なるほど、そうか! 儲かる経営の方程式 MQ会計×TOCで会社が劇的に変わる

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478104279

感想・レビュー・書評

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  •  父親の逝去で、右も左もわからずに会社経営者となった主人公のストーリーという形で中小企業の事業改革を説明している本。
     MQ会計(損益分岐点分析を更に個数×単価=個数×(1単位当たりの損益分岐点分析)という形にまで分解して分析する手法)とTOC(『ザ・ゴール』で有名な制約理論)を武器に、親の七光りと様子見だった社員を味方につけつつ経営を軌道に乗せていくストーリーである。
     この本で勉強になるのは、MQ会計やTOCをどうやって経営に結びつけるかというケース・スタディになる点もあるが、他方で、こうした道具を使って如何に社員(組織の末端)を巻き込んでいくかという事例にもなるという点であろう。

  • 製造業において有用な管理会計の仕組みMQ会計と、ザ•ゴールのTOC(制約理論)を経営に活用し、経営改善を果たしていくストーリー。

    「人事屋が書いた経理の本」の作者も監修しているが、名著と言われている↑の本はその古さ故読み切れなかったが、こちらの本は一気に読み通せた。

    また文中に登場するMQ会計をマスターするゲーム、マネジメントゲームは、孫正義も愛好する有効なゲームで、是非ともやってみたい。

    いずれにせよ、会社経営、特に製造業、中小企業の経営に関わる人は必読ではないだろうか。

  • バリューダイナミクス

  • 【読書ログ21冊目】
    紹介されて読んだ本。
    物語形式で読める経営者向けの会計本という感じで、管理バックグラウンドの人間だとあまり多くの学びをもらえるような形式ではありませんが、それでもMQ会計・TOC・バリューダイナミクスあたりの考え方は、わかりやすくて勉強になりました。
    特に在庫を持つメーカービジネスに携わる方が会計を学ぶのには参考になると思いました。

  • ほぼ素人の私が読んでも分かりやすい内容でした。
    少し疑問を持つと必ず身近で親近感や興味が湧く例えで次のページに図解されていたのが私には本当に助かりました。
    ストーリー仕立てに最初は少し抵抗があったのですが、読み進める内に、主人公と疑問点や理解していく工程が読み手とリンクしてスッと入ってくる感じがしました。

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