- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478069646
感想・レビュー・書評
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美容室EARTHの取締役である山下氏が、いかにして人生を駆け上がったか。“超”がつく程泥臭い、かつ振り切った行動習慣の数々。真似するには気合と覚悟が必要だが、行動する人にはいつか必ず勝利が訪れると確信できる。男なら、一つでいいから真似したい。
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年収1億になる人の習慣 山下誠司
この本は、”習慣”の概念を大きく変え、”習慣”というものがいかに強力か、を教えてくれます。
今まで、何かしら習慣化しようとして失敗した人、これから習慣づけをしようと思っている人必読の1冊です。
著者の山下誠司氏は、美容業界の人なら知らない人がいない、日本最大級の240店舗を展開する美容室「EARTH(アース)」を運営する、(株)アースホールディングスの取締役。
うち70店舗をフランチャイズ展開し、(株)サンクチュアリ代表取締役も兼任している。
(株)サンクチュアリは、自社から輩出したフランチャイズ30社とともに、関東、甲信越、東海、北陸、北海道、福岡で展開し、スタッフ900名、年商50億円の規模を誇る。
本書では年収1億を達成するために大切なことについて、いくつもの要素を上げてくれているが、ここではその中の「習慣化」「早起き」「自己管理」についてまとめてみます。
1.習慣化
山下さんは習慣について、以下のように述べられています。
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能力の差は小さい
努力の差は大きい
継続の差はとても大きい
習慣の差が一番大きい
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継続を習慣にまで昇華させられると、いい意味でそこに頭を使う必要がなくなります。
人は1日に9000回以上の意思決定をしているといいます。
そして、その意思決定に大きなエネルギーを使っているようです。
成果を出している人は、できる限り意思決定の数を減らそうとしている人が多いことは有名ですね。一番有名だと思うのは、スティーブジョブズがいつも黒のタートルネックと紺のジーパンで統一していることでしょうか。
時間も、意思決定に使うエネルギーも節約して、本当に集中すべきことにエネルギーを注げる状態を作っているのですね。
2.早起き
ほとんどの人がやるべきと思いながらもできていないことランキング1位のことと言えば、ダイエットと同率で、早起きでしょう。
しかし、早起きの効果については山下さんが非常にわかりやすく説明してくれています。
ここには書きませんが、本の中では山下さんの面白いエピソードも絡めつつ早起きについて説明してくれているので、ぜひ読んでみてください。
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早起きすると
目的意識が芽生える
朝の一時間で昼の4時間分の仕事をこなせる
優越感や勝った感が自信につながる
理性的に考えることができる
2時間前出社となり2時間残業より10倍高い評価がもらえる
仕事が好きになる
朝に現実を語り、夜に夢を語る
まずは超多忙であれ
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時間だけが平等
明日からでもすぐに一番になれるもの 早起き
早起きは3億の得
超早起きは30億の得
早起き→始業2時間前
超早起き→始業4時間前
朝の2時間に億万長者は2時間残業より10倍高い評価を与える
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3.自己管理
自己管理とは自分と、そして数字と向き合うこと。
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毎日体重計に乗るだけで年収が上がり始める
目標体重と今の体重を両方答えられること
毎日自分の数字を見ている 現実を直視している
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これを読んでめちゃくちゃ直面しました。
それと同時に、スイッチが入り、これを読んで数か月ですが、自己管理と習慣化を徹底して、体脂肪率5%落としてます!!
