世界標準の子育て

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478102794

感想・レビュー・書評

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  • 人生100年といわれる中で18年ほどしかない
    子育てをより良いものとするためのレシピが書かれた本!

    具体的な例をあげて説明してくれているのですごくわかりやすい!全てを覚えて実践しなくても一度読んで章ごとのポイントを押さえていけば親としても子育てに自信を持てそうな気がした。

    子育てをする事で大人も学ぶことがあるってよく言うけど子育て本を読むことで大人として生きていく中で大事なことも学べる。

  • こういうの嫌いかなと思いつつ、評判と聞いたので先入観を持たずに開かれた心で読んでみることも大事かなと思って読んでみた。

    やっぱり嫌いだった。

    まず「世界標準」みたいな大きい主語は嫌い。普通に考えたら、「世界標準」といえば、五大陸196ヶ国80億人の中央値的なものが標準になりそうなものだけど、こういうとき暗黙の了解で「世界=欧米の中の、実はアメリカだけ」を指していることが多くて、本書も御多分に洩れずそう。「欧米」は世界のほんの一部だし、「欧米」の中にも多様性があるし、しかし主にアメリカの事情(=あくまでローカルルール)を念頭に置いて煽ってくるタイトルの設定は誠実じゃない。

    ジェンダーステレオタイプ(仕事についての話をする場面はお父さんの出番です!お父さんの職場見学をさせましょう!みたいなの)も嫌だったな。

    でもまともなことを書いてある部分もあるので★2つ。

  • 自分ガ受けた教育を反面教師として、
    子どもには自己肯定感をつけさせ、
    自分のことは自分で決められる子になって欲しいと思っていた。

    子育てに必要なのは
    1.自信
    2.考える力
    3.コミュニケーション力

    とあって、
    やっぱりそうだよね!!!と頷いてしまった。

    低年齢なので役に立つところとしては

    ▪️根拠のない自信をつける
    自分でやりたいを大事にする
    イヤイヤは自立と母子分離不安の葛藤なので受け入れる
    ただ禁止命令ではなく理由を伝える、考えさせる
    スキンシップで愛情確認
    お手伝いで成功体験を積ませる(感謝される、思考力や集中力、コミュ力など身につく)

    →いま超お手伝いブームが来ていて
    片付けや調理洗濯たたみ園の支度など色々やらせている。
    本人はノリノリで、これは親の空気を読ませているのかと不安だったが
    ちょうどいいらしいと知って安心した。
    飽きるまで色々手伝ってもらうことにする。


    ▪️女の子の育て方
    手本やルールを提示する
    まねさせる
    努力を褒める(結果は問わない

    →まさにお手伝いがこのフローだった。女の子との親和性が高いのか?


    ▪️考える力
    絵本の読み聞かせで想像力を育てる
    どれ読むか自分で選ばせる
    3歳からは質問する(親の意見も添える
    5歳から文字を日常に取り入れてゲーム感覚で遊ぶ
    覚えたら簡単な絵本を自分で読ませる

    →質問やってる!リアクション良いんだもん。同じ本でも質問変えると飽きなくて楽しいよね。


    ▪️コミュニケーション力
    ごっこ遊びにとことん付き合う(ちょっと考えさせる質問も交えて
    たくさん笑わせて感情表現豊かに
    聞く力が育つと勉強が得意でコミュ力も増す
    そのためにはまずは本人にたくさん話させる


    小受も中受もしない、中流オブ中流共働き家庭だけど
    この本に書いてある内容は
    そこまでお金をかけずに取り入れられるものばかり。
    楽しみながらまた年齢が上がったら読み返して実践したい。



    • QAZさん
      書かれていることが、私が思っていることと同じだったので、とても共感しました。
      子育てって正解がないですが、個人的には楽しめているので、自分...
      書かれていることが、私が思っていることと同じだったので、とても共感しました。
      子育てって正解がないですが、個人的には楽しめているので、自分の人生を精一杯楽しめるように歩んで欲しいと願うばかりです。^^
      2021/01/09
    • 19マムさん
      コメントありがとうございます。親子共に楽しく暮らせたらと思います◎
      コメントありがとうございます。親子共に楽しく暮らせたらと思います◎
      2021/01/13
  • 図書館で借りて読みました。

    当方、2歳と1歳の子供がいる新米母です。
    子育てをしていると、よく悩んでYahoo!知恵袋とか見てしまうのですが、
    人によって意見が違うので、なんとなく自分の都合のいい意見を参考にしていました。

