    個人的には巻末の行動指針に要約されていると感じました。

    リクルーターシップ
    〜採用担当者が発揮すべき21の行動指針〜
    1 dive deep
    2 勝ち筋の設計
    3 相場の熟知
    4 気持ちシミュレーション
    5 投資と回収の意識
    6 いい空気づくり
    7 ストーリーテリング
    8 全身全霊クロージング
    9 言葉を知る
    10 主観を磨きこむ
    11 美意識を鍛える
    12 データドリブン
    13 道具を磨く
    14 工程の徹底改善
    15 苦手の克服
    16 healthy suspicion
    17 自学自習
    18 当たり前のホスピタリティ
    19 見られ方も大切にする
    20 ないものはつくる
    21 have fun

    自分の課題は12 データドリブン、14 工程の徹底改善かな。

  • 自社でできることとできないことあるけど、各採用フェーズにおける心構えや準備など、具体例もありとてもわかりやすい。

  • 実例と各論に強い本。エージェントから紹介人数を増やす方法、リファラルの原則などを具体提示と国内企業例をもとに解説してくれてイメージしやすい。
    採用に携わるなら必ずみたい良書。

    ◯こんなこと書いてある
    ・ブースへの来場率の高め方
    ・採用パンフの作り方
    ・採用のアピールポイントまとめと欲求一覧
    ・人に伝えたくなる仕組み
    ・エージェントへ提供すべき良質な情報
    ・リファラルで採用数を増やすための取り組み
    ・スカウト文面に必要なデータと温度
    ・クロージングの技術

    ◯求職者への訴求
    ・自分のことだ!と思ってもらえるメッセージ
    ・「◯◯経験をお持ちの方」「◯◯を求めている方」「◯◯でお悩みの方」「あなたも◯◯と思っていませんか」
    ・ベネフィットを証明できる事実を示せ、伝えろ
    ・他社にない差別化ポイントをつくれ
    ・不安を想定し、先回りして対応しろ

  • 久しぶりに再読
    出会う、見立てる、結ばれるの3段階で採用を分けそれぞれの工夫すべき観点を整理してくれている良書。
    出てきている事例は真似しづらいものもあったものの、本質的にどういう課題でどう考えてこうなったのか?という部分は非常に勉強になった。

    人事としてのスタンス、役割についても図解を用いわかりやすく解説されている。ある程度の採用業務をやった後に見返すと気づきが多いものだった。

  • 事例は面白かった
    (読みたい内容ではなかった)

  • 採用のジャーニーマップを描く方法。
    出会う・見立てる・結ばれる。
    この三点で語るが、出会うに半分はさいている。

    他社実例でそれぞれの項目にフォローがはいりつつ、
    ベネフィット意識な採用の入り口を考えている。
    最終的には、結ばれるにあるように内定辞退をさける戦略と
    長期ロードマップ(季節要因とか)が必要そう。
    データドリブンだなと感じる箇所もある

  • どこかの本で読んだ、『型のある人が型を破ると型破りになるが、型のない人が型を破っても型なしになる』という話が思い出された

    突飛なことも大事であるが、会社として、ひとりの社会人としてやるべきことをやったうえで、始めて応用が生まれる。

  • noteに読書アウトプットしました!
    https://note.com/yuuma1209/n/n78201df814d8

  • 体系的に整理されているため採用の抜け漏れ封じができる。全体感の把握ができる

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