また、自己管理できるものとして「身だしなみ」があるのだと、山下さんのことから学びました。
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身だしなみ 挨拶 接遇 を徹底すれば問題の8割は解消する
礼儀正しい挨拶はチャンスを得るための投資である
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なんだかんだ言っても、結局最初は見た目から入ることは周知の事実。
そして、見た目を気にできる人は周りに気遣いできる人でもあると思います。
ちなみに、私は学び始めた当初持っていた服がヤバすぎて、師匠に全部総取り換えを命じられた苦い思い出があります(笑)
やはり、結果を出されている人は身だしなみ(臭いも含め)気を使われているのだなと学ばせてもらいました。
最後に、山下さんの言葉で常に心に留めておきたい一節を記して、終わろうと思います。
自分をいかに客観的に見て行動を律することができるか、人からの視線に無頓着にならず、どう見られたい自分か?をイメージできているか。
それが重要であると思われる。
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人間は自分がかっこいいと思えるものにしか真剣に取り組めないもの
人間性は 【声】に出る
基本姿勢は【食べ方】に出る
生き様は 【歩き方】に出る
センスは 【フィット感】に出る
前向きさは【肌質】に出る
本性は 【弱者への態度】に出る
アースホールディングス取締役山下誠司
性格は 「顔」に出る
生活は 「体型」に出る
本音は 「仕草」に出る
感情は 「声」に出る
センスは「服」に出る
美意識は「爪」に出る
清潔感は「髪」に出る
落ち着きのなさは「足」に出る
訓話(作者不明)
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内容は主観的で非体系的、あくまでも筆者の「経験談」がベースで、自分の好みの本ではない。しかし、なるほどと思わされる部分もあった。
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1 億円稼ぐ習慣というよりもよりサラリーマンとして成功する習慣という内容の本だった。
他の自己啓発本にも書いてあることも多かったが、実践しようと思えることもあった。
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①年収一億を稼ぐためには『人に任せることが不可欠』
⇨人に任せず、稼げるなら年収1000万代が限界
人に任せるということは、人を信頼し仕事を委託すること。その時に自分がすることは、自分がしなきゃいけないことは自分がして、自分じゃなくても良い仕事は人に委託する。
②2ランク上の人のお誘いに『NO』はない。
自分のことを気にかけて、目をつけてくれたからのお誘いのチャンスを逃してはならない。例えば東京で飲もうと言われた時に自分が沖縄にいても、すぐ東京に向かう。何が何でもチャンスを拾い、自分のものにする。
③仕事場から徒歩10分以内に家があるのが理想。
仕事場から徒歩10分以内になると立地が良いなどで家賃や生活費が高くなったりすることもあるかもしれないが、その分働ける時間=成長できる時間が増えたり、周りの人から『こいつは本気なんだな』と認められ、自分に協力してくれる人が増えてプラスの方向に住みやすい。また、時間が短縮できると睡眠時間も増えるのでモチベーション・健康も維持、大切にできる。
④自分の行動が人生を決める
自分の行動で悪いことをしてたら10伝わり、良いことをしたら1伝わる。一定の人間は途中で挫折してしまい、自分はここまでやってるのに人はなぜ認めてくれないなど嘆くが成功者はその良いことをした1割を続け諦めず前に進んでいるから成功する。 -
美容室アースホールディングス取締役の山下誠司さんの本。
自身の成功を元に習慣について書かれている。
・スピードの速さは本気度の現れ。
・会議や勉強会での最前列は最後列の10回分に相当。
・挨拶は先輩後輩、目上目下関係なく自らするもの。
・礼儀正しい挨拶はチャンスを得るための投資。
・聞く姿勢は臍、顔、目を相手に向ける。
・朝に現実を語り、夜は夢を語る。
・悪いことは1やって10伝わる。
・頑張れていることを褒める方が相手は仕事の手を抜けなくなる。
・対人関係のバランスが優れている人は33%の法則。
(家族、上司、部下と3者と同じ配分33%で付き合う)
・人前に立った時の33%の法則。
夢と数字(業績)と笑いを33%の割合で話すと参加者が楽しい。 -
年収1億円になりたい。
そんな純粋な気持ちから読み始めた一冊。
ちっちゃな隙間時間でも目的のために使わなければいけない事を強く感じた。
また、お金が気づいたら無くなってる自分にとって、目的のプラスになる以外のことは使わない。と言う言葉がとても刺さりました。実践します。
フェラーリなどの現実離れした話が多く、
また、これをした。そしたら、〜できた。
と端的に書いてあったため、ほんとか?と思ってしまいましたが、端的で読みやすかったです。
1番に響いた言葉として、1番最初に掲載されてある
「能力」の差は、小さい。
「努力」の差は、大きい。
「継続」の差は、とても大きい。
「習慣」の差が、いちばん大きい。
です。
この言葉を肝に銘じて、努力を習慣化し継続していきたいと思います。
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この手の本は結構好きだし、どの本も同じようなことが書いてあるかもしれないけど、それでもなにかしら新しい発見があるものです。
今回は学んだのは「毎日重計に毎日乗る」。
数字が苦手な私にとって、毎日自分に関する数字を把握して、毎日チェックし変化を観察するくせをつけるにはちょうどいいメソッドだと思いました。
体重計買わなきゃ。 -
年収1億円になった著者の36の習慣が書かれていました。
何をするかも大切ですが、日々の心構えと習慣をやり続ける気持ちが大切なのだと思いました。
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リーダーは常に自分が『クルマ』であることを意識する。
⇒弱者である歩行者と衝突しないように、こちらの方が悪くなってしまう。立場の弱い物に気を遣う。
スタッフの数が少ないと、辞めてもらっては困るため、強く叱れない。いっぱいいれば辞めても大丈夫なので、ちゃんとしかれる。
本の内容としては、20歳〜25歳の方向けかな?
タイトルを僕がつけるなら、『20代前半の仕事術〜ストイック編〜』