ヘンタイ美術館

  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 518
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478066089

作品紹介・あらすじ

誰が一番ヘンタイか?ルネサンス、バロック、新古典、ロマン、写実、印象派まで。12人の天才が集まってガチンコ対決!

感想・レビュー・書評

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  • タイトルで読むのをやめようかと思ったけど
    ぱらぱらとめくると先日見てきたカラヴァッジオの名前が
    あったので 読んでみました。

    ヘンタイというタイトルですが
    普通に思ってる 変態とは 違うニュアンスのようでした。

    すごくこだわってる人とか 陰湿?な人とか
    巨匠と呼ばれる人たちですので
    かなり 奔放な生き方をしていたようです。
    勿論苦労も多かったでしょうけど
    でも 自分自身の 心に正直に生きた人達ですね。
    あ、、そうでもない人もいました。
    性的に鬱屈したゆえに 背中とか足とか はげおやじなどを
    絵の中に入れて 欲求不満を解消?!していたと
    解釈されていたりして。

    ひょえ~~~って いう内容でした。

    大好きなモネの事も載っていて、
    なぜ 睡蓮を何百枚も描いたのか・・・

    こういう話を知っておけば
    美術館へ行っても楽しいでしょうね~~~

    肩の凝らない本でした。

  • ヘンタイかどうかはさておき、楽しんで読めた。
    特にモネ・マネ・ドガの章がよかった。
    絵画が白黒なのが仕方がないけど残念!
    美術館行きたいなぁ。

  • これは最高!この本1冊で中学高校で学ぶべき西洋美術史は十分カバーできる。ダ・ビンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、カラヴァッジオ、ルーベンス、レンブラント、アングル、ドラクロワ、クールベ、マネ、モネ、ドガ。みんなヘンタイ(カタカナ表記がミソ)で素晴らしい。

  • 編集協力しました。

  • 生粋のアーティスト、弟子も育てず好き勝手にやってた人
    無敵の困った人
    人にすかれてしょうがないラファエル

    左翼どころか真のアナーキスト、思ったままに行動し見たままにかく自由人

    こがねむし、くーるべさんやってくれました

    見たまんまを書くだけが絵画じゃないよ
    天才な上に無頼はとくればもてて当然
    無理して理想を追うほうがよりへんたい、そこにある種の抑圧がうまれるから
    抑圧は変態の原動力
    基本やりたいようにしかできない人
    お互い自分にないもの自分と正反対のものは排除したくなる
    こころのあにきがまねぱいせん
    バレエとは本来、近代的なえろてぃをげいじゅつかしたもの
    人体の瞬間的な動きをとらえる
    薄汚い親父との対比で少女たちの純潔せいが強調されてえろがます


  • 絵をみるのは好きだけど、全く詳しくない自分ですが、タイトルに惹かれて図書館で借りました。
    とにかく読みやすくわかりやすい、画家を1人のキャラクターとしてイメージしやすい、特徴でどの画家が描いた絵かすぐわかるようになる、作品をちゃんと観に行きたくなる、という点で本当に良い本でした。
    1つ残念なのはフルカラーでないこと、カラーでみたかった絵がたくさん!
    続編も出してほしい、というかこのイベントに参加したい

  • 西洋絵画に興味を持つきっかけになった
    西洋絵画についてうっすら知ってるだけでもすらすら読めてわかりやすいと感じた

  • この手の雑学本の中では近年ダントツで面白かった。1章終わった時点で、これ相当すごい作家がついてるんじゃね?と思って著者みたら、「山田五郎」...ん??ボキャブラに出てた人やん!(←はい古い〜)てなりまして、確かに軽妙なコメントする人やったなと。言われれば文中の似顔絵めっちゃ山田五郎やん、と。
    元はトークライブの文字起こしみたいですね。台本もあるのでしょうが、説明の間に挟む例えとか、無駄話とかも面白い。(ネタ的には世代を選ぶかも。40代以降ぐらいかしら?)。当時の画家さんたちの心情の妄想も加わり想像しやすくわかりやすい。こんなトークライブ行ってみたいな〜

  • 有名画家たちの作品を通して、天才とヘンタイが紙一重であることが分かる1冊です。対話形式で書かれているので、読書に抵抗がある人でも読みやすいと思います。絵画の面白さを知りたいひとにおすすめです!! デザイン学科 2年

  • ほぼ同じ内容のものがYou Tubeにあるのでそちらの方が良いかな。
    絵画もカラーだし。

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著者プロフィール

山田五郎(やまだ・ごろう)
1958年、東京都生まれ。編集者・評論家。東京国立博物館評議員。AHS(英国古時計協会)会員。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学し、西洋美術史を学ぶ。卒業後、講談社に入社。『Hot-Dog PRESS』編集長、総合編纂局担当部長等を経てフリーに。現在は時計、西洋美術、街づくりなど幅広い分野で講演、執筆活動を続けている。『ぶらぶら美術・博物館』(BS日テレ)、『出没! アド街ック天国』(テレビ東京)など、テレビ・ラジオの出演も多い。主な著書に『知識ゼロからの西洋絵画入門』『知識ゼロからの西洋絵画史入門』『知識ゼロからの西洋絵画 困った巨匠対決』『知識ゼロからの近代絵画入門』(以上、幻冬舎)、『ヘンタイ美術館』(共著・ダイヤモンド社)、『へんな西洋絵画』(講談社)など。

「2022年 『第2期:5巻セット 〈白の闇〉篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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