    しかし、この本では「子育てには明確な答えがある」として、様々な疑問の答えが記されていました。
    世界各国の育児事情と、そこで育った子供たちの能力を統計的に見て「こんな子育てをすればこうなりやすい」といったことが記されています。
    個人差があるとは思いますが、こうもはっきりと子育ての指針を示してくれると、新米母としては助かります。
    実行したいと思ったことは下記です。
    -誉めるときはよい部分を具体的に誉める
    -本の読み聞かせをする
    -習い事を10年間継続させる(花形でなく、スキマを狙うのも有効)
    -家中の物に名前カードを貼る
    -「ごっこ遊び」に付き合う
    -こどもをいっぱい笑わせる
    -海外留学のチャンスを与える
    -こどもがしようとしていることは最後までやらせる
    -学校を調べる
    -楽しく食事をする

    もしこれが正解でなくても、親子で幸せになれるようなことが多いので、実行しようと思えることばかりでした。
    年齢別に18歳までまとめてあるので、また読み直したいと思います。




  • 父親の役割 母親の役割とでてくる点が少し引っかかるが、その点を除くと書いてあることは参考になることがたくさんあった。
    実践できそうなこと、頑張らないとできなそうなこと、自分にはなかった新しい視点からのアプローチ方、色々あった。
    関わり方に意図を持つことで子どもの力を伸ばす手助けになる、と感じた。
    うちの子は今は幼児だが、思春期に入る頃また読み直したい。手元に置こうかなと思った一冊。

  • R3.4.28再読。
    改めて意識しないといけないこと
    ◆否定ダメばかりは反抗心の強い子になってまう
    ◆せきたて言葉(早く、急いで、ちゃんとして)は失敗を恐れる消極的な子に。
    ◆命令、比較、突き放し(もう知らん、勝手にして、いい加減にして)はNG!
    ◆シャイの原因は愛情不足。もっとスキンシップ!

    『反抗の原因は自立心と、母親から離れる寂しさの葛藤』→心当たりがありすぎて、息子の気持ちを思うと涙が出そうになった。余裕がなくなり、突き放してしまう事もあり反省。思い切り受け入れてあげないとな。

    ◆人から感謝される喜びと快感をたくさん経験した子どもは前向き積極的で開放的な人柄に

    ◆諦めぐせの解決法
    自身不足→手出し口出しせず見守る
    成功体験不足→子どもの意思で選ばせる
    ルーティン欠如→日々の繰り返しを重視し、生活習慣の改善
    ◆言語力を育てる→本の読み聞かせ 3歳からは質問しながら。その際、親の意見も述べる。ママはこうだけど、〇〇ちゃんはどう?
    ◆しつけ=皆んなと楽しく快適に過ごす方法を伝えること。行動の意味を教える。
    ◆プラス暗示。あなたら大物になるよ。世界で活躍できる人になるよ。大器晩成だよ、
    ◆質問、尋問、命令になっていないか?1人の人間として雑談
    ◆食事は楽しく。小言ばかりを言わない。

  • 息子0歳8か月。今出会えて良かった本でした。

    筆者の言う通り、自信、考えるちから、コミュニケーション能力は確かに生きていく上で大切だと思います。多国籍の職場で働いているいま、強く実感しています。
    それらを子どもに身につけるために親としてどうすべきか分かりやすく一気に読めました。

    忙しい育児のあいまにも意識して子どもとかかわっていきたいと思いました。

  • ・自信
    スキンシップを取る
    上の子優先
    お手伝いで成功体験
    強みに合った習い事をさせる(10年は続ける) 
    困難な方を選択する

    ・考える力
    読み聞かせ(質問しながら)
    多読
    算数は三学年先
    選択させる練習
    議論練習

    ・コミュニケーション力
    ごっこ遊び
    笑わせる
    急かさず話を聞く
    読み聞かせ中にコミュニケーション
    集団活動の習い事
    演劇
    国際交流
    ホームステイ
    留学

  • なるほど。参考にしてみようと思う。

  • まだ子供が2歳なので、対象となる内容をざっと2時間ほどで。
    全体的に筆者の主張の根拠が示されていないことが多かった。筆者の経験的にな内容が多い。科学的な内容はあまり期待しない方がよい。(説明していないだけで根拠はあるのかもしれないが)

    また特に序盤だが、国ごとの教育の違いなど、だからなんなのだ、という内容もあり少々冗長な部分がある。

    内容としては、これといって目新しい内容はないが、0歳〜16歳くらいまでの子育て方がまとまっており、長く使えるものにはなっている。

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著者プロフィール

1966年、福岡県生まれ。明治大学経営学部卒業後、金融会社勤務を経て、幼児教育の権威である七田眞氏に師事。その後独立し、2001年、ホノルルにTLC for Kidsを設立。グローバル人材を育てるための独自の教育プログラムを開発。主な著書に、『世界で活躍する子の<英語力>の育て方』(大和書房)、『世界標準の子育て』(ダイヤモンド社)。

「2020年 『失敗に負けない「強い心」が身につく 世界標準の自己肯定感の育て方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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