最高品質の会議術

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 367
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478100547

感想・レビュー・書評

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  • 著書は前田鎌利氏。光通信やソフトバンクモバイルに勤務し、独立してプレゼンテーション講師?。著書「社内プレゼンの資料作成術」も良い本でした。

    感想。
    この本も良い本でした。著者の考え方全般に賛同してるからでしょうが、読んでて心地良い。ドッグイヤーもたくさん。

    備忘録
    ・マネジャーにとって会議術は、チームの生産性をあげる為に必須のスキル。
    ・会議は情報共有の場ではない。意思決定の場だ。情報共有だけでは何もリターンがない。
    ・良い意思決定とは、速い意思決定。拙速はダメだが、作り込み過ぎは商機を逸する。7割の勝算で意思決定し、勝負をするのが、孫正義流。
    ・会議不要論もあるが、会議は必要。腹落ちするディスカッションを経た意思決定でなければ行動につながらない。
    ・会議においては、物差しに経営理念や組織全体の方針を使いながら意思決定。
    ・定例会議は30分。前半15分がインプット、後半15分がアウトプット。短ければ短い方が良い。
    ・会議の場で進捗遅延を責めない。「で、どうするのか?」を質問し、考えさせ、意思決定する。
    ・提案書(会議資料)は、課題→原因→解決策→効果の展開でロジックを組むべし。
    ・一つ一つの意見は、結論+根拠のロジカルが基本型。
    ・資料は13文字以内の箇条書きで構成するのが原則。一度にインプットできるのは13文字。
    ・提案前にQ&A会議を行い、内容をブラッシュアップさせる。
    ・マネジャーが会議で質問する4つの観点。それは事実か?、何故そうなのか?、論理的に正しいか?、意思決定できるか?
    ・マネジャーは「自分は答えを知らない、だからこそ会議に臨み、より良い方策を決める」の姿勢が良い。
    ・上司とのショートミーティング推奨。

  • 2回目読了2023.09.16

  • 前半は具体的な会議の方法、後半はマネジメント層における会議に対する考え方。会議の種類で事前の準備や取り組み方を変えることまで考えが及んでいなかったのですぐにでも実践していきたい。

  • めちゃ読みやすい。

    意思決定ができない人
    PMOを生業としている人
    会議運営に困っている人
    議事録に困っている人

    全てに捧げたい。

    これは手元に置いておこうかな


  • 会議とミーティングの違いを教えてくれる
    会議の目的は意思決定にある

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50214895

    最近、グループ学習することが多いと思いますが、会議の進め方、知ってますか? (生命融合科学分野 大塚正人先生推薦)


  • 質のいい会議を実現するべく参考にさせていただいた。

  • メディアサロンのメンバーで会議術に興味を持つのは、おそらくマネージャーか兼任フラットかなぁと思いますが、その全員に読んでほしい本ではあります。
    問題の設定や準備の手順。またその時に大切なメンタリティーなど会議作成のイロハを教えてくれます。

    あ、あとこれはどんな読書にも言えますが、
    仮説というか、求めていることは何かを手元に質問の形で残してから本を読むと、より身になると思います。この本を読んだときは例えば「全員が実力を発揮できる会議にするにはどうするか、」とか「え?今なに話し合ってるの?とならないためにはどうするか」みたいな感じで、
    マネージャーとかは本当に会議作成なんてやったことないと思いますが、この本がバイブルになると思います。(9期たばた)

  • 会議の在り方を模索しているときに書店で発見!
    現状の課題をピンポイントで解決するヒントが得られました。
    「会議は情報共有の場ではない、意思決定の場である。」
    この一文に会議の本質が表されている。
    この本で得られた知識とデータ共有アプリ(議題、提案等を事前提出)を活用することで定例会議さえ行う必要がなくなりそうである。

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著者プロフィール

1973年福井県生まれ。東京学芸大学卒業。ソフトバンクモバイル株式会社(現ソフトバンク株式会社)などで17年にわたり移動体通信事業に従事。2010年に孫正義社長(現会長)の後継者育成機関であるソフトバンクアカデミア第1期生に選考され第1位を獲得。マネジャーとしての実績を評価され、ソフトバンク子会社の社外取締役をはじめ数多くのプロジェクトを任された。2013年12月にソフトバンクを退社、独立。年間200社を超える企業・団体などでプレゼンテーションや会議術、リーダーシップの講演・研修・コンサルティングなどを行う。著書に『社内プレゼンの資料作成術』『社外プレゼンの資料作成術』(ともにダイヤモンド社)など多数。

「2022年 『30分ファシリテーション 会議を進める技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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