- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478103197
感想・レビュー・書評
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普通
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右ページに要約。左ページに解説、という構成。興味がある箇所だけ読めるので、良い構成だと思う。
というわけで拾い読みだが、意外と参考になった。
「共同体感覚」があれば、人生は成功し、それがなければ、人生は失敗する。そして、「共同体感覚」を身につけるための行動には「勇気」が必要である。
勇気がない人、神経症的な人は「自分がいわば、敵国に住んでいると感じる」ほど常に緊張している。また、「人からどのように見られているだろうか?」と自分ことばかり考えて、周囲への関心が薄い。関心が薄いから友達ができない。
これでは「共同体感覚」など育みようがない。
従って「勇気」がどうしても必要になる。
勇気を身につけるには、「明日、誰をどのように喜ばせようか」と考えること。それにより得た僅かな勇気を元に、小さな行動に移し、まず一人と共同体感覚を築く。そうすることにより、「能力がある」「価値がある」という感覚が得られる。(勇気付け)
そして、その体験を広げる。母から父へ、兄弟姉妹へ、友達へ。 -
「誤った教育をしてきた人を責めるのをやめ、自分で連鎖を断ち切ろう」私も、大人なのだから、自分の機嫌は自分で取れるはず。
「心を変えるだけでは不十分だ。行動するのだ。あなた一人で始めるのだ。メリットなどなくても」まずは筋トレ…! -
オーディオブックで読了
「嫌われる勇気」で一気に火が付いたアドラー心理学ですが、あちらの強い口調や会話形式が合わなかったという人は、本書が合うかも知れません。
著者の前著『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』とあわせて本書にはアドラーの言葉が蒐集・解説されており、言葉も非常に平易ですので敷居は相当に低いと思います。
ただ、本書の筆者である小倉広氏による再編、要約がなされた上に解説が行われているので、本書が完全に「アドラーの意図した言葉」かどうかは注意が必要です。(小倉広氏を批判しているわけではなく、この手の本全般にいえる注意事項です)
筆者もアドラー心理学のカウンセラーですし、恐らく書かれていることはかなりの精度で正しいのだと思いますが、個人的にはこれはアドラーの言葉を引用した小倉広氏の考えを述べている本(それが、解説ということなのですが)であるという理解が正しいでしょう。
僕はアドラー心理学のカウンセラーになりたいわけでも、アドラー心理学の学術的な論文を書きたいわけでもないので、大意を掴むという意味で本書は大変有用であったと感じています。 -
アドラー心理学に興味があって読んでみた。
とくに心にとまったのは、共同体感覚、というのに重点が置かれていること。大事なのは同意するけれど、人と関わらないのは悪、みたいな感じがしなくもない。人付き合いの苦手な人はその専門性で共同体に貢献できるみたいなことは書かれていたけど。きっと、「一人が好き」と「他人と関わりたくない」がイコールではなく、別物であるように、そのへんは説明が難しいのだろうな。
「勇気づけ」はぜひ実行してみたいです。 -
2階心理学C : 146.1/OGU : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410164666"
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素晴らしい
繰り返して読みたい書 -
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共同体感覚を身につけるのはとても難しそう。すぐには変われないだろうけど、やる気は出てくる。読みやすくて良い。
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紀要資料
オーテピア